« 2007年09月 | メイン | 2007年11月 »

2007年10月 アーカイブ

2007年10月02日

各地「非行」と向き合う親たちの会

各地で子どもの非行に悩む親たちの会が開かれています。
一人で悩まず、自分の話をしたり、同じように非行に悩む人の話を聞いかれるのもいいかと思います。
無理に話せなければいけないというものではなく、名前も言いたくなければ言わなくてもいいというものです。
私が今わかっているものを紹介します。

京都 「子の非行に悩む親たちの会
 日 時 : 毎月第2金曜日午後6:30~
       今月は10月12日 午後6:30~9:30
 場 所 : 京都市左京区聖護院川原町4-13(京阪丸太町駅から徒歩5分)
       京都教育センター内 1F 親と子の教育センター
 電 話 : 075-771-1150(勝見 氏 まで)
 参加費 : 500円

大阪 「非行と「向き合う親たちの会 みおの会」
 日 時 : 10月20日(土) 11月24日(土) 12月15日(土)
       午後1:00~1:30受付 午後1:30~4:30例会
 場 所 : 大阪社会福祉指導センター地下1階ボランティアルーム
       (地下鉄谷町筋6丁目駅下車4番出口出て右方向6分。近鉄上本町駅から10分)
 問い合わせ先 : ℡&FAX 06-6568-1699(月曜日14:00~16:00)
 参加費 : 800円

つくば市 「あすなろの会」
 日 時 : 10月20日(土)
        午後1:30~5:00
 場 所 : つくば市竹園公民館
 問い合わせ先 : (個人の携帯電話のためここでは載せないでおきます。お問い合わせはラカン精神科学研究所050        -1035-4401まで)
 参加費 : 300円

東京 「非行と向き合う親たちの会 あめあがりの会」
 日 時 : 10月14日(土) 
        午後1:30~5:00
 場 所 : エデュカス東京(JR市ヶ谷駅から徒歩7分。地下鉄麹町駅から徒歩1分
 問い合わせ先 : 03-5348-7265(事務局)
 参加費 : 1000円
 ホームページ 「非行」と向き合う親たちの会 あめあがりの会  [e-mail] 


非行は社会に迷惑をかけることが多く、近所の人に会いたくないため、お母さんは買い物に行くのに遠くのスーパまでわざわざ出かけなければならないと聞くことがあった。
突然子どもが荒れだし、親は戸惑う。学校へ行かない、帰宅時間がおそくなる。警察のお世話になることが出てくる。
そんな子どもにどう接していいかわからなくなる。また、親のしんどさ、悩み、苦しみを普通の人にはわかってもらえないことが多い。話せない。
そんなとき、経験者の話を聞いてみられるのもいいと思う。
一人で抱え込まないで、しんどさを共有、共感してはどうでしょう。

当研究所でも、相談、母親教室を開いています。
お問い合わせはこちらまで [e-mail]
電話 050-1035-4401
携帯 090-7357-4540

2007年10月03日

今話題の沢尻エリカさん

主演映画「クローズド・ノート」、初日舞台あいさつで、司会者が話を振っても「別に…」「特にないです」としか話さず、最後まで不機嫌さを隠そうともしなかった、その態度に批判と失望の声が相次いでいるという。
賛否両論様々あるようだが、本人が公式ホームページで謝罪のコメントを発表し、長ければ来年の1年間を謹慎する可能性もあるとか。
ネットの記事を読んだだけで、彼女についてこれ以上の詳しいことは知らないが、確かに舞台あいさつでの態度はバッシングの対象になるだろうとは思う。
21歳という若さもあるだろうが、過剰な自己愛のもと、自分だけは特別、何をやっても許されるという誇大自己を持ち、高を括っていたのではないか。それは甘えと依存のあらわれでもある。対社会に向かったとき、それは許されない。
健康な自己愛を持った人は、他者を愛することができる。(自分を愛するように、人は人を愛せる。自分を愛せないものは、他者をも愛せない)だから人をファンの気持ちを大事にし、不愉快な気持ちにさせるようなことはしないだろう。それがいくらキャラだとしても、そのときたまたま機嫌が悪かったとしても、冷静な判断をして、その場にあった態度をとる。
一方で、彼女のふてぶてしい態度をよしとする人もいる。その人たちは、自分もそのように社会で振舞いたいが、それはできない。本当は自分がやりたいことを代わってやっている彼女に、自分を重ねてみているところがあるだろう。

