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2008年11月 アーカイブ

2008年11月01日

分析家の独り言 160 (母から娘へ世代連鎖されるもの)

仕事に出かける準備をしているところに、両親が尋ねてきた。

私が福岡・鹿児島出張中に、上の娘が両親の所へ行って、ご飯を食べさせてもらっていた。

そのときのことらしい、母が「H子ちゃんは、おかずばっかり食べて、ご飯(お米)をあまり食べないな」

「その食べ方は間違ってるから、お米を持ってきた」と言った。

私は、また始まったと思った。

私が子どものときこれを聞いたら、「ご飯(お米)を食べないことは間違っていること、自分はおかしいんだ」と思っただろう。

まだ、この人は娘や孫に、母やおばあちゃんではなく、先生をする。

母の価値感、考えに合わないことは、すぐ教育しようとする。

母は昔小学校の先生だった。

もちろん私はご飯を炊いてある。

その日によって、ご飯(お米)を食べたり、食べなかったりするから、私は毎回「ご飯(お米)よそおうか」と聞く。

娘はお米がないから家でご飯(お米)を食べないのではない。

娘はおかずが好きだから、おかずを食べて、ご飯(お米)は特に食べなくてもいいときがあるのだ。

その食べ方は間違っている? 私はあきれて何も言うことがなかった。

きっと小さい頃から、私はこうして母の想いや考えに合わないことをすると、駄目だしされ、調教されてきたのだろう。

小さい子どもにとって親は絶対的存在であるため、そのことの是非に関係なく言うことをきくしかない。

今なら母の言うこと、考え方の偏りがすぐわかる。

しかし、長い間それに気付かず、そういうものなのだと思い込んできたことがいっぱいあった。

それを分析を通して検証し、自分を持った今、自分の偏りや生きにくさがどこにあったがわかる。

子どもには、とり入れるとき良いもの、悪いものの取捨選択はない。

その判断能力もない。

最初はせいぜい、とり入れたもの(言われたこと)を良いものと悪いものに振り分けることくらいしかできない。

母の偏りが、子どもに歪みを伝える。

そうして歪んだ私は、無意識にまた自分の娘たちにその歪みを伝えていた。

冷静にこのことを見つめ理解し、歪みを歪みとして認識できるようになってよかったと思う。

同時に、気付かずにいた日々が恐いと思う。

オールOKを学び、分析を受けているクライアントたちは言う、「下手なことを、おいそれと子どもに言えませんね」と。

私は「そうです、言われた子どもがどう思うかよく考えてから言ってください」

「ほとんどのお母さんは、思いつくまま、自分の感情のままに子どもに言葉をぶつけるから、子どもがしんどくなることがたくさんあるんです」と言う。

母もまたその母にいろいろ言われ、生き辛さを抱えて生きてきたのではないか。

しかしもう80近くなった母は、それさえも自覚することはないのだろう。


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ラカン精神科学研究所の電話番号変更のお知らせ

11月16日(日)に切り替え工事が行われ、この日からラカン精神科学研究所の固定電話の番号並びにFAX番号が変ります。

新しい電話とFAX番号は、077-558-8766です。

インタネットのプロバイダー変更により、電話会社もソフトバンクテレコムからNTTに変更するためのものです。

クライアント並びに、ラカン精神科学研究所のHPブログ、各サイトを見てご連絡いただく方々には、ご迷惑をおかけします。

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2008年11月04日

今週のメッセージ(平成20年10月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」10月の過去ログです。

信頼を築く(平成20年10月28日)

子どもの意識と親の意識は必ずしも一致しない。
むしろずれていたり、全く逆の場合もある。
オールOKしていくと、子どもは本当のことを言い出す。
例えば、親が自分のことを放っておいたとか・・・と。
親の側はそういうつもりはなくても、子どもがそう感じたなら、それが全てである。
言い訳しないで、子どもの要求に応え、信頼を築いていくことである。

主体的に生きる(平成20年10月22日)

いい子を演じて生きていく。
親に気に入られるように、人から嫌われないようにと。
ナルシシストは、褒められることを目的に行動する。
そうすると、本当に自分のしたいことと段々ずれていき、最後には自分の欲望がわからなくなる。
生きている実感を持ちにくい。
自分で物事の判断ができない。
分析は、人から見た自分ではなく、私はどう思うのか、何がしたいのかと、私に主体を置いて生きられるようにしていく。

子どもは母と共にと願う(平成20年10月14日)

小さい頃、母親と共に何かをすることが大事である。
一緒に遊ぶでも、日常の些細なことでも。
母親と共生、共有、共感を経験してきたことが、後に子どもが大きくなったとき楽しい思い出として再生される。
それを一人でしなさいと言われたり、放っておかれたなら、何かをするとき面倒くさくなる。
一人でやってつまらなかったことが思い出されるため。
どんな些細なことでも、子どもは母親と共に楽しみたい、喜びたい。
面倒くさがらずに、付合ってあげてください。

