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分析家の独り言 24 (名前)

精神分析的姓名判断というのがある。
私たちの名前とは、ほとんどが親の無意識によって付けられたものと言える。
わかりやすく言い換えれば、親の願いが込められている。
例えば、幸せになるようにと願い、「幸子」と名付ける。欠如したものが欲望となる。その親は幸せか不幸かが関心事であったのだろう。
争うことが多いと、「和」という字を使う。「和子」「和夫」など。
あるクライアントの分析で、名前を変えたいと言われた。彼女は「ひとみ」にしたいと言う。これまでの分析を考えれば、彼女の気持ちはよくわかる。「あなたはお母さんのまなざしが欲しかったんですね」と私は言った。「その通りです」という返事。
人は欠如したものを欲する。
さらにすすんで、自我理想を名前にする。かくありたい自分の理想像をしっかりと持ち、それを名前にし、そうなると自分で決めて、それに向けて努力する。
そうして付けたのが、私たちのインテグレーター名である。

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2007年10月06日 01:24に投稿されたエントリーのページです。

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