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分析家の独り言 19 (自分を活かす)

自分とは何者か、そして自分は何のために生まれてきて、何のために生きるのか。
男とは?女とは?の問いに、一生かかっても答えを出したい。
最近思うが、辛い子ども時代を過ごしてしまった自分。なんで私だけ・・・と嘆いてきた。
子どもの頃には、親から「子どもは親の言うことをきくものだ」と言われ、分析を知ってからは、「親は子どもの言うことをききましょう」と言われ、じゃあ一体私はいつ誰に自分の言うことをきいてもらえるのか。一番貧乏くじを引いたようで悔しかった。私のスーパーバイザーである大沢氏にそう泣き言をぶつけたこともあった。そのとき大沢氏は「それを受け入れるのもあなたのアイデンティです」と言った。そう、知ってしまった限りはやるしかない。親から受け継いでしまった悪しき性格構造は、自分の代で断ち切って、もう自分と同じ子どもは、人間はつくらない。それだけは譲れなかった。そうして分析による自己改革に乗り出してまる13年が過ぎた。
今になって、辛い過去があるお陰でクライアントの気持ちがわかり、どのクライアントの中にも過去の自分、または残りかすのような自分が見える。
私のスーパーバイザーである大沢氏は言った。「過去の経験が活きてくるときが来る。それを活かす生き方をすればいい」と。その意味がやっと身にしみてわかった。
自分を知れば、自分を活かす道を見つけられる。

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2007年09月16日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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