まなざしと声とスキンシップ(平成20年10月6日)

あるクライアント、子どもの頃メガネをかけたくて、わざと暗いところで本を読んだという。
分析を受け、母を語るうちに、母の怒った顔、不機嫌な顔など、嫌な母を見たくなかったのだろうと思ったという。
分析でいつも言う。
子どもに関心を向けてください。
具体的には、あたたかいまなざしと、声をかけ、スキンシップすることであると。
これが子どもの心を安定させ、健全な心を育てていくことになる。
監視の目、厳しく、しかる声は街のどこそこででも聞かれる。
「お母さん」と、まとわりいてきたら、しっかり抱きしめてあげてください。


天海有輝(宣照真理)


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2008年11月05日

新サイト『不登校・ひきこもりに悩む方々へ』開設のお知らせ

『オールOK!子育て法』に続き、今回、新サイト『不登校・ひきこもりに悩む方々へ』を開設しました。

我が子の不登校を経験し、そのなかで学んだことなどを、今また同じように悩んでおられる方々の参考になればと思い作りました。

ひきこもりの状態とともに、神経症などの症状や家庭内暴力が伴う場合もあります。

そういったケースにも対応しています。

我が子の不登校やひきこもりをどのように対応したらいいかわからない方、ご相談ください。


現在、不登校・ひきこもりの当事者、またはその親御さんが分析を受けられています。

ひきこもり当事者を分析することにより、語りながら自分の無意識に気付いくことで、心のありよう、行動が変っていきます。

本人が分析に来られない場合は、親御さんが分析を受け、なぜひきこもるのかその構造を説明し、ひきこもりへの理解を深めてもらい、具体的な対応法をアドバイスします。

親の接し方が変る(=意識がかわる)と、子どもも変っていきます。

ひきこもり本人とその親御さんの両方が分析を受けられると、相互作用により、より早く変容いしていかれます。

他に、子育て相談室では、2名以上のグループで、Q&A方式で悩み・疑問等の相談をしています。
<子育て相談会のご案内は>こちらをクリックして下さい。

また、理論講座で分析理論をやさしく解説しています。

自分を振り返ったり、子どもさんへの対応や理解に役立つと思います。
分析理論講座の詳しい開催日程はこちらです

メールによる相談もしております。
ラカン精神科学研究所<メール相談>


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連絡先はこちらです

2008年11月07日

分析家の独り言 161 (小室哲哉容疑者詐欺事件)

小室哲哉容疑者(49)の楽曲著作権をめぐる詐欺事件には驚いた方々も多かったことだろう。

globeのヒット曲「DEPARTURES」は、私も好きな曲の一つだった。

一時期は、納税者番付上位に入っていたが、詐欺事件に至るとは・・・

テレビのニュースやネットの記事で耳にしたところによると、お金の使い方が尋常ではなかったようだ。

海外にいくつか別荘を持ち、高級外車を何台も所有し羽振りのよかった頃は、海外に出かけるときは、ファーストクラスを全ておさえ、当時付合っていた華原朋美さんと、二人で移動していたとか。

しかしその後、事業の失敗などにより多額の借金を抱えることになり、結果今回の詐欺事件に至った。

一度大風呂敷を広げ贅沢をすると、それを身に合った生活に戻すことが出来なかったのか。

ここに自己愛の欠損が見える。

(病的)自己愛者とは、現実の自己を見ず、自分が好きなように描いた自己イメージにとらわれ、そこだけを見ている。

だから現実の自分は、借金を抱え四苦八苦しているのに、彼の中の自己イメージは、相変わらず出す曲出す曲がヒットし、お金も名声も欲しいままに出来ていたのだろう。

現実を見れば、生活を縮小し、堅実に生きていくことができただろうに、彼の肥大したプライドがそれを許さなかったのだろう。

最近でも、都内の高級マンション最上階、約300平方メートルの部屋に住み、100インチ型テレビを居間に4台置く派手な生活は継続されており、玄関に高級ブランドの靴やかばんがあふれていたという。

詐欺の仕方も、すぐばれてしまうような単純なもの。

それでごまかしきれいると思ったのだろうか。

場当たり的で、幼稚性(自我の未成熟)を感じる。


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2008年11月10日

分析家の独り言 162 (症例:トイレ その2)

緊張するとトイレに行きたくなる症状に、30年悩まされたクライアント。
(分析家の独り言 155 症例:トイレ)

その後、このクライアントは「奇跡おきた」と言う。
(以下クライアントの語りを本人の了解を得て掲載)

