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今月のメッセージ平成19年7月分

当研究所は「ラカンの精神分析で治療します」と言っています。
問い合わせが来ると「精神分析で治療するとは、どんな方法ですか?」と尋ねられる。
「言葉を使ってするのです。」と答えると
「そうですか?」と言って電話は切れる。
そんなもので直るはずなどないと勝手に判断してるのでしょう。
「又、連絡します。」と最後に付け加えられるが、連絡が来たことはない。
人間にとって「言葉」は大切なものである。
しかし、日常生活において言葉が大事だと、どれだけの人が自覚しながら使っているだろうか?よく考えてみて下さい。
我々は産まれた時は、言葉はしゃべれない。言葉の意味もわからない。
言葉と言うものが存在していることすら知らずにこの世に出てきてる。
いつ言葉を言葉と認識し、使うようになったのか覚えていない。
気付けばしゃべれるようになっていた。
 国を動かしていく重要な立場にある人間が、次々と失言をしそのたびに追及され訂正し詫びる。
それでも許されず、引責辞任をしなければならない破目になる。
言わば言葉は、自分の人生を変えてしまう程大事なものではないか。
やっと手にした大臣の職、たった一言でやめなければならない。
 言葉で人生が変わると言えば、言葉があって言葉が影響して苦しむのだが、「うつ病」と言われる人は反対に、言葉が見つからず自らの状態を、言葉で説明出来ない事が病になっている。
この病に侵される人たちは知的レベルが高く、社会で活躍していた人に多く見られる。
何故か?知的レベルが高い為に普通は考えない所まで考え、そこに問いかけてしまう。
社会で活躍していた人は、此処でよいと言ういい加減なところでは妥協しないし、出来ない、
どこまでも自分を追い詰めてしまい答えの無いところまで行って、苦しんでいる。
治療は、その問いかけに「言葉で答える」だけである。それも自分で見つけて行く。
私は、そのお手伝いをするだけである。言葉の有効性を知り、それを自分でコントロール出来れば"自ず”と立ち上がれる。
薬では治らない。人間の人生を破綻させるだけの力の言葉ならば《人生を成功させる言葉がある。》
皆さんもあるでしょう。人からもらった大事な一言!とか座右の銘などで人生が変わり幸せな生活が送れている。
当研究所は「絶対にあきらめない」「継続は力なり」です。

金谷精神療法研究所

インテグレーター 諸法皆空(金谷章吉)

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2007年08月05日 08:21に投稿されたエントリーのページです。

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