分析依頼と共に、様々な相談を受ける。
神経症、うつ病などの精神疾患はじめ、社会適応しながらも生きにくさを感じている人、子どもの不登校・ひきこもり・ニート・非行などの問題、夫婦間の問題等々。
子どもの問題に関して、親御さんが相談に来られる場合、子どもへの具体的対応法をお話しする。
同時にその子を育てた親(母親)を分析し、自分をしっかり見つめ、子どもは自分のコピーであること、何らかの問題が起きたその原因を知り、母親に変わってもらう。
その変わった母親が対応することで、子どもも変わる。
また親は分析を受けず、子どものみが分析を受けるケースもある。
親子共分析に取り組まれるクライアントもおられる。
精神疾患であれ、生きにいくさであれ、その他様々な問題も、分析により心の構造を見ていき、クライアントが自分を知って気付き、変容していく。
臨床をしていると、精神を病んでいるからとか、何らかの問題を解決したいから分析を受けるのではなく、結局のところそれらは単なるきっかけでしかないのではないか。
分析は知ることを楽しいと感じる人が受ける。
病んでいる人にも適応できるが、病んでいる病んでいないということより、人間として自分を知るという喜びを味わうものである。
自分のことを振り返って、私は月に一度分析家が京都に来られ、分析を受けるのを指折り数え楽しみに待った。
何も知らない私に分析は智を与えてくれた。
この分析家は言った、「分析を知れば人生のからくりがわかります」と。
この言葉に導かれて来た。
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