歯が痛み、近所の歯医者に行ったが思わしくなく、彼女の生家の近くにある、子ども時代よく通った歯医者に行ってみた。

当時の先生はもう亡くなっておられたが、その息子さんがあとを継いでいた。

亡くなられた先生にそっくりの息子さん先生、容姿はもちろん話し方など物腰がそっくりだった。

待合室には、子どもの頃見覚えのある木彫りの熊の置きものがあり、なつかしく思った。

そんな中でも歯医者で自分の番を待つ間は、彼女には緊張する時間である。

歯を削るあの音はあまりいい気持ちはしない、そのときの痛みが連想される。

自分の名前が呼ばれ、診察室に入る、いすに座り、赤ちゃんのよだれかけのようなものをかけられ、背もたれが倒される。

もう身動きできない、と思ったとたん、いつもなら「トイレにいきたい」が始まる。

しかしこのときは、「まだ大丈夫、行きたくなったら、トイレに行きたいと言えばいい」と、自分に言いながらいた。

説明を受けながら、治療が始まり、結局トイレに行かずに歯医者を出た。

時計を見たら、歯医者に入ってから、出て来るまで40分を要したが、一度もトイレには行かずにすんだ。

このことが、彼女にとっては“奇跡”だったという。

その後も2~3回歯医者に行ったが、同じようにトイレには行かずにすんだ。

彼女にとってもう一つ緊張し、必ず「トイレ、トイレ」が始まる場所がある。

それは美容院。

そこで彼女は実験してみたくなったと言う。

歯医者に行って家に帰り、お茶を飲みゆっくりしながら考えた。

歯医者に行くだけで一仕事だが、歯医者が大丈夫なら、美容院はどうだろう。

「よし、これから美容院に行って実験してみよう」

美容院に行くと、結構込んでいた。

普通なら「また来ます」と帰ってくるところだが、この日は思い切って待つことにした。

タオルを首に巻かれ、その上から大きなエプロンをかけられ動けなくなる→緊張する→トイレに行きたくなる。

シャンプーのときも、髪を乾かすときも、同様で「早く終わって」と思う。

しかし、この日の美容院も「トイレに行きたい」にはならなかった。

30年間悩んだ緊張→トイレから解放されるのではないかと思った。

どうやら密閉され、身動きがとれない、抜け出せない、それを辛抱し我慢しなければなければならない場面になると、緊張しトイレに行きたいが始まることがわかった。

その根本には、母から娘である彼女に渡されたメッセージ「我慢するこはいいこと」がある。

その我慢し、辛抱することを解放できる場所がトイレだった。

彼女いわく、親なし、財産ない、学歴なしの自分は、人より何倍も努力し、頑張らなければならない。

その上に、「人には嫌われないように、真面目に生きろ」と言われ、息苦しい=生き苦しい。

そんなに頑張らなくても、ありのままの自分でいいじゃないか、自分は自分を生きていいと、思いだしたころから変ってきた。

生き辛さを感じ人が嫌い、人を避けて生きてきた彼女が、自分を縛っているものが何なのか見つめると言った。

それが今年4月頃だっただろうか。

ほぼ週一で通い、あれから8ヶ月足らずがたち、自分を縛り、生き辛くさせてきた言葉を見つけた。

まるで札のように母の言葉、口癖が出てくるが、それらはもういらない。

その札を、彼女が好きな海があり、そこから母の眠る町へ流して返す(彼女のイメージ)という。

これから彼女は、母の言葉に縛られて生きるのではなく、自分の理想や、自己規定した言葉で生きていく。

これでもう緊張→トイレの症状は消える。

彼女は今、開放感を味わい、心が自由でうれしいという。

「よかったですね」言いながら、私も自分のことを振り返りつつ、ともに喜べうれしい。

「悩み続けた30年はなんだったんだろう」という彼女。

分析によりからまった糸をほどけばそんなものである。

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2008年11月14日

分析家の独り言 163 (こんなメールが届きました)

私のMIXのメッセージに以下のようなものが届きました。

送信者の名前は、マネージャー@芸能とあります。

某有名男性タレントのマネージャーです。
突然のメールですみませんが‥本人の希望であなたとどうしてもお話したいと‥。
もし宜しければ少しお時間いただけませんか?
最近まではテレビや取材、雑誌の特集などで忙しく、私から見ても精神的に疲れてるようで・・
お恥ずかしい話、私では彼をケアできなくて…ここまで心を閉ざすのは初めてなんです。

