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分析家の独り言 2 (言語化すること)

 クライアントさんから 突然電話が入った。「身体症状が出て、たまりません。分析お願いします」「出来れば今日空いてませんか」と。かなり辛そうだった。
症状としては、咳が止まらないことと、のどの違和感、鼻づまり等。
 このクライアントは ある程度自己分析出来、ある出来事から後、症状がひどくなっていると言う。まずその出来事を語ってもらい、こちらが引っかかったことを質問しながら、そのときクライアントが感じたこと、思ったことを言語化してもらった。すると途中で、「のどが楽になりました」と。
 こういうことが分析場面では起こる。語れないからこそ 身体の症状として出る。それを言葉にして出すと、身体化された症状は消えていく。だから 分析をおしゃべり療法ともいう。
 つぶれないように揺るぎない自分を作りたいから、分析理論を学びたいと言い、彼女は今月から インテグレーター養成講座の理論を学ぶことにした。
 分析と理論を学び、一緒に頑張りましょう、幸せ目指して。と私は心の中でつぶやきながら、クライアントを見送った。このクライアントの中に何年か前の自分を垣間見た気がした。

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2007年06月07日 00:16に投稿されたエントリーのページです。

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