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分析家の独り言 3 (母親として娘に)

 日曜日、娘と買い物に出かけた。浴衣を見たいというのでみていたが、その途中娘が、「もうすぐ二十歳になる、そのお祝いに何か一生大事にするから、アクセサリーが欲しい」と。
 それも、ブランドもので、見た人がそれと判るような物がいいと。
 とにかく見に行こうと、デパートの中のブランドのお店をひやかしに。その中の一つ、シャネルのネックレスが気に入ったよう。店員さんの「着けてみられますか」の言葉に従って、着けてもらった娘。
 気に入ったようで、「これにする」と。その日財布の中に、へそくりといつもより少し多めに入れたお金があって、なんとか買うことが出来た。
 娘の嬉しそうな顔と、「ありがとう、大事にする」の言葉。
 自分のかばんに入れて帰るが、これは二十歳の誕生日まで預かっていてと言う。高価なものが簡単に手に入ると思いたくないからとか言って。
 私は「あんたがもっていればいいやん」と言った。
 結局、家に帰るとやっぱり自分で持っていると言い、何度もながめては着けてみたりしていた様子。
 娘の嬉しそうな顔を見て、私も喜べた。少し無理をしても買ってやってよかった。
 そしてふと思い出した。私がそろそろ結婚してくれと両親に言われ、いくつかお見合いをさせられていた二十歳代半ば頃。父が何を思ったのか、真珠のネックレスを買ってくれた。なぜ買ってくれたのかよくわからなかった。私が欲しいといったわけでもない。
 そろそろ嫁ぐ可能性が出てきた私に、これくらいのものはいるだろうとでも思ったのだろうか。
 確かに買ってもらって嬉しかったが、この日の娘のような喜び方ではなかった。それは子ども(私)の側から出た要求でないため。
 子どもの要求に応えた対応、それが ALL OK です。決して子どもをわがままにするものではありません。子どもが主体性を取り戻し、自己肯定感や好奇心を持ち、その子らしく生きていく道筋をつくる対応法です。

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2007年06月19日 22:10に投稿されたエントリーのページです。

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