急なお願いになりますが、彼を助けてあげてはくれませんか?
実は本人と一緒にmixiで彼の求める方を探していたんです。
あなたに何か感じる所があったらしく、メールしておいてくれ、と言われました。
ニックネームにも何か惹かれるものがあったようです。

http://m.ajt.me

ここに登録をしてもらってもいいですか?本人からメールをさせます。

私はマネージャーとしてどうにか彼を支えたいと思い、
事務所に内緒で彼の要望に答えてあげようと思ったのですが、
結局は事務所にばれてしまいました。

事務所には「そんなことをするな!」と言われており、本人はmixiに登録すらすることが出来ません。
また、事務所の対策として私の元々のmixiは退会させられてしまいました。

今このメッセはもう一度登録をしたものから送っていますが、事務所にばれないように友達とマイミクになることすら出来ない状態です。
そのため、メッセでお返事頂いても私からお返事は返せませんし本人の名前を記録に残るメッセで送ることもかないません。
このメッセを見て頂いたときにはこのmixiも事務所にばれて退会させられているかもしれません。

もちろん、これは私と彼から一方的なあなたへのお願いになりますので、
色々なご事情で彼と連絡を取って頂くことがご無理であれば仕方ありません。

このままメッセージを削除して頂ければこちらから二度とメッセージを送ることもありませんし、連絡等一切行いません。

もし可能でしたら彼を助けてください。

http://m.ajt.me

突然の長文で失礼致しました。

よろしくお願い致します。

というものです。
試しにURLにアクセスしてみると、予想通り「ご近所サーチ」という出会い系サイトの登録画面でした。

あの手この手で、誘ってくるんですね。

皆さんご注意ください。

有名芸能人とそのマネジャーが、助けを求めてきていると思えば、登録してくるとでも思ったのでしょうか。

自己愛をくすぐるやり方ではあるが、文面があまりにも胡散臭い。

振り込め詐欺等にもご注意を!

2008年11月15日

新サイト 『月刊精神分析』 創刊のお知らせ

惟能創理(大沢)氏が開いたインテグレーター養成講座、同期生である立木歩実さんとの対談です。
月刊精神分析 (こちらをご覧ください)

<目次>

1、プロローグ Prologue
2、プロフィール Profile
3、精神分析療法との出会い
4、オールOKの実践 Practice of "All OK"
5、人生の決断 Decision of Life
6、精神分析家養成講座
7、酒鬼薔薇事件 Sakakibara affair
8、エピローグ Epilogue

それぞれが、分析に出会うきっかけや、インテグレーター養成講座でのことなどをなつかしく思い出しながら、語り合いました。

私にとって、分析を受けたこと、インテグレーター養成講座で学んだことは、人生の中の大きな転機であり出来事でした。


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2008年11月17日

ラカン精神科学研究所電話番号変更のお知らせ

予定通り、11月16日電話工事が行われ、電話とFAXの番号が変りました。

新しい電話&Faxは  077-558-8766 です。

ご連絡いただく際には、↑こちらの電話番号へお願いします。


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2008年11月18日

京都 子育て相談室(旧 母親教室)日程のお知らせ(平成20年12月)

日 時 : 12月4日(木) 10:30-12:30

場 所 : 京都府京都市 JR京都駅周辺  

参加費 : 1,000円(1回:2時間 完全予約制)

日々子育てするなかでの疑問、悩みなどQ&Aしながらアドバイスします。

今、子どもさんに何らかの問題があっても、なくても、安心して自信を持って、楽しく子育て出来るようにと願いつつ、相談室を毎月開いています。

オールOK!子育て法(発達論)に基づき、どう対応すればいいか、なぜそうなのかを納得いくように説明します。

お子さんの年齢に制限はありません。お父さんの参加も歓迎です。

個人分析の依頼があればクライアントの御自宅や最寄の駅周辺の施設(ホテルのロビー、ファミレス)等へ出張が可能です(交通費別途)。
現在、京阪神(京都市、大阪市、神戸市)福岡県福岡市(月1回3日間)等へ出張しております。
また、2名以上のグループであれば、出張子育て相談室も行っています。

興味・関心のある方、参加希望の方は下記へご連絡ください。

電話:077-558-8766

携帯:090-7357-4540

メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)。

子育て(日常の接し方・不登校・ひきこもり・非行など)の悩み、疑問等ご相談ください。


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分析家の独り言 164 (幸せとは何か)