人は、現実の自分をしっかりみつめて、かくありたい自分になる努力をし、周りからも認められる、現実の裏づけをもっているか、肥大した自己イメージ、かくありたい自己イメージのみを見つめ、現実の等身大の自分が見えていないかの違いは大きい。後者を自己愛者という。

     コピーライト 天海有輝  ラカン精神科学研究所  http://lacan-msl.com/

2007年10月06日

分析家の独り言 24 (名前)

精神分析的姓名判断というのがある。
私たちの名前とは、ほとんどが親の無意識によって付けられたものと言える。
わかりやすく言い換えれば、親の願いが込められている。
例えば、幸せになるようにと願い、「幸子」と名付ける。欠如したものが欲望となる。その親は幸せか不幸かが関心事であったのだろう。
争うことが多いと、「和」という字を使う。「和子」「和夫」など。
あるクライアントの分析で、名前を変えたいと言われた。彼女は「ひとみ」にしたいと言う。これまでの分析を考えれば、彼女の気持ちはよくわかる。「あなたはお母さんのまなざしが欲しかったんですね」と私は言った。「その通りです」という返事。
人は欠如したものを欲する。
さらにすすんで、自我理想を名前にする。かくありたい自分の理想像をしっかりと持ち、それを名前にし、そうなると自分で決めて、それに向けて努力する。
そうして付けたのが、私たちのインテグレーター名である。

2007年10月08日

分析家の独り言 25 (対人恐怖・緊張)

対人関係において、なんらかの悩みをもっている人は多い。
クライアントの中でも、人と対峙したとき、緊張し、身構えてしまうと言われる。
それだけで、本人にはストレスで、頭が真っ白になってしまい、それが仕事上であれば、本来しなければならない業務に、何らかの支障が出ることもある。
また、親の顔色を見て、機嫌が良いか悪いかをうかがいながら、言葉を発したり、止めたりする。これは非常に疲れる。
その裏にあるのは、小さい頃から親に感情的に怒られてきた歴史がある。きつい言葉で怒鳴られ、言い分を聞いてもらえなかった。実際に手を挙げられ叩かれたことがあるなど。それが心の傷となって、その人の人生に大きな影響を及ぼす。人前で緊張する、人との良好な関係がつくりにくい、人が恐い、だから人前で話すのは極度の緊張を伴うというかたちで。
さらに対人恐怖に追い討ちをかけるのは、親が怒る法則が読めないこと。ランダムにいつキレ出すか、怒り出すかわからないため、緊張はさらに高まる。法則性がわかれば、それを回避することもできるのだが。また、同じことをしても怒られるときと、怒られないときがあるので、常にビクビクしなければならない。
そういう経験を重ねるうち、自分は受け入れられない存在であると思い、自分に自信がなくなる。
(甘えたいのに)拒否され、(自分の言うこと、要求は)否定され、(いきなりランダムに)怒られ、(親の気分で)叩かれたのでは、子どもはたまったものではない。
まず闘う自我をつくる。その辛い過去と勇気を持って向き合い、情動とともに語ることである。その出来事の時点で止まってしまった心の時計を、動かせること。語りながら、解釈を受け入れ、その事実がなかったことにはならないが、その人の日常に悪影響を及ぼさないように分析はできるのである。そういえば以前、人目で緊張していた自分がいたなぁ、というように。

2007年10月09日

分析家の独り言 26 (うつ病)

ヤフーのニュースに、『企業の「心の病」診断 広がる支援ビジネス』という見出しの記事があった。
慣れない海外駐在や慢性的な長時間労働など構造的な問題を分析し、顧客企業に合う改善方法を仕立てて提供するサービスも出てきた。昨春の労働安全衛生法改正で、メンタルヘルス対策に力を入れる企業が増加。専門家の助言を取り入れた鬱など心の病の早期発見への取り組みが本格化している、と

