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金谷氏今月のメッセージ 平成20年1月

(以下は分析家仲間の金谷氏のHPにある金谷氏の今月のメッセージを私のブログで紹介しているものです。)

年が明けて2008年になりました。

「心理学」と言う学問に出会って20年が過ぎました。
波乱万丈、激動の日々を過ごしてきましたが振り返った時、この20年間が人生の中で最高に学べた時期だと思います。
人間にはまったくと言っていいほど自分の知らない世界がある。
そしてその世界にこそ、悩み苦しみの原因が存在しているその精神世界を知ることが出来たのは、この上ないしあわせです。
今や知って行くと同時に伝えて行くと言う立場も味わいながら、共に心の世界を解明して行く「精神分析」が出来るまでになり、生きている事の喜びと、成長していくすばらしい子供達を見ることもこの上なく幸せだと感じています。
 年が変っても相変わらず、親が子供を殺したり、逆に子供が親を殺すと言う何とも哀しい世界を見なければいけないのは、実に不幸です。
 私達は、15年も前からこの原因を叫び続けていますが、残念なことにご理解頂けず分かっていただける人が私のクライアント以外にいないと言う事は、無念であります。
しかし、私達は諦めることなくこの「ラカンの精神分析と理論」を伝えて行く事は、一生の仕事として、やり続けて行く決意をしています。

精神分析は世間では、ほとんど知られていない。又は説明しても理解していただけない。
理解していただけない大きな理由は「心は見えない」からです。
 心理学は見えない心を言葉で説明する学問で、解ると言う事は頭でするのではなく、解ったと感じるものである。
感じて解った事を言葉にした時、霧が晴れたようにすっきり軽くなるのは、味わった者だけにしか分らない。
 20年前の自分を言葉にしたら「傲慢で無智・強欲・自分さえ良ければ他人はどうでもいい」と自分の考えや意見中心に生きていた。
この心理学・分析に出会ってなければとんでもない人間になっていたであろう。
その私に分析は教えてくれました。何物にもこだわる事無く大きな広い心で物事を捉え、良い悪いではなく、何が自分に必要か、何が益になるかを見極め、自分の物にしていく
それも自分だけではなく、他人も同じ人間であるので自分と同じく尊重するのであると知り得た。
この言葉を表したものがインテグレーターネームであり、これは世間で言う所のカウンセラー・サイコセラピスト・臨床心理士と呼ばれているのと同じで、我が恩師が現した資格である。
どれも国家資格ではない民間団体が独自で名乗っているもので何の効力も無い。
しかし、我々が使っているインテグレーターネームは資格と言うものには拘らず、精神分析が出来るか否かを見極める事を重視する、それは自らの精神が統合されていないと出来ないからです。
すなわち「統合者」でなければ分析は出来ない。その意味で「インテグレーター」を資格として使っています。
 昨年までは、過去に知り得た自分を現す「諸法皆空」と名乗っていたが、昨年私の父の言葉「真実一路」に出会った。私は父を越えるべくこの言葉を越える言語を得た。
その言葉とは、「真理攫取・しんりかくしゅ」=真理をつかみとる。
わが道はこれだと確信してこれを今年より私のインテグレーターネームにしました。
父は手記で「その親の親の親にも似る無かれ」と残していたが、その意味は、親を越える人間になれと言う父の私への願いであったことが分った。
33歳と言う若さでこの世を去ってしまった父の為にも「真理攫取」で生き抜いて行きたいと意を強くしたしだいです。

金谷精神療法研究所

インテグレーター 真理攫取(金谷章吉)

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2008年01月25日 23:43に投稿されたエントリーのページです。

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