自分の生きにくさは何か?それはどこから来るのか?を見ることから逃げなかったクライアントが言う。

人の精神は、相反するものを抱えてたり、何かわからないが恐れるものを持っている。

恋愛をして、結婚し、妊娠・出産を経て子どもをもうけた。

働きながら子育てをして、子どもの問題に取り込み『オールOK』で対応し、子どもは自立し孫もできた。

こうして人として、一通りのことを経験してきて、自分の人生を振り返った。

自分はいつも、何かわからないが劣っていて、大きな欠損を抱えていたために、何をやっても人と比べては、自分は劣っていると思ってきた。

その自分に欠けているものを人に覚られたくなくて、人並み以上に頑張り続けた。

その途中で、自分がしたいことをするために、義務のようにいろんなことを片付けてきた。

子育てもしかり、仕事をするために早く子どもの世話をして終わらせる、そういう子育てだった。

そうして自分はやりましたと思っていたが、それはこなしただけ。

味わうということがなく、バタバタ、アタフタした人生で、なんと抜けていることの多いこと。

こんなことでは途中で切れると思っていたが、今1枚の大きなベールが取れ、人も自分も見えるようになった。

すると、動揺することがなくなり、自分のなかに安定感がある。

「人に自分の欠損を知られたくない」がなくなり、落ち着いた。

それまでは、自分以外の人がすごく優秀であったり、えらく見えた。

自分で自分への評価が正常になり、劣っているところも、頑張ったところ・良いところも両方がわかる。

今ここに立てたことがうれしい。

すると、以前に思っていた幸せと、今思う幸せが全然ちがった。

以前は、物金による安定と安心感が保証されていることが幸せだった。

そのために家も買ったが、幸せにはなれなかった。

ねばならないの世界に生きてきて、いつも何かに追われ、結果子どももまともに育てられない自分って何?と思い、オールOKを知り、実践した。

そして、自立はしたが二人の子どもの成長をこの先も楽しみに見ていけることを幸せと思う。

「他人から見た自分がどうであるかではなく、大事なのは自分がいつも心地よくいられること」とクライアントは言う。

「よく頑張られました。ようやく自分の中心に自分が入りましたね」と私は言った。


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2008年11月21日

分析家の独り言 165 (子どもとおやつ・食)

多くのお母さん方がおそらくこうであろうと思う。

子どもが食事の前におやつを欲しがるが、食べさせるとご飯を食べられなくなる。

ご飯の後にならいいが、ご飯の前におやつを食べたいと言ったら、「だめ」と言うか、制限して少しだけあげる。

栄養的に、体のことを考えて、また甘いお菓子は虫歯の原因にもなり、できるだけ食べさせたくない。

母親教室や子育て相談室で何度も質問されたことである。

子どもへの対応は「オールOK」、もちろん食事前だろうが、後だろうが子どもが欲しいと言ったら、食べたいという分をあげてくださいという。

そんなことをしたら制限なくいくらでも子どもは食べ続けるのではないかと思い、とんでもないと言われる。

あるクライアントの子どもが、同じようにチョコレートを食べたいと言う。

お母さんであるクライアントは、あまり食べさせたくはない。

家では制限して、少しだけ食べさせていた。

親子でお友達の家に遊びに行き、そこで何人かの子どもにチョコレートが分け与えられた。

そのクライアントの子は、自分の分を食べ終わると、お友達の分まで取って食べた。

クライアントはそれが恥ずかしかったという。

それは家で制限しているからで、欲しいときに欲しい分をいつでも食べられるなら、人の分までとっては食べない。

「どうしたらいいでしょう」と聞かれたので、「家で制限せず食べたいだけ食べさせてください」と言った。

一袋全部欲しいと言えば、一袋全部与えるということ。

実行してもらうと、最初はこれまで制限された分を取り返すかのようにチョコレートを食べたが、そう何日も続かず、食べる量もほどほどに落ち着いていき、お友達の分を取って食べるということもなくなった。

この話を何年か前に母親教室でしたとき、クライアントはそうかと実践した。

しかし、クライアントいわく、100%信じたわけではない、ただそういうこともあるかなと思い、自分の中で一週間だけやってみようと思ったと。

やってみると、三日頃から結果が出だし、やっぱりそういうことかと思ったという。

満足する、足るということが大事である。

また、心が健康であれば、今自分の体に何が必要かわかるようになる(体の声を聞けるようになる)

おやつやお菓子だけでは動き回る子どもにはもの足りず、ご飯を食べたくなる。

そのとき、母の手作りの愛情こもったご飯が子どもの心を育てていくでしょう。

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2008年11月22日

福岡出張のお知らせ(平成20年12月)

毎月1回、福岡出張セラピーを行っています。

12月の福岡出張は以下の予定です。

日 時 : 12月16日(火)、17日(水)、18日(木)

場 所 : 地下鉄天神駅周辺(詳しいことは電話等にてお問い合わせください)

分析料 : 10000円 (プラス交通費2000円)