うつ病を心の風邪などと表現するほど、増えているもの確かであろう。
うつ病はまじめで、能力の高い人が罹患しやすい。うつ病の誘因としては、職務移動、自分や家族の病気、近親者の死、妊娠、出産、選挙の応援などが多い。
状況因では、戦時迫害(根こそぎうつ病)、引越し、負担完了(荷おろしうつ病)、新築、肉親の命日(記念日うつ病)等があげられる。
住居の変化、人間関係のもつれ、配偶者との口論、別居、新しい仕事、仕事の変化、病気、親族の死、家族の一員は家族を離れることなどの生活のストレスがうつ病の発病にに重要ともいわれる。
うつ病者をやたらと激励しないこと。決して本人は怠けているのではないので、「しっかりしろ」「気の持ちようだ」「頑張れ」と激励するのは、大きな負担となり、逆効果になる。
その当りを、家族など周りの人たちに理解してもらうのに苦労することが多々ある。
また、うつ状態の時には、環境を変えることによって改善する場合もあるが、多くの場合、人生における重大な決定は(例えば会社を辞める、引越しするなど)先延ばしにし、うつ病が良くなってからにした方がよい。
分析による治療の場合は、発達上の人格・精神障害に気付き、その再構築をする。基本的信頼の欠如が喪失を機に、抑うつ気分へと落ち込み、そこから脱出するエネルギーがないため、抜け出られなくなる。
人との信頼関係を形成しなおし、エスからエネルギーを供給するために自我の解放と超自我の調整をする。

2007年10月13日

分析家の独り言 27 (承認と賞賛)

クライアントたちは口をそろえたように、「自分に自信がない」「自分が嫌い」という。
出来ていることもあるのに自己評価が低かったり、周りがえらくみえて落ち込んだり・・・する。
承認と賞賛がないと、人は自信が持てない。人を育てるには承認と賞賛が必要。
だからお母さんであるクライアントには、子どもさんを誉めてくださいという。子どもをよく見て、監視の目ではなく、見守るという暖かいまなざしを向け、出来たことを適格に誉める。
口でいうのは簡単だが、実際に誉めようとすると難しいと言われる。自分たち自身が育ってくる中で、誉められた経験がほぼないため、誉め方がわからないと。
ああ、それもわかると思いながらも、努力してくださいとお願いする。
自分に自信がない上、自分が嫌いなので、人間関係も希薄になりがちとなる。
こんな自分では、人に受け入れられないだろうと思っている。自分がいることで、その場の雰囲気を悪くすると思っているクライアントたちもいる。
人の顔色が気になり、周りの人を気にする。
クライアントたちは、育ってくる過程で、自分の存在を受け入れられず、親からの叱責、それも感情的に一方的に怒られるか、放ったらかしのために、自分に価値を見だせなくなってしまった。
分析の中で、分析者がクライアントに承認と賞賛をしてくことも、大事なこととなる。

2007年10月15日

10月母親教室にて

夏休み明け、2学期からお子さんが学校を休みがちと言われるお母さん。
朝から子どもの機嫌が悪く、なかなか起きない。子どもが「学校へ行かない」と言うと、お母さんの方がイライラし、口調がきつくなってしまうと言われる。
それでも、子どもさんの要求には努力して応えておられる。ただ笑顔になれないと。
どうせ言うことをきくなら、余計な一言を言わずに、すんなりきいてやればいいこともわかっているが、どうしても文句の一つが出てしまう。
またやってしまったと思い、明日こそ失敗しないようにと思うが、それがなかなか出来ない。
それもよくわかる。私もそうだった。それくらい、ALL OK してもらっていないお母さんが子どもにそれをすることは大変。
それでも努力し続けつこと。やった結果は必ず出る。頑張ってくださいと励ます。
他のお母さんからも、一度でいいから笑顔で接してみてはと。子どもの反応が違ったとアドバイスがあった。
女優となって演じてもらうしかない。初めは心が伴わなくても、とにかく笑顔でお願いします。

11月母親教室の日程お知らせ

11月13日(火)AM10:00~12:00
ラカン精神科学研究所(京都市伏見区深草フチ町)で母親教室を開催します。
 日々子育てするなかでの疑問、悩みなど話し合い、症例をまじえながらアドバイスします。
 今、子どもさんに何らかの問題があっても、なくても、安心して自信を持って、楽しく子育て出来るようにと願いつつ、この教室を毎月開いています。
 お子さんの年齢に制限はありません。もちろんお父さんの参加も歓迎です。
 参加費は500円です。
  お問い合わせはこちらまで
   ℡ 076-644-8126 または 050-1035-4401 [e-mail]

