« 分析家の独り言 70 ( 育て直し ALL OK ) | メイン | 子育てQ&A(夫婦間の教育方針の相違) »

分析家の独り言 71 (WPB「にわか心療内科に気をつけろ!」について)

2月4日発売の週刊プレイボーイ(7号)(集英社)の表紙に、「にわか心療内科に気をつけろ!」という題の記事がある。

サブタイトルは、

お手軽診断でメンヘル患者を大量生産、デタラメ処方でボロ儲けの例も…

にわか診療所が乱立! 「心療内科」

バブルのゾッとする話・・・・

記事の内容に目を通すと、

内科や外科などと、精神科の医者の資格には何も違いがなく、精神科以外の医師が、にわかに心療内科を開き、5分と患者の話も聞かず、顔も見ずに薬を出しているケースが増えているという。

そのために薬に依存しすぎる結果を生んでいる事も有り得る。

また、内科や外科などは、医療機器が高額であるが、診療内科などは机と椅子があればすぐにでも始められる為に診療所が乱立しているのだと記事に書いてあった。

それでは、医師には、治療者としての良心はないのか?

人としての誇りを持ち、仕事へのやりがい、生きがいを持てるのか?

お金さえ儲かればいいのか?

私は分析家の端くれとして、日々クライアントの治療にあたる者として、怒りと情けなさを感じる。

分析は万能ではない。

治療開始間もなく、分析を止めてしまうクライアントもいる。

しかし、我々インテグレーター(分析家)は1時間の分析時間、一生懸命クライアントの話に耳を傾け、理解と共感、受容的態度で接し、心の構造と無意識を探る。

理論を基に、頭の中はフル回転し、見えたことをクライアントにフィードバックしていく。

それによりクライアントは気付きに、変容していく。

結果、生きやすくなり、楽になり、症状が緩和され、心の病は完治する。

週刊プレイボーイ誌に掲載された記事の内容が、必ずしも「心療内科」の総てではないと思うが、もし、記事の内容にあたるような不誠実な治療者がいるのならば、心の病を抱えた人たちも治療者を選ばなければならないと思う。

例えばうつ病などは、セロトニンが不足するため、それをコントロールするため抗うつ剤がきくが、それは対処療法である。

精神分析による治療は、うつの原因を探り、心の傷つきを癒すことなどにより、根本的に治療する。

人によって傷ついた心は、人によって癒される。

そのため、インテグレーター(分析家)は、何よりまずクライアントとの信頼関係を築き、大切する。

詳しくは、こちらのホームページをご覧下さい。

ラカン精神科学研究所のホームページはこちらです。

精神分析の他に、子育ての悩み、疑問に答える「母親教室」
母親教室の詳しい開催日程・内容はこちらです

精神分析の理論をわかりやすく解説する「分析理論講座」
分析理論講座の詳しい開催日程・内容はこちらです

インテグレーターを目指す方、精神分析の理論を本格的に学びたい方のための「インテグレーター養成講座」をひらいています。
インテグレータ養成講座の詳しい開催日程・内容はこちらです

なお、月に1回福岡と神戸で出張セラピーや母親教室をしています。

   ラカン精神科学研究所 天海有輝

About

2008年02月06日 21:41に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「分析家の独り言 70 ( 育て直し ALL OK )」です。

次の投稿は「子育てQ&A(夫婦間の教育方針の相違)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34