福岡近郊で分析を希望される方、おられましたらご連絡ください。

ひきこもり等により、外出が困難な場合は、お宅への出張セラピーを行います。

遠方への出張であるため、福岡でのクライアントの方には分析料プラス2000円の交通費の負担をお願いしています。


同時に、子育て相談室(旧名称 母親教室)・インテグレター養成講座も開いています。

興味・関心のある方、参加希望の方は下記へお問い合わせください。

℡ 077-558-8766 携帯℡ 090-7357-4540

メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策


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2008年11月24日

分析家の独り言 166 (痰壺、ごみ)

私もそうであったが、子ども時代に母や祖母などの身近な大人から、愚痴をきかされる。

クライアントの中にもそういう人は多い。

そこにはまず、家族関係の歪みがある。

私の場合でいえば、母と祖母(姑)の仲がよくなかった。

母は小学校の教師で、昼間家にいないので、私はいわゆるおばあちゃんっ子であった。

母親代わりの祖母に育てられたようなもの。

本当は母にくっつきたかったが、現実にほとんどいない母の変わりに祖母にくっついていた。

その両者の仲が悪く、祖母は母がいないところで、私に母の悪口を言った。

具体的な内容はあまり覚えていないが、祖母は母が化粧をすることが気に入らなかったらしく、「自分は化粧などしたことないのに・・・お母ちゃんは化粧して・・・」と言っていたのを思い出す。

何がよくて、何が悪いのかもわからない子どもの私は、化粧することは悪いことなのか!?となった。

現実にあまり私と一緒にいない母も、祖母から言われ気に入らないことを、子どもの私に愚痴をこぼした。

私が分析を受け始めた頃、こういう話をしたとき、分析者に「それを痰壺(たんつぼ)と言います」と言われた。

母や祖母は、自分の中に詰まった不快なもの(痰)を私という壺に吐き出していたということ。

不快なものを吐き出した人はそれで幾分かすっきりしていいだろうが、吐き出された私は不快なものを受け取り、それをどう処理することもできず、それらを抱えて生きていくしかない。

楽しいことならいいが、不快な感情・気分は私の心を蝕んでいった。

しかも私はどちらも好きな人で、自分を受け入れて欲しい人たちなので、それを跳ね返すこともできずに、愚痴り続けられどんどん溜まる一方であっただろう。

後に聞いた話では、兄も同じように子ども時代に祖母から母の悪口を聞かされたらしいが、兄は「母の悪口を言わないでくれ、聞きたくない」と言ったらしい。

私には、そんなことを言える自我も何もなかった。

クライアントの中には、母から家族や近所・周りの人の愚痴、悪口を聞き、自分も母にそのような悪口を言われないようにと、いい子を演じてきた人。

また同じように、母から家族や他人の悪口、愚痴を聞いてきたために、「自分はごみだと思ってきた」と言ったクライアントがいる。

こうして私たちは人間でない物(痰壺)として扱われ、人間でない物(痰壺)になってしまう。

「自我は他者のもとで構成される」とは、子ども時代は特に、子どもにとって重要な=母や後に父 によってどう扱われ、どのような言葉をかけられるかで自分といものがつくられていくということ。

子どもに愚痴をきかせたりして、子どもをストレス解消の道具にしてはいけない。

愚痴られ、自分を痰壺やごみにされた者は、自分の存在に価値を見出せず、当然自信もプライドも持てず、最終的には自分を消したくなるところにまでいくこともある。

それを分析によって、過去を洗い直し、そこに至った経緯を明らかにし、自信やプライドを取り戻し、その人らしく活き活きと生きていかれるようにサポートする。

それは自分の人生を自らの力で生きなおす、生まれ変わるという感覚に至る。


京都、福岡、大阪へ毎月出張しております。

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2008年11月26日

分析家の独り言 167 (こんにゃくだったクライアント)

あるクライアントの語り。

こんにゃくを作って卸している店の前で、こんにゃくの端切れをビニール袋に詰めて、格安の100円で売っている。

その店を知ったのが、もう20年以上前になるだろうか。

この店の前を通るたび、必ずこの端切れが詰められてた100円のこんにゃくを買う。

店の前に置かれたこんにゃく、これをビニール袋に入れて、ビニールテープで止め、「はい、100円です」といって、こんにゃくを受け取るとき、なぜがモワモワっとした何とも言えない幸せな気持ちになる。

この感覚を味わいたくて、この店の前を通ると、まだ家にこんにゃくがあっても必ず買って帰る。

ずっと以前から自分はこんにゃくを買う側ではなく、売る人になりたかった。

なんで自分がこんな気持ちになるのかわからないと言いながら、クライアントがそう語った。

私は「そのこんにゃくこそあなたです」と言った。

普通ならこんにゃくとして売られることのない端切れ=捨てられるこんにゃく。

きれいに形の整った、1枚百いくらかののこんにゃくではなく、形もばらばら、色も様々の捨てられるこんにゃく。

それが袋一杯につめられ、それを喜んで買っていく人達。

そのこんにゃくを売る人になりたいとは⇒(こんにゃくとしての商品)価値のないものに、(100円のこんにゃくとして)価値を与える人になること。

つまり価値付ける人とうこと。(端は端で利用価値がある)

