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2009年9月 アーカイブ

2009年9月 1日

今週のメッセージ(平成21年8月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」8月の過去ログです。

子どもと母の成長(平成21年08月26日)

クライアント達は、しんどいながらも子どもにオールOKをしていく。
子どもの様子を聞くと、クライアントがどれくらい子どもに対応しているかがわかる。
最初から完璧にできることはなく、失敗しながらも継続してオールOKをしてもらうと、必ず子どもの言動に変化が見られる。
母親に文句を言い出したり、甘えたり、要求が多くなったりと対応する親からすると困ったと感じることも、インテグレーター(分析家)からみると良いサインである。
できていることを認め、賞賛し、励まし、子どもの変化の意味を説明し、またクライアントが子どもに対応できるようににする。
そうするうちに、子どもと共に対応した母親が成長していく。

母なるもの(平成21年08月20日)

母なるものの定義とは
積極的、献身的で思慮深く、かつ連綿とした優しさとでもいうべき風土の中で相手に向けられた配慮全体と称すべきもの」(シュヴィング)
子どもへの配慮、関心を向けることは難しい。
適切な関心を配慮して子どもに向けなければ、過剰になったり、逆に希薄になったりする。
子どもを育てる母親自身に"母なるもの"の経験がなければ、具体的にどう対応していいかわからない。
だからオールOKして子どもを育てることである。
オールOKを話すことで"母なるもの"を翻訳したシナリオをお母さん方に渡している。

辛さの先にあるもの(平成21年08月12日)

これまでを振り返って、子どもを育てる中で自分が育てられた。
「オールOK」の奥の深さを、自分の体験やクラアントの臨床から思う。
子どもにオールOKする親の側の辛さ・しんどさも知っている。
しかしそれを乗り越えて、対応していく先にある親の変化・成長、喜びも知った。
もちろんそれに伴う、子どもの変化・成長もみせてもらっている。
親のしんどさが伴うためか、「オールOK!子育て法」が世に広まらない。
得られるものより、そこに至る過程で頓挫してしまうこともある。
しかし、努力や痛みを伴わないで、結果だけを求めることはできない。
信じて実践し、味わった者だけがわかる世界とでもいうしかないのか。

余計なことを言って反省(平成21年08月05日)

娘と自転車を連ねて買い物に出かけた。
娘はお店に入る度、自転車の鍵と、盗難防止用U字ロックをかける。
思わず私は「すぐだから、U字ロックまでかけなくていいよ」と言った。
娘に、「前にかけなくて自転車取られたからかけるの」
「自分で考えるから、黙ってて」と言われた。
おっしゃる通り、余計なことを言ってしまったと反省。

宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

2009年9月 2日

分析家の独り言 268 (分析によって自分を知る)

