家庭において、食事のときはテレビを消しましょう、という。
それは、家族団欒を大事にして欲しいからである。
家族ほど一緒にご飯を食べる人の集まりはない。
どんなに親しくても、一緒に住まない限り毎日食事を共にすることはまずないだろう。
だからこそ、家族としての食事の時間をどう過ごすかは大事。
子どもたちは、今日一日あったことを、我先にと話す。
「私が先」「いや僕が先」と。
そこでああでもない、こうでもないと家族が楽しく会話しながら食事をする。
そこにテレビは邪魔である。
子どもたちだけでなく、お父さんやお母さんも、仕事で、家庭・地域などであったことを話す。
あるクライアントの家庭でテレビを消したという。
クライアントは、子どものことをよく知ろうと思ったと。
ところがクライアント自身、家族団欒を経験していないため、何を話していいのかわからない。
しゃべることがないから考えたのが、質問すること(クライアントは子どもを質問攻めしたという)
そうしたら、子どもが機嫌よく答え、嬉しそうな顔をする。
子どもは質問をされること=自分への関心を向けられたことと感じたのだろう。
そろそろ質問するネタがつきてきたというが、これまで見ても見なくてもついていたテレビが食事時消えたという。
素晴らしい。よくやられた、お見事!