自分は他人より劣っていると思ってきたこのクライアントは、商品価値のない端切れのこんにゃくと化していた、そのこんにゃくに同一化していた。

クライアントもそう思うという。

それから一週間後、このクライアントは次のように語った。

いつものように、こんにゃく屋の前を通ったが、今までなら必ず買っていたこんにゃくを買わずに素通りした。

その自分にビックリしたという。

「何で?」「今までなら、必ず買ってたのに」

「あのこんにゃくは、こんにゃくの端切れ、まだこんにゃくは家にある、買わなくていい」

そう冷静に物事をみている自分が不思議と。

私は「やっと、こんにゃく(価値のない)の自分から切り離せましたね」と言った。

これまでクライアントは社会のなかで当たり前の位置を歩いて来られなった、その自分が今、社会の中の一人になったと言う。

たった一週間でこんなに変ることが不思議と言うクライアント。

「気づけば一瞬(で変る)」と、私はいつも言う。


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2008年11月27日

京都 子育て相談室(旧 母親教室)追加日程のお知らせ(平成20年12月)

日 時 : 12月4日(木)、8日(月) 10:30-12:30

場 所 : 京都府京都市 JR京都駅周辺  

参加費 : 1,000円(1回:2時間 完全予約制)

12月は上記のように、4日(木)と、追加で8日(月)にも子育て相談室を開催します。

日々子育てするなかでの疑問、悩みなどQ&Aしながらアドバイスします。

特に、不登校・ひきこもり、非行など何らかの問題でお悩みの方、理論を知って正しく対応すれば必ず子どもさんは活き活きと自分の人生を歩んでいきます。

今、子どもさんに何らかの問題があっても、なくても、安心して自信を持って、楽しく子育て出来るようにと願いつつ、相談室を毎月開いています。

オールOK!子育て法(発達論)に基づき、どう対応すればいいか、なぜそうなのかを納得いくように説明します。

お子さんの年齢に制限はありません。お父さんの参加も歓迎です。

個人分析の依頼があればクライアントの御自宅や最寄の駅周辺の施設(ホテルのロビー、ファミレス)等へ出張が可能です(交通費別途)。
現在、京阪神(京都市、大阪市、神戸市)福岡県福岡市(月1回3日間)等へ出張しております。
また、2名以上のグループであれば、出張子育て相談室も行っています。

興味・関心のある方、参加希望の方は下記へご連絡ください。

電話:077-558-8766

携帯:090-7357-4540

メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)。

子育て(日常の接し方・不登校・ひきこもり・非行など)の悩み、疑問等ご相談ください。

京都、福岡、大阪へ毎月出張しております。


ラカン精神科学研究所のホームページ

オールOK!子育て法のページ

不登校・ひきこもりに悩む方々へのページもご覧ください

2008年11月29日

金谷氏今月のメッセージ (平成20年11月)

(以下は分析家仲間の金谷氏のHPにある金谷氏の今月のメッセージを私のブログで紹介しているものです。)

