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子育てQ&A(夫婦間の教育方針の相違)

以下、私のホームページを見て、メールで質問された方とのやり取りです。

子どもの問題に取り組むとき、夫婦で意見がちがうことがあり、その例の一つです。

なおメール送信者の方には了解を得て、内容を一部変更して掲載しています。

<質問メール>
最近 ホームページやブログを読ませていただいています。

中学生の非行少年の母です。(学校には行かず遊んでいます)

「ALL OK」についてお聞きしたいことがあり、メールいたしました。

私自身は「ALL OK」についてなんとなく理解でき、やってみたいと思うのですが

主人はそれを認めるような考えは全く持っていません。

だめなものはだめとつっぱねて、自分で気づかせなくてはだめだという考えです。

そんな環境でも、たとえ私だけでも「ALL OK」を実行していけるものでしょうか?

中途半端な「ALL OK」では効果がないのでしょうか?

突然のメールで申し訳ありませんが、アドバイスいただけますでしょうか?

よろしくお願いいたします

<私の回答メール>
ご質問の件、出来ればご両親そろって、「ALL OK 」を理解し、子どもさんに対応していただければ一番良いのですが、ご主人は反対というとですね。

そんななかで、お母さんは余計に大変だろうと思いますが、お母さんだけでも対応されれば、違ってくると思います。

残念ながら、、「ALL OK 」をしても、最初から完璧にはできません。

中途半端にしかできないと思います。

それでも、やり続けるうちに、やる方のお母さんも慣れてきて、できるようになります。

とにかくお母さんは優しく、です。

そういう意味では、父親は社会と直接つながり、本来ルールや掟を子どもに教えるべき人なので、威嚇や暴力を使わないで、規範を教えるのはOKです。

しかし、いずれにしても子どもには、愛情を持って接してもらわなければなりません。

あとご夫婦の問題です。

話し合いで合意点が見出せる関係であるかどうか。

夫婦仲、夫婦の関係がどうであるか、子どもはしっかり見ています。

家庭がその子にとって居心地がいい場所であれば、外に出て非行をしません。

家族が本来の家族でないと感じると、外で友達と擬似家族をつくり、自分を理解してくれる人とつるんで、帰ってきません。

家を居心地よくする努力をしてください。

それが、「ALL OK 」です。

大変なときだと思います。

お母さん自身が心穏やかに過ごせず、心配や不安でいっぱいだろうと。

それでも、子どもを思う気持ちがあれば、その気持ちで接すれば、子どもに届くと思います。

頑張ってください。



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2008年02月08日 08:28に投稿されたエントリーのページです。

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