2007年10月16日

ボクシングのWBC世界タイトルマッチにおける亀田家の問題について

世界ボクシング評議会(WBC)フライ級の世界戦で反則を繰り返した亀田大毅はじめ、父、兄それぞれに処分が下された。
私自身ボクシングについては詳しくなく、ときどきテレビ画面で亀田家の人たちのことは、それとなく見ていた。
その印象は、対戦相手に対する挑発的な態度。その中で聞かれる、相手を馬鹿にしたような発言。
そして今回、度重なる反則行為と、それを助長するような父と兄の言葉が問題となった。
残念ながら、亀田家の父、史郎氏には父性がない。
社会とは組織である。それは社会を構成する各要素が結合して有機的な働き(多くの部分が集まって1個の物を作り、その各部分の間に緊密な統一があって、部分と全体とが必然的関係を有する)をする有する統一体である。そこには当然ルールが存在する。
父とは、この社会のルールを教える役目がある。して良いことと、悪いことを教えるべき立場の人が、一緒になってルールを犯してどうするのか。
一家のなかだけであれば許されても、対社会となったときそれは許されない。
そういった父の下で育った息子たちは、野放しとなり暴走するのは当然といえば当然。
また父は、その一家のなかで旗頭となり、一家が進む方向を指し示すのだが、それが反則を犯しても勝つことが優先されたということか。
父、司郎氏は、「大毅にとって、1年間のライセンス停止処分はあまりにも長いと思います」と言ったが、長い短いを言う前に、親子共々社会性、ルール、スポーツマンシップを学んでいただきたい。
亀田家の人たちが今回のことをどう考え、とらえ、反省し、今からどういう方向に向かうかである。

2007年10月17日

11月福岡出張セラピー

毎月1回、福岡出張セラピーを行っています。
11月の福岡出張セラピーの日程は、6日(火)、7日(水)、8日(木)です。
福岡近郊で分析を希望される方、おられましたらご一報ください。遠方への出張であるため、福岡でのクライアントの方には分析料プラス2000円の交通費の負担をお願いしています。
ひきこもり等により、外出が困難な場合は、お宅へ伺うことも可能です。
11月より、お母さん方のための子育ての悩み相談である「母親教室」に準じて、「生き方教室」を福岡で開く予定です。
これまでの子育てを含め、生きていくうえでの、悩み・迷い・疑問などの相談や質問を一緒に考え、分析の立場からアドバイスしていきます。日時等の詳しいことは、今調整中ですので、決まり次第ここブログ上でお知らせします。
希望があれば、2名以上のグループで、従来の母親教室も福岡で開催します。
各講座(分析理論講座、インテグレーター養成講座)は、一人からでも開きます。
ご希望の方、興味・関心のある方、お問い合わせください。
電話 050-1035-4401
携帯 090-7357-4540
お問い合わせはこちらまで [e-mail]

2007年10月19日

南区人づくりネットワーク実行委員会に参加して

昨日、10月18日(木)午後7~8:30 九条中学会議室で、南区人づくりネットワーク実行委員会が開かれた。
議事は (1)「いきいきトーク」について(九条中、洛南中、他)
     (2)「南区民ふれあいまつり」への参画について
     (3)「人づくり第二回連続講座」の案内、その他
11月16日(金)総合学習の時間を使って、九条中学で、11月20日(火)には、洛南中学において「いきいきトーク」が行われる。
京都市の人づくり21世紀委員会の一事業として、中学生と地域の大人が話し合うというもの。
生の中学生の声を聴く機会はそうそうなく、これから日本の社会を構成していく若い人たちが、何を考えているのか、その一端でも垣間見られたえらと思う。
今時の子どもは、と批判するのはたやすいが、子どもは大人の反映であり、私たち大人が反省すべきことも多々ありそうだ。
年明け1月と2月にも、久世中学、藤か陶化中学でも実施される。
私も参加予定。

11月14日(水) 午後2時~4時30分 京都アスニーにて、
第二回人づくり連続講座 -大人として何ができますか-  
「ケータイ電話の落とし穴」 - 子どもたちを被害や加害者にさせないために -
講師:NPO法人 青少年メディア研究協会 調査研究員 下田 毬子氏
 ※ 講師の要望で、18歳未満(高校生以下)の方の受講は遠慮いただく旨、了承ください。
親が子どもに携帯電話を持たせる一番の理由は、「いつでも連絡が取れる、安心・安全のため」。しかし、子どもたちにとって「ケータイ」はもはや電話というより、メールとインターネット。一歩先には「親だけだ知らない」闇の世界が広がっています。知ってください。この現実を!
という講座が開かれる。

