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分析家の独り言 28 (自己愛について)

次回インテグレーター養成講座のテーマ「自己愛」についてまとめながら、クライアントの言葉が思い出される。
「・・・ナルシシストは・・・身体と自己が一致することがない。すなわち肉体における心的一致とは、感情と肉体の一致ということである。・・・」(テキストより一部抜粋)
自己愛がない。そのため当然「自分のことが嫌い」というクライアントたち。あるクライアントは、「自信がない」とか「感情と体がバラバラな感じがする」と言う。「生きている実感が薄い」とも言う。「真に人を好きになるということがわからない」と。全て自己愛の欠損の表現である。
自分を好きなように、他者を好きになる。自分を愛せないものは、他者を愛せない。 
自己否定的で、自己肯定感がない。
自分が自分に持つ自己イメージと、現実の自己が一致しないために、そのギャップに悩む。
ある自己愛者は、誇大自己をイメージし、過大な自己愛を持ち、またある自己愛者は、余りにも過小な自己愛しか持てずにいる。
ほどよい健康な自己愛を持つことが難しいようである。
それら、赤ちゃんのころから、親にどう扱われ、どういう言葉をかけられてそだったかでほとんど決まってしまう。
大切に、愛され、世話されたなら、健康な自己愛が育つが、過保護・過干渉、または逆に放ったらかしであったり、否定されたり、拒否する言葉がおおいければ、ほどよい自己愛は持てない。
分析は、クライアントがどの程度の自己愛を持っているかをみ、それが過大または過小であれば、それを修正していく。それには自己と向き合うことである。

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2007年10月23日 23:53に投稿されたエントリーのページです。

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