分析家の独り言 307 (2010年を迎えて:分析理論を学ぶ)
2010年、明けましておめでとうございます。
滋賀県大津市唐崎辺りは、薄っすらと雪景色の元旦の朝でした。
ブログ(セラピー日記)を書き始めて2年半余り、300を超える独り言を書き綴って来ました。
今年もまた、ブツブツと分析家の独り言を書いていきますのでお付き合いください。
インテグレーター養成講座のために、テキストや本を読み直す。
私が埼玉県の惟能氏の所で養成講座を受けたころを思い出す。
あの当時、自己愛論が全くわからなかった。
質問したいが、どこをどのように質問していいかさえわからなかった。
それは自分に健康な自己愛がなったからだと一人納得した。
その後分析を通して自己愛を育てていった。
講座を聞く側から話す側になり、私も養成講座で何度か話してきたが読むたびに違った角度からまた考えさせられる。
あのクライアントの語りは、この理論通りだと思うこともよくある。
我が師惟能氏も言う、「7回も講座をやっていれば覚えてしまうが、それでもまだ新しい発見がある」と。
先生でもそうなのかと思う。
やはり、理論はしっかり自分のものにしておかないといけないとあらためて思う。
同じ本でも、時間を空けて久しぶりに読むと前とは違った気付きや解釈が出来る。
自分の関心のないところ、コンプレックスにひっかかるところは文字を追っていてもスルーしてしまい、心はそこに留まらない。
本当に人の心・精神とは不思議なものである。
以前は全くわからなかったり、曖昧だったことが理解できてくると、これほど嬉しいことはない。
まだまだ理解し極めていくことが沢山あり、楽しみである。