子どもたちの身近に、危険がいっぱいある。
それはもう避けられないことかもしれない。
ただ、そういうものに自ら触れ、入っていかない、また危険を察知し自分を守れる子どもに育てることが大事であろう。

第3号(07.08.20)京都良店的心のサプリバックナンバー

(株)ラボックスさんの京都良店に掲載された心理テスト(心のサプリメント)のバックナンバーです。
(Q1)あなたの好みはそれぞれどちらでしょう?AかBで答えて多いのはどっち?
1.眉毛  A.太い眉毛 B.細い眉毛
2.目   A.切れ長のきりっとした目  B.丸い目
3.口   A.薄い唇          B.厚い唇
4.ひげ  A.ひげを剃っている     B.ひげをはやしている
5.顎   A.角ばったあご       B.丸みのあるあご
6.肩   A.がっしりした肩      B.なで肩
7.背中  A.広い背中         B.スレンダーな背中
8.手   A.大きな手         B.細めの手
9.体格  A.がっしりした体格     B.ぽっちゃりした体型
(Q1)判定結果
トータルしてAが多かった人
相手に男性的(父的)なものを求めています。
それは指導力や主導力(ひっぱってくれる)、知性のある(頭が良い)人。
トータルしてBが多かった人
相手に女性的(母的)なものを求めている。
それは優しさと包容力を何より大切に、思いやりのある人。
(Q2)Q1で答えたパーツの中で、あなたは相手のどのパーツに目がいきますか?(複数回答有り)
(Q2)判定結果
眉毛 自己アピール。意志と自己顕示欲の強さを表します。
承認(見てもらいたいと思う願望) 目は「心の窓」といわれ、外界との接触に関心があり、大きい目を好む人は、注目を浴びたい自己愛者といえます。また、好奇心が強かったり、猜疑心や警戒心の表れでもあります。
甘え。口は食による受動性と、言葉によって他人と接触するため積極性や攻撃性、性的なもの。そして、大きい口、分厚い口を好人は口唇期欠損者で、甘えと依存を求めています。
ひげ 男性性の強調。ひげは、一見、男性の象徴のようですが、ひげは男の仮面に相当し、ひげを蓄えた男性は実は女性的な男性です。
あご 意志の強さを表します。
体格と体力を表し、男性的な力と自己顕示の欲求を表します。
背中 頼りがいのある人かどうかの象徴になります。つまり背中に惹かれる人は頼りたい、逆にスレンダーな背中に惹かれるのは、頼られたい人と言えるでしょう。
外界や他人との関わりに関心があり、また、手は物を持つことなどから、できる、できないという自信を表わします。
体格 がっしりした体型を選んだ人は、守られたい人、ぽっちゃり型は、包容力や安らぎを求めています。
さて、どんな結果が出ましたか?

2007年10月21日

第4号(07.10.20)京都良店的心のサプリ解説

(株)ラボックスさん発行『京都良店』の〈京都良店的心のサプリメント〉10月号の詳しい解説をします。
今回は、大きくタイプを5つに分け、あなたと相性の合う男性を、5人の男性のタイプに分けてみてみました。設問には、あまり深く考えず、直感で選んでください。

