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金谷氏今月のメッセージ 平成20年3月

(以下は分析家仲間の金谷氏のHPにある金谷氏の今月のメッセージを私のブログで紹介しているものです。)

最近、「うつ病」と診断されてその診断に不信感を抱き、当研究所を訪れる人が目立つようになった。

先月来られた方は、子供に悩み相談する人も無く一人苦しんでいて、精神状態がおかしいと感じ心療内科を訪ねた所、話を5分程度聞きすぐに「うつ病」ですと診断されて、薬を処方された。

が、何かしっくり来なく、主人に相談したところカウンセリングの方がいいのではとアドバイスをもらって、当研究所に来所された。

話を聞けば簡単な事で、子育ての方法が分らず子供が示す行動の意味が分らずパニックになり、だんだんと自分が母親として失格なのではと、無力感と失望感に苛まれ

「育児ノイローゼ」に陥ってしまっただけである。

その絶望的な状態を見て医師は、判断したのであろう。

これは薬の出番ではない。「子育てとは」「母親の役割とは」と言う事を学び訓練し習熟すれば、簡単に乗り越えられる事である。

いつも相談に来られた方に申し上げているのですが、車の免許を取得する為に「自動車学校」がある。

一つ間違えれば人の命を奪ってしまう危険なものであるから、校内を走り、路上に出て実地訓練し見極めをし最後にテストをしてはじめて一人で車を運転することが出来る。

子育てにおいて、母になると言うことはいつ学びいつ訓練したしたのか?

何もしていないし、学んでいない。一人の人間を育てるのに学習もせず訓練もしないで出来るわけがない。

悩み苦しみ悲鳴を上げて当たり前である。その状態こそ正常であると言いたい。

産んで育ててもらった親を殺す。こういう事が起こっても当たり前ではないだろうか?

社会に役立つ一人前の人間に育てるのに自信を持っている人は、はたして何人いるであろうか?

本当に間違いないと言い切れるでしょうか?

我が恩師は“命の尊さ”を教えるのにはどうすれば良いか?の問いに即座に

「まなざしと抱っこ」と答える。


いつも暖かく見守られている。いつも安心出来る、抱擁してもらっている子供が間違った道に行くだろうか。

相談に来られるお母さんを分析していて強く感じる事は、子供にするどころか自分が抱きしめてもらいたくて、自分がいつも見ていて欲しい人であると。

故に私は、お母さんのお母さんがご健在であるならば、必ずお母さんの元に戻しあなたも甘えて下さいと指導する。

今更と言いつつも甘えに行かない人は一人もいない。

法則は「人間は学んだことしか出来ない」「自分が充分な愛情を受けて、安心出来る環境の中で育てられなければ、正しい安心出来る充分な子育ては出来ない」と言い切れる。

子育てに悩み、精神状態が不安定になっているお母さん、病院には答えはありません!!。

金谷精神療法研究所

所長  真理攫取

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2008年04月24日 07:55に投稿されたエントリーのページです。

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