あるクライアントが言った。

世間に流されて生きてはいけない。

せめて自分と自分の家族は強固なものにしておかなければいけない。

嫌なことをよけてよけて生きて来ては、自分さえも受け取れない。

最初は子どもの問題で、分析を知りオールOKをした。

子どもの問題が解決した頃から、夫婦の問題が見えてきた。

子どもに問題があったときは、この子が悪い、おかしい、だから私はこんなに大変で苦しいと思った。

今度夫婦の問題が起きたとき、夫がこんな人だから私は不幸なんだと思った。

ところが結局、全てのことは自分に起因していた。

自分は正しいで、相手を人を責めているううちは自分と向き合えない。

嫌だけど自分を見つめ出し、自分を知っていくと人のせいにしなくなった。

ひたすら自分を振り返り、知っていくと自分の変化に驚くことがいっぱいあった。

そして気がつけば、穏やかな日々と心の安定、家族とのたわいない会話に喜びと幸せを感じられるようになった。

今まで生きて来たなかで、これほど幸せを感じられたことはなかったという。

そして、お金は自分を活かすために使わなければいけない。

病身や施設に入るようになってから使うお金より、自分を磨き成長するためにお金を使うこと。

期待するのは自分にする、それがベスト。

人や家族に期待するのは、自分に自信がなく不安が高いから。

これからも変わり続けていくと言う。


自分を知っていくと、ものの見方考え方が違ってきて、「なぜ自分は今この事に腹が立つのだろう、ひっかかるのだろう」と、冷静に自分を見つめられる。

そして自分の過去を辿り、今の状況と同じようなこと、その原因となりそうなことを探す。

すると、自分で気付くことがある。

また、自分でも気付かない変化がおきていて、今までとは違う反応・考え方をしている自分に気付いて驚くことがある。

最初に出会ったころは、生きるか死ぬかという大変なクライアントだっただけに、よくここまで変容し成長したと思う。

諦めずに取り組めば必ず道は開けると、あらためて教えられた。


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2009年9月13日

『月刊精神分析』 09年8月号酒井法子覚せい剤所事件と分析理論発刊のお知らせ

- 特集  酒井法子覚せい剤所事件と分析理論 -

今回は、今世間で話題の酒井法子さんの覚せい剤に関せする一連の事件についての概要と、精神分析の立場から解説しています。

酒井法子さんがタレントであったためにマスコミで報道され、彼女のプライバシーも詳しく出されることになりました。

このマスコミからの情報をもとに、彼女の生い立ち・養育史をから、彼女の心の構造(特に依存)をみています。

ただ、酒井法子さんに限らず、今の日本で覚せい剤は我々が想像する以上に蔓延している可能性があります。

これもマスコミからの情報ですが、覚せい剤を売っていたイラン人が「これほど薬(覚せい剤)が売れる日本はおかしい」と言っていると聞きました。

それくらい現代の日本人は、覚せい剤に依存しなければならない未熟で脆弱な心の構造しか形成できていないということです。

覚せい剤を使っていくと、幻聴など統合失調症(以前の精神分裂病)と似た症状を呈するといいます。

人間辞めますか?覚醒剤やめますか?(日本民間放送連盟の麻薬撲滅CM)のキャッチフレーズを思い出します方も多いと思います。

それほど危険で、法律でも禁止されている薬物を違法と知りながら使わなければならない人達が増えているのです。

そのことを今一度考え、人間とはいかに生きるべきかを問い直させてくれる事件でもあります。

もし私が酒井法子さんと同じような境遇で育ったとしたら、私も覚せい剤に手を出していたかもしれません。

精神分析で問題とする養育史、赤ちゃんの頃からの育てられ方を重視するのは、この時期から人間の心の構造が良くも悪くも形成されるからです。

原因があっての結果であり、それを紐解き、正常な心の状態に戻していかなければ、依存の構造から抜け出すことは難しい、いや出来ないと思います。

今後、酒井法子さんの更生へ道は平坦なものではなく苦悩と困難な道でしょうが、自分を大切にし残りの人生を有意義なものに書き換えていって欲しいと願います。


月刊精神分析2009年8月号 (こちらをご覧ください)

<目次>

1、はじめに
2、語り手プロフィール
3、酒井法子覚せい剤所持事件の概要
4、精神分析的視点
5、自己統制-時間編―
6、自己統制-お金編―
7、自己統制-健康編―
8、酒井法子というペルソナ(仮面)
9、酒井法子容疑者の経歴
10、名前の不思議 酒井家の場合
11、タレント酒井法子の死
12、精神分析的解釈とまとめ
13、精神分析家ネットワークの紹介

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月刊精神分析2008年11月号 私と精神分析 もご覧ください

月刊精神分析2008年12月号 心の栄養学講

月刊精神分析2009年01月号 運命は名前で決まる

月刊精神分析2009年02月号私と精神分析 2

月刊精神分析2009年03月号随筆 精神分析

月刊精神分析2009年4月号 なぜ分析で病が治るのか

月刊精神分析2009年5月号 精神分析家をえらびますか?

月刊精神分析2009年6月号 女性と仕事・結婚・出産

月刊精神分析2009年7月号 非行と家庭内暴力

2009年9月14日

分析家の独り言 269 (オールOKと基本的信頼)

