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分析家の独り言 70 ( 育て直し ALL OK )

子どもの問題で悩まれて、母親教室に通い、分析を受けたあるクライアントAさん。

今はこれから自分が生きていくために必要だからと、インテグレーター養成講座で学んでいる。

初めて出会ったのは7~8年前。

その頃は悩みぬいて「もう死ぬ」と言っていた。

それでも、教室で 『ALL OK』の話を聞き、実践したAさん。

見事 『ALL OK』 してまる3年を過ぎるころから、子どもは変わっていった。

それまでは会話もなく、怒りまくっていたのが、ある日突然「一緒に買い物に行こう」と子どもが言い出した。

「お前は遅いから自転車で行け、おれは歩く」「寒いから、ジャンパー着ていけよ」と言った。

一緒にスーパーへ行って、あれこれ見ながら食材を買ったという。

Aさんが、「まさかこんな日が来るとは、思ってもいなかった」と言ったときの、満面の笑顔を思い出す。


昨日母親教室に初参加されたお母さんたち。

同じようなこどもの問題で悩んでいる。

当然 『ALL OK』 の話をして、なぜそうすることがいいことなのかを納得してもらい、実践できるように話をした。

まずは口にチャック。

子どもがどうであれ、いらないことは言わないで、子どもが何を言っているかしっかり聞くこと。

そして子どもに言われたこと(要求)には応える、言われないことはしない、わからないことは聞く。

「そんなわがままにしていいんですか」と言われる方もいるが、このお母さん方は言わなかった。

「自分のためではない、子どもの幸せのためならします」と言われた。

素晴らしい。

その気持ちがあれば大丈夫。

子どもはこれまで欠けていた愛情を受け、自分らしさをいかせる様になる。

今は会話がなくても、Aさんのように必ず親子の会話が楽しめるようになる。

今はどうしていいかわからず、先の見えない心配や不安で顔も曇り勝ちでも、必ず心から笑えるときが来る。



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2008年02月05日 22:31に投稿されたエントリーのページです。

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