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分析家の独り言 319 (分析とは自分を知ること)

分析依頼と共に、様々な相談を受ける。

神経症、うつ病などの精神疾患はじめ、社会適応しながらも生きにくさを感じている人、子どもの不登校・ひきこもり・ニート・非行などの問題、夫婦間の問題等々。

子どもの問題に関して、親御さんが相談に来られる場合、子どもへの具体的対応法をお話しする。

同時にその子を育てた親(母親)を分析し、自分をしっかり見つめ、子どもは自分のコピーであること、何らかの問題が起きたその原因を知り、母親に変わってもらう。

その変わった母親が対応することで、子どもも変わる。

また親は分析を受けず、子どものみが分析を受けるケースもある。

親子共分析に取り組まれるクライアントもおられる。

精神疾患であれ、生きにいくさであれ、その他様々な問題も、分析により心の構造を見ていき、クライアントが自分を知って気付き、変容していく。

臨床をしていると、精神を病んでいるからとか、何らかの問題を解決したいから分析を受けるのではなく、結局のところそれらは単なるきっかけでしかないのではないか。

分析は知ることを楽しいと感じる人が受ける。

病んでいる人にも適応できるが、病んでいる病んでいないということより、人間として自分を知るという喜びを味わうものである。

自分のことを振り返って、私は月に一度分析家が京都に来られ、分析を受けるのを指折り数え楽しみに待った。

何も知らない私に分析は智を与えてくれた。


この分析家は言った、「分析を知れば人生のからくりがわかります」と。

この言葉に導かれて来た。


ラカン精神科学研究所のホームページ

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 月刊精神分析 2010年1月号 心的遺伝子論 精神分析的産み分け法 

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2010年2月 4日 08:38に投稿されたエントリーのページです。

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