簡単にいうと、Aタイプの人はおしゃべり、Bは短気、Cは目立つ・派手、Dは几帳面、Eは受身的な人です。各々相性が合うのは、反対のタイプの男性となります。例えば、おしゃべり好きな人には、反対の寡黙でじっくり話を聞いてくれる人となるわけです。おしゃべり好き同士では、互いがしゃべるので、ぶつかってしまします。反対にもしあなたが話しを聞くタイプなら、おしゃべり好きな彼との相性がいいということになります。
甘えたい人と、甘えさせたい人の組み合わせはピッタリなことからもわかると思います。
ただし、健康な状態とういうのは、この二人の関係・役割が固定化しないことです。例えば、甘える人のことを退行的立場といい、甘えさせたい人のことを発展的立場といいます。楽なのは退行的立場の人。いくら甘えられるのが好きといっても、いつもいつもとなれば、疲れることも大変なこともあり容易ではない。
また、おしゃべりな人はいつもしゃべっているので、聞くという能力が劣等機能となり、聞く側の人は、聞くばかりなので、しゃべる能力が劣等機能となります。ならば、二人の役割を時には自由に入れ替えられることです。そうすれば、互いが劣等機能となっている面を学習し、発展していけます。そういう二人の関係をつくれれば、互いが刺激しあい、マンネリ化せず、ともに成長していけるでしょう。
分析的視点でさらに語ると、二者関係の間では、共謀ということが無意識に行われます。それは互いの無意識を相手に演じさせるというものです。
先ほどの、甘える人と甘えさせる人の組み合わせでいえば、甘えさせたい人の無意識には、甘えたいがあります。それを相手に転付して、自分が甘えたいと思うように、相手を甘えさせ満足します。逆に甘える人は、無意識下には発展的立場に立って甘えさせたいがありますが、それをすると大変なので、相手にそれを転付して、自分は甘える立場に甘んじている。この立場が固定化しているために、例えば甘える立場の人が、少しでも甘えなくなったり、発展的立場に立とうとすると、二人の関係のバランスが崩れるため、甘えさせたい人は、怒り出すなどして、喧嘩や争いとなるでしょう。どちらかが変わりたいと思っても、それが許されないため窮屈さを感じ、成長を阻まれると感じるかもしれません。
もし彼との関係がギクシャクしだしたら、知らぬ間に共謀し、自分の無意識を演じさせようと
したり、されたりしていないか、冷静に客観的にみることです。どちらかが変化を好まない傾向が見えたら危険なサインといえるでしょう。

11月分析理論講座日程のお知らせ

以前11月の分析理論講座を、ここブログ上でお知らせしましたが、変更となります。
11月は、12日(月)午前9:30~12:00です。
場所は京都市伏見区深草にあるラカン精神科学研究所にて。
講座の内容は、分離・個体化の過程の続き。

10月の理論講座では、「内在化」について説明。
特に、最初は親の禁止の言葉が超自我となる。
最近の様々な事件、例えば、ビールが飲みたかったからと、かご出し(万引き)し、追いかけてきたコンビ二店員を刺殺した少年。赤福の賞味期限改ざんや、売れ残りの商品の再利用など、超自我が内在化されているとは、到底いえない精神の構造である。
外在化の段階では、警備員や監視カメラがあるところでは、万引きしないが、そういう監視の目がなければ、簡単に取ってきてしまう。
そういう監視の目がなくても万引きなどしないのは、精神内界に超自我が内在化していて、誰かが見ていなくても、自分が自分を見ている。そしてそれはしていいことか、悪いことかを判断できるからである。一般的にはこれを良心という。

福岡での母親教室開催お知らせ

11月6日(火)~8日(木)福岡での出張セラピー中、6日(火)午後0時より2時間、地下鉄天神駅近くで母親教室(生き方教室)をおこないます。
子育てに悩むお母さん(もちろんお父さんも歓迎ですが)に限らず、分析に興味のある方どなたでも参加ください。
日ごろ生きるなかで、疑問に思うことや悩みなど、質問に答え、症例や理論を交えながら学んでください。
参加費は500円です。
詳しいことは、下記へお問い合わせください。
ラカン精神科学研究所 天海
電話:050-1035-4401  携帯電話:090-7357-4540   [e-mail]

2007年10月23日

分析家の独り言 28 (自己愛について)

次回インテグレーター養成講座のテーマ「自己愛」についてまとめながら、クライアントの言葉が思い出される。
「・・・ナルシシストは・・・身体と自己が一致することがない。すなわち肉体における心的一致とは、感情と肉体の一致ということである。・・・」(テキストより一部抜粋)
自己愛がない。そのため当然「自分のことが嫌い」というクライアントたち。あるクライアントは、「自信がない」とか「感情と体がバラバラな感じがする」と言う。「生きている実感が薄い」とも言う。「真に人を好きになるということがわからない」と。全て自己愛の欠損の表現である。
自分を好きなように、他者を好きになる。自分を愛せないものは、他者を愛せない。 
自己否定的で、自己肯定感がない。
自分が自分に持つ自己イメージと、現実の自己が一致しないために、そのギャップに悩む。
ある自己愛者は、誇大自己をイメージし、過大な自己愛を持ち、またある自己愛者は、余りにも過小な自己愛しか持てずにいる。
ほどよい健康な自己愛を持つことが難しいようである。
それら、赤ちゃんのころから、親にどう扱われ、どういう言葉をかけられてそだったかでほとんど決まってしまう。
大切に、愛され、世話されたなら、健康な自己愛が育つが、過保護・過干渉、または逆に放ったらかしであったり、否定されたり、拒否する言葉がおおいければ、ほどよい自己愛は持てない。
分析は、クライアントがどの程度の自己愛を持っているかをみ、それが過大または過小であれば、それを修正していく。それには自己と向き合うことである。

