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分析家の独り言 82 (個性を生かす)

服飾関係の専門学校に通う娘と、学校でのことや友達の話をしていた。

そのなかで、娘が「個性って何やと思う」と聞いてきた。

私は「その人その人の好きなことのちがい」と答えた。

娘は「そうやんな」という。

友達が「自分には個性がない、個性って何かわからない」と言ったそうだ。

でも、娘から見るとそう言った友達は個性的に見えるという。

人は自分で自分が見えない、わからない、だから他人という鏡がいる。


娘は高校を出て、会社に就職した。

そこで4年勤めた。

1年目は慣れないOLの仕事に「辞めたい」「辞めたい」といっていた。

その話しに付き合ううち、勤めて4年目のある日、「私、好きなことが見つかった」「デザイナーになる」と言い出した。

もともと服には興味があり、自分で稼ぎ出すと、その給料は服代に使われることが多かった。

自分の稼いだお金で、自分の好きな服を買い、身にまとい、満足そうに見えた。

東京にまで服を買いにいくこともあった。

ただ、会社では制服はないものの、総務で受付の仕事もあり、あまり派手なものや、ジーパンはだめだと言われた。

娘は自分の好きな服を着ていけないことが辛かった様子。

その鬱憤を晴らすように、専門学校に行くと決めたとき、娘はこれまでは自分の個性を殺してきたが、これからは自分の個性を生かせると喜んだ。

より個性的であることが評価され、自由に自分を表現できることがうれしそうだった。

そして専門学校での1年が過ぎようとしている。

課題に追われ、ヒーヒー言いながら、娘なりに頑張った。

ボタン一つ付けたことのなかった子が、パターンをひいて服を縫っていることが信じられないくらいだ。

『好きこそものの上手なれ』という諺があるが、好きなことを見つけること、それがアイデンティティとなる。

自分の特性を知り、好きなことを見つけ、それにまいしんできることは幸せである。

だから、家庭や学校において、個性を生かす子育て、教育がなされることをせつに願う。

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2008年03月03日 00:10に投稿されたエントリーのページです。

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