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八条中学 いきいきトークに参加して

今日、京都市南区にある八条中学において、地域の大人と中学生がグループに分かれ、気軽に本音で話し合うことによって、地域のよりよい人間関係を築いていくという取り組みがあり、それに参加してきた。
1年生、二クラス70名余りと、地域の大人60名余りが、体育館で長いすを四角にして、みんなの顔が見ええるように座った。
グループによって、様々であったが、私が参加したグループでは、まず中学生から私たち大人に向けて質問が出された。
例えば、「どんなスポーツをしていますか」
     「20歳になったとき、何をしましたか」
     「何歳のころが一番楽しかったですか」
     「一つだけ願いが叶うとしたら、それはどんなことですか」
     「自分を誉めてください」
     「好きな食べ物は何ですか」 などなど。
大人の方からは
     「今欲しいものは何ですか」
     「今困っていることはありますか」
     「お小遣いはいくらですか」
     「将来なりたいもの、夢は何ですか」
     「浦島太郎の話の続きはどうなると思いますか」
     「今関心のあることは何ですか」 など。
世代を超えて、互いが聞きたいことを聞いていった。
つい数ヶ月前はまだ小学生だった子ども達。今どきの中学生はどんなだろうと思いながらいたが、中学1年生ということもあってか、素直な好印象。
ただ、「今欲しいものは?」「今困っていることは?」「将来の夢は?」の質問の答えがほとんど「お金」だった。も少し違う答えを想像していた。
これは私たち大人が、お金や物を追いすぎているのではないかと、ふと思った。
クライアントの分析をしていても感じるが、世間一般に価値のあることは、経済(お金があること)、容姿がいいこと、学歴が高いこと。本当にそれが人間である私たちの生きる意味・目的、価値だろうか。それがあれば幸せといえるだろうか。もちろん生きていくためのお金は必要である、容姿がいいこともいいだろう、高学歴であればいい会社にはいれるのかもしれない。しかしそれが本当に幸せかどうか、見直してみる必要はないだろうか。
幸せな生き方とは、自分の好きなことを見つけて、それが出来ることではないか。そのためには自分を知ること。自分の特性を知って、活かすことでは、と私は思う。

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2007年07月12日 01:49に投稿されたエントリーのページです。

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