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分析家の独り言 392 (10月滋賀分析理論講座より:精神分析的姓名判断)

滋賀で約2週間ごとに分析理論講座を開く。

熱心に学ぶクライアントと共に、楽しく理論を解説していく。

テキストに沿って進めるが、質問が出るとそれに応えつつ、いろんな症例や私の事を入れながら話すためテキスト自体はあまり進まないことがある。

そんなことをしているとあっという間に2時間が過ぎる。

今、口唇期を終わり、肛門期の心を発達について話しているが、昨日もクライアントから名前の事について質問が出た。

精神分析的姓名判断というものがある。

私たちの名前は、ほとんど親が付ける。

名前は親の無意識、欲望によって付けられる。

その人に欠けたものが欲望になる。

愛されなかった人は、我が子が愛される子になるようにと願い、「愛子」と命名する。

もめ事が多かった親は、平和の「和」という字を使い、「和子」、「和夫」などと言う名が付けられる。

中には、人に頼んだり、占いに頼んだり、祖父母に孫の名前を付けてもらう人がいる。

それとて、その名前を了承したのだから、その親の無意識であり、またその名前を否定しなかった、主体性や欲望が欠如した名前がその子に付けられる。

いずれにせよ、名づけられたその子の欲望ではない。

他者の欲望を背負って生きる事になる。

だから我々インテグレーターは、それぞれが自我理想を掲げ、なりたい自分を漢字の意味に表し、自ら命名する。

わが師、惟能創理(いのうそうり)氏の著書『運命は名前で決まる』に詳しく書かれている。

サイト、月刊精神分析2009年01月号 運命は名前で決まるでも紹介している。

興味のある方は見てください。


精神分析の理論を知ることの面白さが伝わり、「そういう事だったのか」と知を得ることの楽しさをクライアントと共有出来ることは楽しい。

「もっと早くに知りたかった」と、この言葉をいつも聞く。


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2010年10月16日 21:55に投稿されたエントリーのページです。

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