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分析家の独り言 87 (子育て)

子どもさんを連れて分析に来られるお母さんもいる。

分析中、子どもは置いてある積み木で遊んだり、絵を描いたりしながらお母さんを待つ。

ただおとなしく待っていてくれるとは限らない。

分析の話が中断することもしばしば。

「おかあちゃん、一緒に作って」と子どもが呼ぶ。

ALL OK の話を聞いているので、お母さんは分析中も、子どもの要求に応える。

お母さん自身、子ども時代にこんなふうには応えてもらってはいない。

してもらっていないことを、子どもにするのは大変なこと。

それでも、子どもが小さければ小さいほどしっかり対応すれば、後に大きな問題にぶち当たらずにすむ。

不登校やひきこもり、非行の子どもに悩む親御さんをいくつも見てきた、相談にのった、分析も母親教室でも話してきた。

それぞれに大変で、子どもも親もヘトヘトになる。

ここまで来る前に親が気がついていれば、と思うことが多々ある。

子どもが勝手に不登校や非行になったのではない。

そうなるにはそうなる原因があってのこと。

少しのくいちがい、間違いが、日々重なるうちに大きなずれとなり子どもと親の間に生じる。

それを子どもが小さいうちに気付き、修正できるにこしたことはない。

今一度子どもさんへの毎日の声のかけ方、関心の向け方、対応を振りかえってみてほしい。

私もギリギリのところで修正でき、娘たちをつぶさずにすんだ。

だからこそ母親教室などで子育て相談をし、少しでも親と子が絆をつくり、良い関係を築けるようにと思う。


子育て(日常の接し方・不登校・ひきこもり・非行など)の悩み、疑問等ご相談ください。


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2008年03月16日 23:29に投稿されたエントリーのページです。

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