あるクライアント、分析を受け子どもにオールOKをしてきた。

子どもは不登校で、あまり外にでない。

不登校とは子どもが24時間体制(1.5歳未満の口唇期)に戻った状態なので、お母さんと一日中一緒に過ごす。

家にいると子どもの変化はほとんどわからない。

自分(母親)が分析を受け、子どもにオールOKしても目だって子どもの変化も見えず、本当にこれでいいのか?と迷いや疑問も出てくる。

分析もそろそろ辞めようかとも思い出した頃、ある催しに親子で参加した。

そこで子どもの成長した姿が見えた。

母親から離れ、同年代の見知らぬ子達と普通に話し、対等にやりあっている我が子を見た。

何の変化も成長もないと思っていた我が子が、オールOKすることで子どもは確かに成長していたと感じられたという。

毎日家でそれほど変化のない生活の中で子どもに対応して、このままこの子は家にいて、一生自分から離れずにいるのかなど、様々な不安が出てくるだろう。

私も下の娘が不登校していたときには、一体いつ動き出すのだろうと思った。

しかし、あるとき突然「学校に行く」と言い出した。

日常の中で子どもの変化は見えなかったが、オールOKすれば子どもは変化・成長していた。

やはり一貫してやる続けることである。

最初から100%出来なくても、諦めずに根気よく、継続は力なり。

子どもの変化・成長とはこのようになかなか表面いは見えにくいものであることを知っておくことも大事なこと。

自分の娘の経験からも、やはり信じるということが人間にとって大事なことであり、基本なのかとあらためて思う。

この基本的信頼を人が学ぶのは、わずか0~1.5歳の時期。

母親に適切に世話されることで、人は人・物・事を信頼することの基礎を学ぶ。

これを学べなかった人達が多く、その人たちが親となって子を産み育てる。

親が基本的信頼を学んでいなければ、当然それを子どもに伝い教えることは出来ない。

私も分析を受けるまでは、基本的信頼など全くないまま子どもを育てていた。

分析を受け、インテグレーター(分析家)との関係を通してやっと学ぶことが出来ていった。


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2009年9月16日

福岡出張のお知らせ(平成21年10月)

毎月1回、福岡出張セラピーを行っています。

平成21年10月の出張は以下の予定です。

日 時 : 10月15日(木)、16日(金)、17日(土)

場 所 : 地下鉄天神駅周辺(詳しいことは電話等にてお問い合わせください)

分析料 : 10000円 (プラス交通費2000円)

福岡近郊で分析を希望される方、おられましたらご連絡ください。

ひきこもり等により、外出が困難な場合は、お宅への出張セラピーを行います。

遠方への出張であるため、福岡でのクライアントの方には分析料プラス2000円の交通費の負担をお願いしています。


希望により子育て相談室インテグレター養成講座も開きます。

興味・関心のある方、参加希望の方は下記へお問い合わせください。

℡ 077-558-8766 または 050-3767-6283

携帯℡ 090-7357-4540

メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策


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分析家の独り言 270 (分析を通して人を育てる)

一か八か、もうこれしかなと荒れる子どもにオールOKをすると決めたクライアント。

分析を受け、母親教室(現在の子育て相談室)にも参加し続けた。

分析において、子どものことと共に自分のことも語る。

その途中で、「もしオールOKをして子どもが変わらなくてもいいと思った」と言う。

インテグレーターの私としては少々驚く、何でだろうと?

クライアントは言った、「もしここで自分が死んでも肯定できる」

「なぜなら、この自分を知ってくれている人(インテグレーター、分析家)が一人でもいるから」

「自分がどう考え、どう行動し、どう生きたかを知っていてくれる人がいるから死んでも悔しいということがない」

「ああ、○○さんはここまで頑張ったけど力尽きたのか、と自分の努力も苦悩も理解してもらっている」

「理解してくれる人に出会うことで安心して死ねる、それは安心して生きられることである」

「自分を知ってくれる人に出会う、それで生きた意味があった」と。

なるほどなぁ・・・ と私は思った。

そしてクライアントに教えられた。

クライアントは、母親として子どもを理解しようとしていった。

結果、子どもは社会適応し、母であるクライアントはこれほど人を好きになったことがないというほど子どもを好きになったという。

今後子どものさらなる成長が楽しみであり、子どもが要求するなら自分の命がある限り応え続けるともいう。

子どももまた母を気遣う。

母が困ったとき、出来ないことがある時、こちらからこうしてと言わなくても子どもは母を助ける。

こうして相互性が、互いを思いやる関係ができていった。

分析において理解と共感が大事である。

インテグレーター(分析家)から理解と共感をされたクライアントは、それらを今度オールOKする中で子どもにもできるようになっていった。

自分に経験・体験のないことは仕様がないが、分析によって理解と共感される心地よさを感じ知った者は、今度それを人(子ども)に出来る人になる。

人がこの世に生命を宿したその時から、自分を想い全てを受け入れ、理解し、共感してくれる、その人が母親であったなら、人はどんなに幸せだろう。

そうして育った子どもは、幸せな人生を保証されたようなものである。

分析において、クライアントが望めばそういう母親になれる。

インテグレーター(分析家)がクライアントの母親代わりとなって、クライアントを育てて行くことも分析の仕事の一つである。


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2009年9月18日

分析家の独り言 271 (2009年9月 京都子育て相談室より:家庭内暴力・ひきこもり)

