金谷氏今月のメッセージ (平成22年2月)
以下は分析家仲間の真理攫取(金谷)氏のHPにある今月のメッセージを私のブログで紹介しているものです。
テーマ「親の支援」
人は何かをしたい、何かになりたいと思っても何をしていいのか分らない。やりたい事と出来る事は違う。
世の中で大成功している人はどうして成功したのか?どうやってそれを見つけそれになれたのか?
一つは親の支援が大きい事である。親の絶妙な対応の素晴らしさを紹介してみよう。まずは「石川遼君」である。16歳でプロゴルファーになった。お父さんは「遼」と命名したのは、遥かかなたまで突き進んでほしいと言う願いを込めてつけたそうである。
そして、この子は何ができるか?と言う事を知る為にやりたい事を何でもさせた。また、子供が自由に駆け回ることが出来る家を購入しようと郊外に求め、自分は通勤時間が倍の2時間かかるようになったが、そんな事、全然苦にならなかった。子供の為ならば、自分の趣味に使っていたお金をローン返済に回したり、自分のゴルフクラブを切って子供用のクラブを作って遊ばせたりもした。
それが今のゴルファーのになるきっかけでもあった。 親は子供の夢を否定してはいけない。夢を持たせ言葉にさせて具体的な目標を決めさせそれを支援して行く。遼君は「世界一強くて世界一好かれる選手になりたい」である。
次に発明王トーマスエジソンの話である。周知のごとく蓄音器、白熱電球、映画用カメラ等を発明し生涯で1093の特許を取得している。
彼は小学校を中退している。それには理由がある。ある日エジソンは教師に「エジソンお前の頭は腐っている」と言われた。それを聞いた母は学校に抗議に行った。すると教師はこう説明した。「エジソンは授業中にばかげた質問ばかりして授業を妨害するのだと」
その質問の内容は「先生、なぜ風が吹くの?」「何故空は青いの?」・「何故魚はおぼれないの?」何故? なぜ? と連発をする。
又、1+1=2だと教えたらエジソンはコップの水は2つ合わせると1つになるから1+1=1じゃないかと言う。
エジソンのお母さんは子供が何故どうしてと質問するのは、当たり前の事ではないか、と言ってエジソンを家に連れて帰り、そのまま退学させ教師だった母が勉強を教えた。
そして実際に現実を見せてエジソンの対応をした。ある時エジソンがアヒルが卵の上に座っているのを見て何をしているのか?「卵を温めないと中のヒヨコが生まれないの」と教えたら、その日からエジソンは自分の体で卵を温め始めた。
「2日間温めたが何も起こらなかった。母親は「2日間でヒヨコが生まれないという事が分かったのだから良かった」と叱らず、失敗しても学ぶことが出来ると教えた。
後に一緒に百科事典を調べ、卵は3週間以上温めなければ生まれない事を知る。子どもが興味を持ったものは否定せず、共に味わい・共に学ぶと言う事である。
故・松下幸之助氏は、こう言っている。「成功する為には成功するまで続ける事である。途中で諦めて止めてしまえばそれで失敗である。」と
もう一人・手塚治氏の話である。手塚氏の母は漫画の読み聞かせをした。それも台詞をキャラクターごとに変えて読んだ。そのお蔭で子供時代にとてもワクワクしたり感動したりしたと語っておられた。
その影響か漫画を画くようになり、その画いた物が友達の中で評判になり人気者になった。祖父は医者になってほしいと願ったが、お母さんは「医者と漫画家と本当に好きなのはどちら?」と尋ねたら、彼は「漫画」と答え、母は「それほど好きならば東京に行って漫画家になりなさい。」と言ったという。一般的にはどう考えても「医者」であろう。しかし、それを子供の選択に任せた母親は素晴らしいと思う。
最後にキュリー親子、二度にわたりノーベル賞を受賞した物理学者である母親は、物理学に一途に打ち込み、身を構うことも無く娘から見ても決して美しいとは言えない。自分も構ってくれない。
物理学を恨んでいた。キュリー夫人はそれに気付いて、物理学の研究所に連れて来て、側に置いて世話をしながら研究をし、その結果娘さんも物理学に興味を持ち、ノーベル賞を受賞するに至ったのです。
母親は子供に真実の姿を見せて教えていくという方法もあるのである。親は子供の事に深入りせず自らはあるがままを見せて共に生きる事である。
インテグレーター 真理攫取