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12月母親教室にて(京都)

一人のお母さんは、子どもがえらそうに「○○しろ」と命令口調で言うので、つい腹が立つと言われる。
せめてもう少しやわらかい口調で言ってくれればと思うと。
もう一人のお母さんは、大したことをしたわけではないのに、やたら「ありがとう」と子どもがいう。
なんで何度も言うの、そんなに母親である自分の顔色をみなくていいのにと思い、これまたイライラしてしまうと言われる。
それぞれ抱えているコンプレックスが違うため、子どもの言動のどこにひっかかり、腹が立つかは違う。
簡単に言えば、最初のえらそうに言われて腹が立つというお母さんは、自分が下に見られ、大事にされたという想いがないため、子どもに命令口調でえらそうに言われると、また自分が下に見られた気がするのだろう。
後者のお母さんは、母親に嫌われないように、母の顔色を見て母に合わせてきた自分がいて、その自分を子どもの中に見ている。
どちらも自分の好ましくない姿を子どもの中見て、冷静ではいられない。
投影というメカニズムによって、ひっかかるもの、嫌いだ、嫌だと思うもの全て自分と、いつもクライアントに言っている。

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2007年12月07日 22:53に投稿されたエントリーのページです。

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