昨日9月17日、京都で『子育て相談室』を開いた。

ラカン精神科学研究所のホームページをみたと、他県から新しい方の参加があった。

子ども性別・年齢、問題はそれぞれ違っていても、共通する子どもの行動やそれに対する親の悩みがあり参加された方の話が盛り上がった。

例えば、子どもの状態が悪い時に、その子がいるだけで家族の中に張り詰めた雰囲気になり、親や家族が楽しくしていると子どもが怒る。

それは、子どもの側からすると、「自分がこんなにしんどい思いをしているのにお前らよくそんな楽しそうにしていられるな」という想いがある。

それくらい荒れたりひきこもっている子は、自分自身がしんどさや不満不安を抱え、気持ちの持って行き場がなくもがいている。

と同時に、この自分のしんどさをわかって欲しい、がそれを親達は理解しようとせずに、のほほんと楽しんでいるように見えて腹が立つ。

親も他の兄弟がいて、問題の子どもだけのことをいつも考えているわけではない。

また、大変な状態だからと一日中落ち込んだり、暗い顔をしているわけにはいかない。

ただ、問題の子どもは、親が楽しそうにいていると自分のことを考えてくれていないと思う。

子どもは、人は自分を理解して欲しい、わかって欲しい。

それがない、またはそれが感じられないために、孤独感の中である者は怒り暴れ、またある者は絶望し自分の殻に閉じこもる。

荒れる子、心を閉ざして何も言わなくなった子の心をどう開くかである。

特にそこに暴力があると、それだけで親も恐さゆえ逃げの態勢に入りがちとなる。

その態度にまた子どもは怒る。

なぜなら、家庭内暴力などの行為は、子どものギリギリのサインであり、本当は自分に向かってきて欲しい、関心を向けて欲しい、わかって欲しい・・・ のだから。

そうなると、子どもに対応する親、特に母親の精神状態が問題となる。

子どもの心を開くためにオールOKすることだが、母親が暴れる子どもを恐がっていてはそれどころではない。

自分の身を捨ててでも、この子を何とかしたいというくらいの気概がないと取り組めないことかもしれない。

また、この母親を支え励まし、共に戦っていく夫(子どもの父親)の協力も不可欠であろう。

こういったことを『子育て相談室』で話し合った。

参加の親御さんたちは、いわゆる各地にある『不登校の親の会』などにも参加されたことがある。

ラカン精神科学研究所の『子育て相談室』に来られる方は、他によくある『不登校の親の会』は言いっ放しなので、時には人の話を聞いて、「うちもそうなったらどうしよう」と、かえって心配や不安になることがあったと言う。

「ここの子育て相談室は、先生がいてちゃんと答えてくれ、アドバイスしてもらえる」と言われる。

万人に合うわけではないが、そう思ってこの『子育て相談室』に価値を見出した人たちが来てくれているのだろう。

また、最初は子どもが大変で親も不安をいっぱい抱えてのスタートであるが、親が『子育て相談室』に参加し、親または子ども、もしくはその両方が分析を受けたり、『分析理論講座』を受ける人もいて、当然オールOKしていくと子どもも落ち着き変化が見えてくる。

子どもがどうにもならないのではないかというところから、光が見え始めこれで何とかなると思ってもらえると、『子育て相談室』に参加する親御さんの表情も明るくなってくる。

こういう変化や、話し合われる内容に明るいものが見えるのが、私にとっても喜びであり、やりがいを感じる。

同じ母親としても、またインテグレーター(分析家)としても、勉強になり、ありがたいと感じる時である。


何らかの子どもの問題で悩んでいる方、興味・関心のある方、参加お待ちしています。

下記へ電話はメールで連絡ください(当日でも参加できます)。

電話:077-558-8766 または 050-3767-6283

携帯:090-7357-4540

メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)。


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京都 子育て相談室(旧 母親教室)9月追加日程のお知らせ

9月の京都 子育て相談室を9月25日(金)にも開催します。

日 時 : 9月25日(金)  10:30-12:30

場 所 : ひと・まち交流館京都(JR京都駅から徒歩15分)  

参加費 : 1,000円(1回:2時間 完全予約制 電話等にて連絡してください)

子どもさんの年齢に関係なく、子育てに関しQ&A方式で相談会を開催しています。

日常の些細な事から、不登校、ひきこもり、非行、神経症など様々な悩み、問題に答えます。

興味関心のある方、参加希望の方は下記へご連絡ください。

電話:077-558-8766 または 050-3767-6283

携帯:090-7357-4540

メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)。


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2009年9月20日

分析家の独り言 272 (高相祐一・酒井紀子夫妻の保釈に寄せて)

