1999年吉川精神科学研究所として仕事をスタートし、お母さんたちの子育てに関する悩み・迷い・疑問を話し合い、精神分析の立場からアドバイスをするということも目的に始めた「母親教室」の名称を「子育て相談室」に改名した。
先日8月31日に那須でおこなわれた分析サミットにおいての話しあいでの結果である。
分析家ネットワークを組んでいる仲間が、「母親学校」という講座を開いている。
それはテキストをもとに、母親とは「どういうものか?」「何をするのか?」を学ぶ講座。
私の「母親教室は」テキストもなく、Q&A方式で、子育ての悩み・疑問に答えていくというもの。
当然料金も異なる。
内容が違うが、「母親学校」と「母親教室」というよく似た名称であるため、一般の方に混同されてしまうため、今回改名することにした。
これより「子育て相談室」の名称を使うが、過去のセラピー日記などブログの一つ一つの記事について訂正はできないないので了解していただきたい。
私のクライアントの中に、分析を受けられたが子どもが持ち出すお金が半端ではなく、途中分析が受けられず「母親教室」(現在の子育て相談室)に熱心に通われ、子どもが立派に更正されたというのもある。
気軽にこんなときどう子どもに接すればいいのか聞ける場が、私が子育てをしてくる中でもなかった。
手探りで迷いながら、周りの人に聞いたりもしたが、人によって言うことが違っていたり、結局よくわからないまま、自分が良かれと思って子どもたちを育ててきた。
そのために子どもも、私もずいぶん遠回りをして、さらに子どもを傷つけていた。
今、私のところに様々な方が来られる。
そこで聞かれるのは、診療内科や精神科に行った、学校カウンセリングに行ったが良くならなかった、公共のカウンセリングを受けたが子どもがかえって悪くなったというのもあった。
それら「発達論」という理論を理解しないで、話しをきいてアドバイスしているのだろう。
そうでなければ、子どもに良い変化がないとか、ましてや悪くなるということはない。
もちろん子どもへの対応法は「オールOK」、しかも的確かつ敏速、命令指示をしない、それを継続して行う。
やり始めたお母さんは、本当にこれで子どもがよくなるのか疑問を持たれる。
なぜオールOKするのかを説明しながら、納得してもらい、励まし、支えつつ行く。
そして「オールOKをしてもらえば、子どもさんは大丈夫です」と言い切る。
それが、不登校、ひきこもりであれ、非行であれ、精神的病理であれ、全ての子どもを生き返らせ、心身ともに健康にできる方法である。
それは、私のスーパーバイザーである惟能氏はじめ、我々分析家の多くの臨床例が証明している。
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