2007年10月25日

分析家の独り言 29 (幸せになる)

我々インテグレーター(分析家)も、個人分析とクライアントの分析(スーパービジョン)を受ける。
分析場面においては、いつも中立の立場で、偏らずに自分を保っておかないと、クライアントを正確に観察者の目で見るとこが出来ず、結果神経症を接木してしまう可能性もある。
出来る限り自分のコンプレックスを解消し、無意識を意識化する、そういう意味ではクライアントと同じといえるだろう。
クライアントは千差万別、一人一人顔が違うように、養育者や養育状況が違い、何を抱えているかわからない。
だから、分析はオーダーメイドであるという。
それぞれ違う心の問題を、理論をもとに、解き明かしていく。たくさんあるジグソーパズルのピース一個一個をはめていくように。
愚痴を聞き続けてきたクライアントは、自分の中に毒素をためているために、とにかく吐き出したい。機関銃のようにしゃべりまくって、「ああ、すっきりした」と言って帰っていく。分析場面はトイレとなる。汚濁にまみれた言葉を吐き捨てていく。それを我々は受け取る。お陰さまで自分の中に浄化作用をもっているので、倒されることなくここまでやってこられた。
親から認められることがなかったために、我々に承認と賞賛を求めてくる人。ただひたすら受け入れられたい人。
第三者からみれば、明らかなことが、本人には抑圧・抵抗が働いて、そこを見ない様にし、気付かない人。
それでも根気よく分析に通い、何年かすると少しづつ、こちらの言葉が入り、気付きが出てきて、変容に至る。
分析の進むスピードもクライアントによって違う。
私も欠損が大きく、おそらく人の何倍か時間がかかったと思う。この欠損は何をもっても埋められないのではないかと、何年も、恐ろしく高い壁の前に立ち尽くし、越えられないだろうと思いつつながめていた時期があった。
自分は人として大事なものが、ごっそり欠け落ちている、そんなイメージを持っていた。
私も、私のクライアント同様、親に愛されたと感じれらず、歓迎されたとも思えず、嫌われていると思い、何とか見棄てられないよいうに、親の顔色を見て親に合わせて生きていた。
自分らしく、人生を楽しめるようになるには時間がかかった。
決してあきらめないこと、自分を信じること。幸せになると決めること。

金谷氏今月のメッセージ 平成19年10月分

スポーツはルールに基づき正々堂々と戦って、一位を目指したり記録に挑戦したりするものである。その頂点に立つまでは並々ならぬ練習と訓練が必要である。
その為には体力はもとよりどんなに苦しくても辛くても、あきらめない不屈の精神が必要であろう。
たとえ鍛え上げて体力も技術も修得出来て戦える状態であっても未だ充分でではない。
当日勝たねばならないと言うプレッシャーとの戦いが待っている。これらのものすべて克服して始めて勝者になれる。
 われわれはこの栄光の勝利の瞬間しかみていない。勝者の影の努力が見えないし分からない。
その為にその努力を見ないで栄光の姿のみに憧れる。
そしてその栄光を掴み取ることだけに執念を燃やし、どんな手を使ってでも勝つことだけが目的になってしまっている。
薬を使用して金メダルを取り、結果すべて記録と共にメダルも剥奪されてしまった。
残ったものは不名誉な行為だけ、勝者になることを夢に見て日々練習に励み、スポーツマンシップに則り戦い勝ち取ると言うスポーツの醍醐味は消えてしまっている。
 先日行われたボクシングWBCフライ級タイトルマッチ 王者=内藤大助33歳、挑戦者=亀田大毅18歳の試合は前代未聞の反則行為があり、最終ラウンド12回にはレスリング行為とみなされ3点減点されるという不名誉な事実。
以前に飲酒運転の罰則を強化しても無駄ということをメッセージに記載したことがあるが
ルールを守るという人はトイレット・トレーニングが出来てる人で、超自我が正しく内在化している人、すなわち母親の愛情をたっぷり味わって、父親がしっかり教育している人でないと守れない。
亀田親子を見れば母親がいなくて恐い厳しい父親に育てられている為、見せ掛けの男らしさを表に出し我儘無礼な態度をする。
父親自体が、内藤選手を「ごきぶり」呼ばわりし大毅選手は先輩に対して敬意を示すどころか「おまえに負けたら切腹したるわ」と大見得を切った。
しかし、結果実力差は歴然、大敗に終わった。おまけに反則はする・負けても相手を称えると言うこともせず退散してしまった。
お詫びの記者会見をしたが、誰が見ても反省しているようには見えない。
当の本人は試合前の会見の態度とは打って変わった死人のような状態で、一言も発せず僅か数分で退席とは、スポーツマンシップはどこにあるのか。
 反面ゴルフ界の石川遼君は残念ながら2回連続予選落ちと言う試練を味わったが、堂々と記者会見で「自分の力が不足していること」を認め反省の弁を述べ、次回の決意を語った。
大毅選手よりも2歳も若い、この違いはどこにあるのか。遼くんは母親が応援し父親が教育したからであろうと思う。母親の役割・父親の役割の間違いがここまで影響しているのだと言いたい。