16日夕方、酒井法子さんの夫 高相祐一氏が拘置先の警視庁渋谷署を出た際、かぶっていた帽子に「PUNK」と書かれていた。

「PUNK]とはくだらない人間、ちんぴらやくざという意味がある。

人はそのときの自分の状態、気持ちを表わすものを着る、身につける。

本人はおそらく無意識の裡に、自己規定した言葉である。

また、その帽子に「CASPPER」の文字がパッチワーク風に縫いつけられていた。

この「CASPPER」は高相被告がDJをする時のニックネーム。

コメディー映画に出てくるお化けのキャラクター「キャスパー」に息子が似ているとの理由で名付けたという。

ただ、キャスパーの正式な綴りは「CASPER」で、高相被告が綴りを間違えたのか、故意によるものなのかは不明という。

これらのことから、彼はくだらない人間、実体のないお化けのような存在だということになる。

人は本当の自分を知っている。

それは無意識に。

そしてその無意識の通りに行動し生きていく。

今回の事件で明らかになった高相氏のプロフィール等。

どうやらプロのサーファーではなく丘サーファーで、経営していた店はつぶれ、仕事はどうしていたのか。

覚せい剤に手を出し、妻にも覚せい剤をすすめ今回の逮捕に至った。

これではくだらない人間、ちんぴらやくざという表現になるのもわかる。

しかも、「CASPER」とは映画に出てくるおばけのキャラクター。

お化けは死んだ人=生きながら死んでいる。

人が生きるとは何か。

自我理想(なりたい自分、目標)をしっかり描き掲げ、努力していくこと。

ここに人としての成長・発展がある。

それがなければ、人が真に生きているとは言えないのではないか。

その日その時をこなすだけで、何となく過ぎれば良い、一時の快楽を求めて覚せい剤を使用していたのでは、そこに生きる意味はない。

しかも、身体には多数のタトゥーがあり、保釈時にはそれらを隠すかのように手袋をはめていたが、それでも隠し切れず見えていたという。

(タトゥーの意味については、天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言179刺青の意味を参照) 


彼もまた、母に抱っこされなかった人=母性喪失者、愛着障害者であろう。

ここから彼らがどう立ち直っていくのか、いけるのか。

酒井法子さんのみならず、一人の人として夫として父として、これからが彼らの正念場。

ここから一念発起して自分を見つめ立て直すのか、さらに落ちていくのか、岐路に立つ。

立ち直りたい、このまま人生を終わりたくなければ生きなす道を求めること。

その方法がわからなければ分析の戸を叩いてみてはどうか。


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2009年9月21日

福岡 10月子育て相談室(旧名称 母親教室)開催のお知らせ

10月15(木)、16(金)、17(土)、の3日間福岡での出張セラピー中、福岡で『子育て相談室』を開きます。

日 時 : 10月16日(金) 午前10:30~12:30 

場 所 : 地下鉄天神駅近く(詳しくはお問い合わせください)

参加費 : 1000円

不登校、ひきこもり、非行でお悩みの方、その他日常子育てする中での疑問、迷い、悩みなど何でもQ&A方式で行います。

我が子の不登校・引きこもりや荒れの体験や、多くの症例、発達論から対応法などをアドバイスします。

不登校・ひきこもり、非行などは放っておいてはよい方向に向くことは難しいので、その原因や対応法を学んでください。

日時が合わない方、ご相談ください。2名以上のグループであれば、別途子育て相談室を開きます。

お子さんの年齢・性別等制限はありません。

参加希望の方は、電話かメールにて連絡してください。

興味・関心のある方、詳しくは電話かメールにてお問い合わせください。

℡  077-558-8766  090-7357-4540

メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)


また、『分析理論講座』や『インテグレーター養成講座』も希望により開きます。

詳しくは、ホームページをごらんください


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2009年9月22日

『分析理論講座』の紹介

ラカン精神科学研究所では、精神分析理論を一般の方にわかりやすく解説する『分析理論講座』を開いています。

『分析理論講座』は計6冊のテキストがあり、このテキストをもとに症例を入れながら、分析理論を噛み砕いてお話します。

現在月1回京都で講座をしており、子どもさんの問題で親御さんが分析を受けている方々が参加しています。

参加の方々は講座を受けながら子どもやご自身のことを振り返り、質問されたり、気付きがあります。

基本的な理論を知っておいてもらって、子どもに対応してもらうのも効果的と思います。

もちろん、子育てだけでなく人の精神を理解し、自分や他人を理解し、日常生活の中で活かしていくという意味では、年齢・性別、お子さんの有無等に関係ありません。

参加費:3.000円(1回:2時間 完全予約制 個人受講の場合は1回1時間で行います)

 講座内容  1巻 自己を知る
         2巻 心の発達
         3巻 家族
         4巻 心と体
         5巻 性格を変える
         6巻 愛と攻撃

日程等は ラカン精神科学研究所ホームページ 予定表 をみてください。

興味・関心のある方は、連絡ください。

℡   077-558-8766 または  050-3767-6283
携帯 090-7357-4540
メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)

