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8月の母教室で

夏休みに入って、子どもが家に居る時間が長くなり疲れると言われるお母さん方。
さて、皆さんのご家庭ではいかがでしょうか。
子どもから、「何をして遊んだらいい?」とか、「絵を描くけど、何を描けばいい?」と聞かれ困るとのこと。「好きなものを描けばいいじゃない」というが、それでも同じことを聞かれ、それならと「ウサギは?」「くまは?」と言うと、「それは昨日描いた」とか「それじゃない」と言われ、お母さんのほうがイライラしてしまう。そうするうち子どもは「一緒に描いて」と言うのだそうです。子どもは「ああだ」「こうだ」といろいろ言うが、結局子どもがして欲しいのは、「お母さんと一緒に何かをしたいと言っているようですね」と私は言った。わからないことを聞きながら、感情的にならないで、子どもが何を言わんとしているかをつかむこと。そのうちに子どもの本音が出てくる。
ところが、そこまで付き合えるお母さんは少ないのが現状かもしれません。
自分のことで振り返れば、私自身は母に遊んでもらった記憶がほぼなく、最初から忙しい母にそれを望むこともなかったように思います。
子どもが小さい頃、私に何かを頼んでくると、まず邪魔くさい、したくない、自分でやってと思う。そしてどこかで、私はそんなことはしてもらっていない、その私がなんでそれをしなければならないの、と。母を振り回したことのない私は、子どもに振り回されたくなかったのでしょう。
こうして自分の養育状況が、子育ての場で良くも悪くも出てきてしまうのです。
過少でもなく、過大でもなく、適切に子どもに対応すること、それが「ALL OK」つまり、言われたことに対し敏速に、的確に応えること。わからないことは聞くこと。
頭ではわかっているつもりでも、いざ実行しようとすると出来なくて、文句や否定的言葉が出てしまうと言われる。それもよくわかる。それでも、葛藤しながらでもやり続けるうちに、少しづつできるようになるのです。
「まだまだだけど、去年の夏休みより、子どもと一緒にいてイライラしなくなりました」と言うお母さん。「去年も、去年より今年は子どもと一緒にいて楽ですと、同じことを言っておられましたね」と私。毎年確実にお母さんが成長されています。
継続は力なりです。最初からうまく出来なくても、やろうとする気持ちと努力が尊いと励ましながら、分析や教室で「ALL OK」の対応法をお話しています。

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2007年08月09日 16:13に投稿されたエントリーのページです。

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