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分析家の独り言 133 (生きにくさを抱えていた日々)

子どもたちは夏休み、私の住むまわりからも子どもたちの声が聞こえる。

と同時に、残念ながらお母さんが子どもをしかる声も聞こえる。

それは街を歩いていても、どこかの通りを歩いているときにも、自然耳に入ってくることがある。

それがたまたま娘と一緒に歩いているときであると、「あんたも昔、あほみたいに怒ってたよな」などと言われる。

確かにそうだった。

いつもイライラしていて、些細なことで娘たちに怒鳴りちらしていた。

子どもは自分の思うように動くもの、私の言うことをきいて当たり前と思い込んでいた。

私自身が親にそう育てられ、それを無意識にまるでレコードが回るように、されたことを再生していたのだろう。

子育てにも悩んだ。

今、娘たちを怒ることはまずない。

逆に、私が怒られることはあっても(苦笑)

私が言われた通りに動かなかったり、言われたことを忘れていたりして。

そういえば若い頃、自分はなぜ些細なことにいちいちこんなに引っかかるのだろうと思った。

流せばいいのに、心に何かが引っかかり、いつまでもそれにこだわる。

日々そんなことが積み重なっていくと、心が重くなり、とても生きづらかった。

当時は、こんな風にも思えず、何か自分は人とは違うのだろうかと思い、他の人は楽しそうに過ごしているのに、私はいつもしんどさを抱えていた。

今、そういうしんどさを感じていたなぁと、懐かしく思えるようになった。

それら十数年に渡る分析との関わりのおかげである。


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2008年08月15日 08:15に投稿されたエントリーのページです。

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