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分析家の独り言 148 (分析がもたらしたもの:変容、成長、理解)

分析を受けると、じょじょにものの見方、考え方が変わってくる。

ぞれまで悪いのは相手だった。

その相手とは、例えば夫であったり、子どもであったり。

相手が悪い、腹が立つからぶつかっていく、「何であんたはそうなん、謝って!」

あるときから、そのぶつかっていく自分を考える。

「謝って」と相手をどんどん責める自分って、一体何を求めているのだろう?

そこまで相手を責めて責めて、そんなに私は謝って欲しいの?

例え相手が謝っても、それは本心じゃない、その場を納めようとしてるだけ、それに意味はあるの?

自分の中で問いが始まり、葛藤する。

自分を切り刻んで、自分と向き合った。

それをしなかったら、夫と離婚していたかもしれないとクライアントはいう。

自分を堀下げて、自分の人生を人のせいにしないという結論に達した。

相手がどうであれ、自分はどうするのか。

相手に望まないでおこう、自分を変えよう、成長させよう。

それまでは、相手が自分に合わせて欲しいだったのが、相手が自分に合わせて欲しいということにくらい合わせられる、それが大人だろうと思った。

しかし自分をしっかり持ちながら、流されないで、自分は自分を生きよう。

相手を活かし、自分を活かす、それが本当の大人。

自分の感情をコントロールできるようになった。

子どもの問題が終わってから、ここまでくるのに4年の歳月がかかったという。

夫婦共謀という理論を聞いていたからできた。

人と理解しあうことが出来た初めての人が子どもであった。

家族以外では分析者だったとクライアントは言った。


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2008年09月23日 07:02に投稿されたエントリーのページです。

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