テーマ『不屈の者』
今、日本は崩壊しつつある。現在は今までの余力で生きている。
 日々の出来事を見ても理解しがたい不可解な事件が多すぎる。以前にも語ったと思うが、原因は父不在。父弱体化にあると申し上げた。
 ひき逃げでおまけに相手を何キロも引きずった挙句、放置して逃走する。
何故逃げるのか「飲酒運転」である。人の命より飲酒運転で引っかかるのが恐くて逃げる。
自分のした事は自分で認め、潔く詫び償いをする男気のある行動・責任感のある行動をすべき事を父は教えていない。
まず酒を飲んで運転する子供を育てるな!自他共に命を守る人間に育てるべきであろう。
 久々にドキュメンタリーのテレビ番組をみて感動した。
NHK「不屈の者たちへ」というタイトルで物語りは、俳優の大杉蓮のナレーションにより紹介される。 ・・・・・・「父の代からの小さな工務店を引き継ぎ年商30億の建設会社にした社長の事実の物語である。」
「彼は東京の下町・深川で育った。実家は小さな工務店だったが、父は大工の棟梁・腕はたしかであった。しかし気弱で病気がちだった彼はサラリーマンの道を選んだ。
長男だったが高校を出ると大手石油会社の経理マンになり、夜間の大学に通う生活になった。
昭和40年頃から、大手住宅会社がプレハブ住宅を売り出したため、職人仕事では立ち行かなくなり、父の依頼であとを継ぐことになった。
継いだあと、父とは違うやりかたに変え、大手が出来ない事を誠実さと緻密さで、下請け業者の面倒を徹底的にみた。
それから20年、押しも押されぬ地域一番の建設会社になった。平成9年には(父の代から数えて)創業60周年パーティーを招待客300人を集め盛大に行った。
が、パーティーから半年後無責任なデマが飛び交った。
『会社が不渡り手形を出し経営が危ないらしい』と。同業者による悪質な嫌がらせだった。
仕事のキャンセルが相次ぎ資金繰りが悪化し、銀行に融資を頼むもバブル崩壊後、銀行は貸し渋りどころか貸し剥がしに血眼になって融資は結局受けられなかった。
一年以上なんとか頑張ったが、平成10年11月負債総額19億円を抱かえて、東京地裁に自己破産を申し立て事実上倒産した。
彼は逃げる事もなく債権者会議に出席し心から詫びた。『私は逃げも隠れもしません。自宅のマンションにいます。自殺もしません。』と言い切った。
バブル崩壊後、26万の会社が倒産し数百万人が彷徨い自ら命を絶つものは年3万人にも上る状況だったからである。
彼はお金を使う事が出来ないため、苦しい遣り繰りをしていたが、ある日突然てんぷらとお刺身をたづさえた訪問者があった。差し入れだった。その後も何人もの知り合いから差し入れがあった。
奥様は『会社自己破産時の頂き物覚書』ノートをつくり届けてくれた人の名前と品物全てを書き留めた。米・味噌・野菜・洗剤・トイレットペーパー・クリスマスケーキなど、数々。
一番気をつけたのは病気になる事。病院にかかるお金がない・・・然して平成11年1月食べていく為には働かなくてはならない。56歳の彼には、多くの選択肢はない。選んだのはタクシードライバーである。
募集年齢は55歳であったが無理を言って雇ってもらう。しかし現実はそんな簡単なものではなかった。営業は朝8時から翌朝4時半までの20時間半の勤務・一日空けて次の日にと続く。
営業収入は一日約5万円前後、これは東京の平均で全国平均は3万円である。一ヶ月の研修を経て営業が始まったが3万しか稼げなかった。最も辛い事はかつての知人が乗ってくる時で、顔を伏せ小さな声で言葉少なに対応したと語った。
その日々の中、図書館で借りた一冊の本『路傍の石』のその一節に目が止まった。
『人生は死ぬ事じゃない。生きる事だ。自分自身を生かさなくってはいけない。たった一人しかいない自分を、たった一度しかない一生を本当に生かさなかったら、人間、生まれた甲斐がないじゃないか。』
4万足らずの稼ぎ、まだこの仕事に本気で取り組んでいない。数字を上げる事でおれの生き様を証明してみせる。!!まずは平均の5万円を目指す。
そのために東京中の道を覚えなければならない。一番の先生は乗せた客・客が指示する裏道・抜け道を覚え、家に帰って地図で確認・頭に刻み込むの毎日。一年後地図は必要なくなった。
次に始めたのが市場調査。何処に行けば客は確実につかまるか。都内の駅の終電時刻を全て調べ上げ、その時間に行けば必ず客を乗せることが出来た。
大劇場やスタジアムのスケジュールを電話で問い合わせる。終演と共にどっと出てくる客を乗せた。自分だけの穴場を探し、地下鉄の開通やビジネスエリアの開発情報の入手に努めた。
入社6ヶ月で平均の5万円に届き一年後には7万円に達しトップクラスに近づいた。
営業収入アップの分析し、朝は住宅街から駅に行く通勤客をひろいながら、徐々に都心に向かえば無駄がない。駅で待つのは10分まで、行列が長い時は直ちに別のポイントに移る。
朝昼夜、そして深夜と時間での人の動きを読みながら、集めたデーターを駆使しついに何処で客を降ろしても10分以内に次の客を乗せられるノウハウを身に付けた。」
現在は後輩の運転手達に惜しみなくノウハウを伝え育てている。
彼は「どんな困難に至っても絶対に逃げない、一生懸命立ち向かい何が何でも諦めない。」と言う。
戦後の混乱の中、世界の日本に作り上げた時こういう「不屈の者」達が多くいたように思う。
父なる者はどんな困難にも屈する事無く、いつも冷静に知力を発揮し研究しそれを行動化し実践していく。
口ばっかりの総理大臣、粗探しが仕事だと錯覚されている国会議員殿、血と汗の結晶の税金を使い、醜い政権争いを国民不在のまま行うのはいい加減止めて欲しい。
本当に国と国民の幸せのために、男らしく『滅私奉公』の精神で全うして頂く事を心から願います。

金谷精神療法研究所

所長  真理攫取

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