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分析家の独り言 22 (心とからだ)

からだは正直。心のありようがからだの症状として現れる。
例えば、あるクライアントは、子どもの話や要求を聞きたくない。自分は母に話を聞いてもらってないために、子どもの話を聞きたくない。また、聞けばそれにALL OK して応えなければならない。そうすると耳が痛くなる。何年か分析をしていると、クライアントも自己分析できるようになり、「耳が痛いんですが、これは子どもの言うことを聞きたくないということでしょうか」という。私は「その通りです。よくおわかりですね」という
また、見たくないと目がチカチカして、見にくくなるという。それは見たくないということ。例えば子どもへのまなざしを向けたくない。
分析中に解釈すると、「声が遠ざかっていき、聞こえなくなりました」ということがある。それは聞きたくないということ。解釈を受け入れたくない、言われたくない。
気付いて、受け入れれば一瞬のうちに症状は消える。
抑圧していることがあったり、怒りがたまっていたり、いろいろな理由で首、肩、背中が痛くなることもある。そうすると朝か前の日電話が入り、分析を入れて欲しいと言われる。話を聞き、クライアントが言葉で放出していくと、途中で「あれ、からだが楽になりました」と言われる。来たときは辛そうだったのが、帰りは軽快に自転車をこいで帰られる。その後姿を見送る。そういうことが何度かあると、「整骨院へ行くより、治りがいいので分析に来ました」と、クライアントが言う。
からだは心のバロメーター。心の重さはからだの重さ、だるさになる。

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2007年09月27日 00:10に投稿されたエントリーのページです。

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