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金谷氏今月のメッセージ 平成19年10月分

スポーツはルールに基づき正々堂々と戦って、一位を目指したり記録に挑戦したりするものである。その頂点に立つまでは並々ならぬ練習と訓練が必要である。
その為には体力はもとよりどんなに苦しくても辛くても、あきらめない不屈の精神が必要であろう。
たとえ鍛え上げて体力も技術も修得出来て戦える状態であっても未だ充分でではない。
当日勝たねばならないと言うプレッシャーとの戦いが待っている。これらのものすべて克服して始めて勝者になれる。
 われわれはこの栄光の勝利の瞬間しかみていない。勝者の影の努力が見えないし分からない。
その為にその努力を見ないで栄光の姿のみに憧れる。
そしてその栄光を掴み取ることだけに執念を燃やし、どんな手を使ってでも勝つことだけが目的になってしまっている。
薬を使用して金メダルを取り、結果すべて記録と共にメダルも剥奪されてしまった。
残ったものは不名誉な行為だけ、勝者になることを夢に見て日々練習に励み、スポーツマンシップに則り戦い勝ち取ると言うスポーツの醍醐味は消えてしまっている。
 先日行われたボクシングWBCフライ級タイトルマッチ 王者=内藤大助33歳、挑戦者=亀田大毅18歳の試合は前代未聞の反則行為があり、最終ラウンド12回にはレスリング行為とみなされ3点減点されるという不名誉な事実。
以前に飲酒運転の罰則を強化しても無駄ということをメッセージに記載したことがあるが
ルールを守るという人はトイレット・トレーニングが出来てる人で、超自我が正しく内在化している人、すなわち母親の愛情をたっぷり味わって、父親がしっかり教育している人でないと守れない。
亀田親子を見れば母親がいなくて恐い厳しい父親に育てられている為、見せ掛けの男らしさを表に出し我儘無礼な態度をする。
父親自体が、内藤選手を「ごきぶり」呼ばわりし大毅選手は先輩に対して敬意を示すどころか「おまえに負けたら切腹したるわ」と大見得を切った。
しかし、結果実力差は歴然、大敗に終わった。おまけに反則はする・負けても相手を称えると言うこともせず退散してしまった。
お詫びの記者会見をしたが、誰が見ても反省しているようには見えない。
当の本人は試合前の会見の態度とは打って変わった死人のような状態で、一言も発せず僅か数分で退席とは、スポーツマンシップはどこにあるのか。
 反面ゴルフ界の石川遼君は残念ながら2回連続予選落ちと言う試練を味わったが、堂々と記者会見で「自分の力が不足していること」を認め反省の弁を述べ、次回の決意を語った。
大毅選手よりも2歳も若い、この違いはどこにあるのか。遼くんは母親が応援し父親が教育したからであろうと思う。母親の役割・父親の役割の間違いがここまで影響しているのだと言いたい。

金谷精神療法研究所

インテグレーター 諸法皆空(金谷章吉)

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2007年10月25日 22:58に投稿されたエントリーのページです。

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