『インテグレーター養成講座』参加募集

『インテグレーター養成講座』は、インテグレーター(分析家)を目指す方のための養成講座です。

本格的に精神分析を学びたいという方のために、70項目余りを3冊のテキストにまとめています。

クライアントや、ラカン精神科学研究所のホームページ等を見たという方から、インテグレーター養成講座の受講を希望される方々がいます。

複数人(三人以上)集まれば、新しくインテグレーター養成講座を開きます。

一人での受講の場合は、一対一であるため3時間の講座を1時間に短縮したものになります。

こちらは随時受け付け、スタート可能です。

クライアント以外の人で、精神分析に興味があり学びたいという方がいることに驚きと感動を覚えます。

生きていく上で知っておくことは、大きな財産となると自負しています。

特に発達論を初めとする基本編は、学校の授業に入れて欲しいものです。

現在子育て中の方、これから結婚し子どもを産む可能性のある方には是非学んで欲しい内容です。

日時に関しては参加の方と話し合いの末決めます。

費用は1回3時間(三人以上の場合)、10000円。

講座の人数が集まるのを待っている方がいますので、希望の方がおられましたらご参加ください。

人数が集まり次第講座をスタートします。

興味・関心のある方は、連絡ください。

℡   077-558-8766 または  050-3767-6283
携帯 090-7357-4540
メアド:lacan_msl☆yahoo.co.jp ☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)


インテグレーター(精神分析家)養成講座は大きく分けて基本編・病理編・心得の3つに分かれます。

 基本編

 1. <自我論>
Ⅰ  胎児・乳児の自我形成
    幼児の自我と対象関係
    超自我の発達
    母性とは

 2. <自己愛論>
    自己愛人間の心理と生態
    自己愛の構造
    自己愛パーソナリティー
    鏡像段階
    対象喪失

 3. <精神発達論>
    口唇期
    肛門期
    エディプス期

 4. <無意識論>
    無意識の構造
    コンプレックスと個性化

 5.  <性格論>
    パーソナリティー
    躁うつ気質
    分裂気質
    てんかん・ヒステリー気質

 6.  <自己防衛>
     心的外傷
     回復
     機構と防衛
     防衛行動

 7.  <交流分析>
     エゴグラムとTA
     人生脚本と親の自我状態
     スタンプ集めとAとCの自我状態

 病理編
 
 1. <病理>
    病理の定義          心気・心身症
    分類・境界例         躁うつ病・病相編
    発病と構造モデル      躁うつ病・治療編   
    診断基準           依存症
    不安神経症          児童・青年期の病
    恐怖症             アイデンティティ障害
    強迫神経症          人格障害
    抑うつ神経症        

2. <心理テスト>
    意義と種類
    分析実習

3. <ライフサイクル>
    概念と成人前期
    中年・老年期

4. <夫婦共謀>
    共謀関係
    自己愛的共謀・口唇的共謀
    肛門 サディズム的共謀・男根 エディプス期的共謀
    共謀の行き詰まり
    夫婦治療
 
5. <家族>
    家族システム
    新婚期~発展期
    充実期~老年期
    家族カウンセリング

 分析と心得

1. <夢分析>
    夢の構造
    解釈の仕方
    解釈から治療へ
    夢を読む

2. <サイコドラマ>
    理論と実践
   
3. <イメージ論>
    構造と療法
    心とからだ
   
4. <インテグレーターになる>
    心得 
    転移
    逆転移
    抵抗と解釈

5. <精神分析的精神療法>
    マニュアル
    症例研究
    要約

6. <スーパービジョン>  


ラカン精神科学研究所のホームページもご覧ください。

2009年9月25日

分析家の独り言 273 (母は力は偉大)

下の娘が体調を崩した。

生理の初日はいつもの多少体調の変化がある。

夜中に携帯電話がなり、娘が「しんどい」と言う。

「待ってて、すぐいくから」と、娘のもとに駆けつけた。

「吐きそうで気持ちが悪い。でも吐くのは恐いから吐きたくない」

冷や汗をかいていて、そのためにからだ冷たくなり、寒いと言う。

トイレの前に座り込み、吐いたり下したりしながらも私に話していた。

自分でも「これだけしゃべってたら、元気そうに思うやろ」などと言いながら・・・ 2時間ほど。

それにつきあった。

「少しましになったのでベットで寝る。一緒に横で寝て」というのでお腹に手を当てながら娘の横でウトウトした。

外が明るくなりだした頃、「もう帰ってもいい」と娘がいうので、自分の部屋に戻って、少し横になった。

朝9時頃だったろうか、パソコンに向かい仕事をしていたところに、また娘から電話。

「また、吐きそう。しんどい」

駆けつけると、便器を抱えるように座り込んでいる。

また、嘔吐と下痢をくり返し、トイレの前で倒れ込むように横になった。

「下痢止めの薬でも飲むか」と娘に聞くと、「飲む」というので持って来たが、「出すことを拒んだからこうなった。下痢止めを飲んだらまた出すことを止めることになるから、苦しくても薬は飲まない」と言う。