金谷精神療法研究所

インテグレーター 諸法皆空(金谷章吉)

2007年10月26日

分析家の独り言 30 (亀田家と父性)

前回の父史郎氏の謝罪は謝罪になっていないとの批判もあり、亀田家を代表して、長男の亀田興毅選手があらためて謝罪会見を行った。
なぜあの場に父史郎氏は顔を出さなかったのか。亀田家の代表は、父ではないのか。
協栄ジム金平会長に身を引きたいと申し出があったというが、父親らしくない、残念。
反則行為を指示したのなら、認めて自分の口から謝罪すべきであろう。それを自らマスコミの前で言うことに抵抗があったのか。
思い出すのは、ミートホープ社による牛ミンチ偽装事件。
社長である田中稔氏が、マスコミの前で偽装の支持を認めようとしなかったとき、同席していた取締役の長男に「本当のことを言ってください」と促され、認めた光景。
本来父とは社会の掟、ルールである。そしてそれを子どもに教える立場の人のことをいう。その父が子どもにかばわれたり、促されたり、父の機能はどこに行ったのか。
亀田三兄弟に関していえば、これまでの父の指導を離れ、社会に触れ、父性に触れことが望ましい。
そういう意味では、今回のことが彼らにプラスに働いていくことを願う。

2007年10月28日

11月 子の「非行」に悩む親たちの会(京都)

毎月第二金曜日の夜に、非行の子どもさんの問題に悩む親御さんが話しをする親の会が開かれています。
一人で抱えているのはしんどいもので、話をすることで楽になることがあります。

日時 : 11月9日(金) 午後6:30~9:30
場所 : 親と子の教育センター(京都市左京区聖護院川原町4-13 京都教育分化センター内 1F)
会費 : 500円

お問い合わせは、
  電話 711-1150(勝見先生)または、ラカン精神科学研究所 天海まで

不登校・ひきこもりという現象の一方で、非行も大変なものを含んでいます。
多くは不登校から始まり、服装が乱れ、帰宅時間が遅くなり、バイクを乗り回したり、万引き等により警察のお世話になることが起こる。
男の子は暴走族や暴力団との関わりを持つこともあり、女の子は夜の商売に入っていくことも。
それまで普通に学校に行っていた子が、突然荒れだすと、親は慌てどうしていいかわからなくなるようです。
子どもが非行に走るには走る理由があります。責めたり、口やかましく言っても逆効果です。
まず親が落ち着くこと。
そのためにも、親の辛い気持ちを吐き出し、同じような悩みを持つ他の人の話を聞くこともいいのではと思います。
様々なケースを見、実際に相談や、分析を通して関わらせてもらいました。
最後まで諦めず、子どもを見棄てないこと、子どもを理解しようとすることです。
親に言いたいことがあっても、それが言えない、通じないと思っている子どもは、非行という形で親に抗議しているとも言えます。

About 2007年10月

2007年10月にブログ「天海有輝のセラピー日記(ラカン精神科学研究所)」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2007年09月です。

次のアーカイブは2007年11月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34