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9月分析理論講座の報告

今回は新しい方の参加があり、理論とともに、子どもへの対応の仕方についていろいろな方向から解説した。
HPの症例でも紹介している子どもの非行に悩んでおられたお母さん。対応法を教えて、そのように実行してもらい、息子さんが見事に非行から抜け出された方の体験を話してもらうなど、わかりやすかったのではないかと思う。
最後に質問があり、「祖母が外で聞いてきた嫁姑の争いの話をすると、子ども(10代後半)がそれに腹を立てて、そんなのはぶっ殺したいい、という。一度機嫌をそこねると長いので、腫れ物に触るように、こう言ったら怒るだろうかと気を使い、祖母には子どもの前でそういう話はしないで欲しいうが、どうしたらいいでしょう」ということだった。
まず、子どもが「ぶっ殺す」とか」「死ね」という、過激な言葉を言うと親はビビッてしまい、「なんてことを言うのと」止めようとするが、その言葉を止めないこと。言葉で言っているうちは、殺さない。言わなくなったら危ないと思うこと。そして子どもの言葉をよく聴くこと。何のどういうところに腹を立てているのか。わからないところがあれば、「それはどういうこと」「教えてくれる」と聴く。そうして子どもの気持ちを理解するようにつとめる。よく聴いていると、ああそういうことかと共感するところもが出てくる。子どもの話す中に、子どもの本音がチラッと見えることがある。親の側の意見は言わず、聴き続ける。そうすると、子ども側から「どう思う」と聴いてくる。そのとき初めて、思うことを言ってもよい。
人は一人でも自分の言うことに耳を傾け、理解してくれる人が居れば生きられるのではないか。逆にそれがないと、孤立無縁感、孤独感の中で死にたくなることさえある。子どもの一番の理解者は親のはず。その親が子どもを恐がったり、逃げたり、否定し、拒否してどうするのか。
私も知らなかったために、たくさんの間違いをしてきた。だからこそ、知って欲しい。そして良い親子関係を築いて欲しいと願い、教室や講座を開いている。

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2007年09月15日 23:23に投稿されたエントリーのページです。

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