私はその背中をさすった。

すると、「安心する」「楽になった」

「私がして欲しかったのはこれや」と言う。

先生(惟能創理氏)の本の症例に、娘が病気になって、お母さんを呼び寄せ看病したら、たちどころによくなった、というのあったけど、まさにそれやな」と娘。

小一時間ほど背中をさすった後、娘は「母の力は偉大やな」、「そばにいていい?」と言い、私が電話セラピーをするそばで、横になって少し寝たようだった。


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2009年9月26日

分析家の独り言 274 (9月分析理論講座、子育て相談室より:人が生きるとは何か?)

9月24日(木)分析理論講座、25日(金)子育て相談室と続けて講座と教室を開いた。

両日とも参加したクライアントもいて、どちらも2時間理論を話したり、質問に答えた。

子どもと自分のことに取り組み、何とかしたい、このままではいられない・・・ 熱意が伝わる。

自分と向き合い、子どもにオールOKするのは大変なこと。

それでも取り組めば必ず道は開け、幸せを感じ楽しめる自分になる。

「空手形は出さない」「必ず幸せへの道である」「ネバーギブアップ」この言葉を私も何度言われたことだろう。

その言葉を信じさせてくれた先生(惟能創理 氏)は偉かった。

と同時に、それを信じて15年分析に取り組んだ自分がいる。

そして今、また様々な悩みや問題を抱えて分析を受けに来るクライアントに私も同じことを言う。

ある課題を乗り越えれば、また新しい課題が出てくる。

子どもの問題に取り組み、そのことが解決されたならそこで分析を終わりにしてもいい。

子どものことが解決した時点でやめていく人もいる。

しかし、今度は自分の問題に取り組むと言う人もいる。

その途中のどの段階で辞めるかはクライアント次第。

私の場合は、生きている限り課題に取り組み、人として成長できるところまで行くと決めた。

先生が生きていてくれる限り私は分析を受けるだろうし、仕事を通してクライアントから学ぶことも多い。

「分析によって人が生きていく、人生のからくりがわかりますよ」と言った先生の言葉に強く引かれた。

そしてそれを知りたい。

人間とは何か? 人が生きるとは何か? 自分とは何者か?

これを追求し、知っていくことに楽しみを感じらる自分は幸せだと思う。


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2009年9月27日

分析家の独り言 275 (母は子どもの母港)

下の娘の体調が戻りかけホッとしていた昨夜。

電気をつけたままウトウトしていた私の部屋に、今度は上の娘が倒れ込むように入ってきた。

「どうしたん?」と私。

娘は手を差し出して、「もんで」と言う。

言われるままに、親指と人差し指の付け根の間をもんだ。

聞くと、「吐きそう、気持ちが悪い」と言う。

「えっ、また(この子も)」と思った。

しばらくもんでいると、娘はからだを引きずるようにしてトイレに行った。

私は外で心配しながら待っていた。

ドアが開いたので、「大丈夫?」「吐き気はどう?」と聞いた。

娘はポツリ、小さな声で、「多分、受け入れたくないことがあるからやと思う」と言った。

「ああ、それはきっとそうやと思う」と私。

背中をさするくらいしかできずにいると、娘は自分の思い当たることをひとしきり話し出した。

話終わった頃、もう一度「吐き気する?」「どう?」と聞くと、「もう大丈夫」と娘は答えた。

娘は悩んでいた、腹も立てていた。

それを言葉で吐き出して、吐き気はなくなったようだ。

母親とは、子どもの話を聴き続け、受け取り続ける存在。

しんどい時、辛いとき、悩んだとき、困った時、腹が立った時、また嬉しかった時にも、帰っていくところ=母港。

私にはそんな母港はなく生きてきたんだなと思うと同時に、娘にはなんとか出来ている自分がいることにホッとしている。


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2009年9月29日

分析家の独り言 276 (精神分析とコンサルティング)

精神分析は、基本的には分析家との会話により自分を見つめ、無意識を意識化し、コンプレックスを解消する洞察的気付き療法である。

クライアントは自分を知ることにより、足りないもの、欠けたもの、知らなかった物事を取り返していくことにもなる。

それが人として変容・成長することになっていく。

しかし、最初から「自分を見つめ知りたい」といって、分析に来る人はまずいない。

ほとんどは心の病(例えば神経症など)であったり、親子・夫婦・家族など対人の問題などで分析に来る。

その中でも多いのは、子どもの問題、不登校・ひきこもり・ニート・非行である。

例えば子どもがひきこもりで、その子どもをなんとか社会に出られるようにしたい、と分析に来る。

そのほとんどは、ひきこもりの子どもの母親である。

この母親に、「さあそれではあなたの無意識をみてみましょう。それにはまずお母さんあなたの養育史から話してください」とは言わない。

クライアントが話したいことを語ってもらい、子どもの様子、経過を聞き、どこに問題があるか、今日から子どもへの対応を変えてもらう部分を説明し、具体的にアドバイスする。

そこでは当然『オールOK』の話をする。(オールOK!子育て法 のページを参照)

なぜ、『オールOK』が必要なのか理由を説明し、今後子どもがとる可能性のある態度とその意味を理解してもらい、それでも『オールOK』できるか確認することもある。

『オールOK』をする気のない人、やらない人は次の予約をとって帰らない、がもちろんそれはクライアントの自由である。

私は自分の娘の不登校始め、多くの臨床例からも、『オールOK』以外に子どもが本当の意味で主体性を持ち、元気に活き活きと生き、自立していく方法に出会ったことがない。

『オールOK!子育て法』は私見や親の都合からいわれたものではなく、人間の心の発達の理論に基づいた子育て法である。

母親がこの子のために、自分の身を呈してもやると決めて実践してもらえば、子どもの変化・成長が見える。

そうなると、、『オールOK』するお母さんもしんどいながらも、これでいけると明るい光を見出してやっていく。

その中で、いくら、『オールOK』しようとしても出来ないことが出てくる。

そこに母親のコンプレックス・無意識が関与するので、少しずつそれにも触れながら、子どもへの対応法を話しさらに実践していけるようにサポートする。

これはほとんどコンサルティングである。

本来の意味での精神分析とは違うが、まず目の前の問題(ひきこもり)を解決するために必要なことである。

しかしまた、それに対応する中で自然、母親は自分を振り返り、いろんなことに気付いても行く。

そういう部分では精神分析としての意味合いがある。

『精神分析』というと、いきなり自分の心を分析される、または精神鑑定と間違う方がいるがそうではない。

精神分析が扱うのは、人が生きること全てに関することなので、まずはクライアントの話をよく聴き、何を求めているのかを見極めて治療方針を立てる。

分析はクライアントの利益のためになされるものである。


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2009年9月30日

分析家の独り言 277 (不登校から突然の登校)

昨日、クライアントから電話があった。

「子どもが二人とも学校に行きました」という報告だった。

ここ何年か二人の子どもが不登校だったが、一人は先週の途中から、もう一人は昨日からそろって登校したという。

子どもたちの母親であるクライアントは分析を受け、オールOKをしてきた。

しかし、家で見ている限り子どもたちに変化は見られなかった。

おそらくクライアントの中では、オールOKするしかないと思ってはいても、どこかで本当に大丈夫だろうか? と疑問や迷いもあっただろう。

それでもクライアントはよく頑張った。

突然、「学校に行くと言って、ワクワクするような感じでした」「あんな子どもの様子は初めて見ました」と言う。

「だから、学校に行くときは突然行きだすといったでしょ」と私が言うと、「本当にその通りでした」と答える。

「これで少しは私の言うことを信用していただけましたか」と冗談半分に言うと、「いえ、信用はしていたのですが・・・」と言われた(笑)。

学校には行かないだろうと思っていた子どもたちが突然行ったので、クライアントは面食らった様子だった。

オールOKすれば必ず結果は出る。

子どもの自我が育てば動き出すが、ただそれが何時とはいえない。

だから突然行き出すケースが多い。

子どもを外側から見ていても何の変化も無いように見えるが、オールOKしていれば子どもの中で確実に心が育っている。

私が嬉しかったのは、子どもがワクワクするような感じだったということ。

誰かに言われたのでもない、子ども自らが行こうと思った、それも嫌々学校に行ったのではなく、ワクワクしながら行ったのだ。

オールOKで目指すのは、不登校の子どもを学校に戻すことではない。

その子が自分らしく活き活きと生きることである。

それが学校であるか、それとも他の場であるかは子どもが選んで決めることである。


オールOKの話をしても、聞く耳を持たない人が多い。

しかもそれを実践する人はさらに一握りの人たちである。

子どもにオールOKすることは、上辺だけの学校に行くか行かないかを問うのではない。

子どもの心を育てなおし、元気とやる気、主体性をもって動けるようにする、根本的な対応法である。


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