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オールOK子育て法 今週のメッセージ アーカイブ

2010年2月20日

今週のメッセージ(平成20年1月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」1月の過去ログです。

いじめ(平成22年1月30日)

ひきこもり本人またはその母親の分析をする中で、学校に通っていた頃いじめにあっていたことが多い。
いじめの内容は様々で、雑巾を投げられた、自分の持ち物を隠されたり捨てられた、仲間外れにされた、下着を下ろされたというものもある。
「やめろ」と言い返せればいいが、それも出来ず、親や周りに助けを求めることも出来ない。
1人で辛さを抱え込み傷ついたままでいる。
そもそも言えないように育てられてきている。
子どもは親に支配され、どうせ言っても無駄だと思っていたり、子どもなりのプライドがあって話せない。
言える子どもにするためには、親が聞く態度、受け取る態度を示すことである。

子どものモデルとなる両親(平成22年1月23日)


親自身が目標や理想をもち、自らの変容成長を楽しみにできなければ、子どもの成長を心から喜べないだろう。
母親は妻であり、嫁であり、母である。
個人としての自由や尊厳があるか。
母親が家に縛られていたり、閉じ込められていると感じると、子どもの自由を認められない。
この母親を支える夫が重要な役割を担う。
夫婦仲良く、助け合い、尊重しあう関係を築けているか。
子どもはそのモデルをみて育つ。

子どもの反抗=成長(平成22年1月12日)

子どもが親に反抗するのは、自律心の発達であり、成長の証である。
ところが親は、これまで親の言うことを素直に聞いていた子が、文句を言い出すと抑えにかかる。
「口答えをするな」と言われて育つ事もある。
子どもの言動に養育者がどう意味をつけるか。
自分に反応する悪しきものと怒るか、成長の証と喜ぶか。
養育者(親)の自我のままに子どもは育つ。
この子が親となったとき、自分の親と同じ態度を子どもにとることになる。
こうして歴史は繰り返される。

宣照真理(天海有輝)


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不登校・ひきこもりに悩む方々へのページもご覧ください

2010年1月12日

今週のメッセージ(平成21年11月12月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」9月、10月の過去ログです。

子どもに合わせる(平成21年12月30日)

親は子どもに合わせ、子どもの要求に応える。
ところが子どもが親の顔色を見、親にあわさせられる。
子どもが親にくっつきたいときには「忙しいから」と排除しておいて、親は自分の都合の良いときに都合のいいように可愛がる。
それで「私はこの子を可愛がって育てました」と言う。
自分の言動に何の疑問も矛盾にも気付かない。
これでは子どもは自分が大事にされた、可愛がられたとは思えない。
後に様々な問題が起こるだろう。

(平成21年12月22日)

母親というものの大きさをあらためて思う。
生理的早産でこの世に生み出された赤ちゃんは、母による手厚い世話と愛情によって育つ。
未熟で自分では何もできない我々の人生の初めに、母という救い主がいる。
だからこそ、赤ちゃんの生命をも左右する母という存在は大きな意味と価値を持つ。
この母が子どもに関心がなく、自分のことで精一杯であったなら子どもの心は育たない。
母親がその母親との愛と憎しみの葛藤を抱えていたのでは、適切な世話はできない。
オールOKをしつつ、この母の愛と憎しみの葛藤(コンプレックス)を解消していくことである。

子どもの気持ちは(平成21年12月13日)

土曜日の朝、駅に向かう途中出くわした光景である。
保育士の押す乳母車に2~3人の幼児が乗っている。
その中の一人は保育士に抱っこされて泣いていた。
その保育士は、「抱いても泣くんなら車に乗って。はい、残念でした」と言って、その子を乳母車に乗せた。
確かに子どもを抱きながら、幼児が乗った乳母車を押すのは大変だったのだろう。
しかし、この子の気持ちはどうなるのか。
母親の都合(仕事)で、保育園に預けられ、寂しかったのか、何か言いたいことがあったのだろう、泣いて何かを訴えいている。
この子のお母さんはどうしているのだろう、不況の中子どもを置いて働かなければならないのだろうか・・・いろんな想いが頭をよぎる。
いつまでもその子の泣き声が聞こえ、胸が痛かった。

自分を持つ(平成21年11月18日)

生きていくとは、選択の連続である。
するかしないか、こっちの道をとるかあっちの方向に進むか、それも二者択一とは限らない。
自分というものを持っていなければ、迷うばかりで、決められない。
そうすると人に合わせ、流されている方が楽になる。
しかしまた人に振り回され、これはこれで疲れてしまう。
自分というものをいかに形成し、堅牢でありながら柔軟であるという、この相矛盾したものを自分の中で矛盾なく統合することである。

言葉(平成21年11月09日)

『オールOK子育て法』を世間で話すと、「そんなに子どもをわがままにしていいんですか」と言われる。
そのようにほとんど分析でいう常識は世間の非常識となり、世間の常識は分析でいう非常識となる。
世間(親)の常識で生きることが正しいと教えられる。
子どもはそれが本当に正しいのか検証することもできず、そういうものかと思うしかない。
また親からくり返し言われた言葉は、しっかり子どもの心に刻まれ、刻印される。
その言葉に従って生きることになる。
子どもに話すときは、心して話すこと。
その言葉がその子を一生左右するかもしれない。


宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

2009年12月15日

今週のメッセージ(平成21年9月10月分)

<オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」9月、10月の過去ログです。

無知であることの悲劇(平成21年10月16日)

生物学的女性カが子どもを産んで、それだけでは親ではない。
その後どう育て行くかである。
基本的に、人は自分が育てられたようにしか自分の子どもを育てられない。
ならば本来母親とはどういうものかを知らなければ、子どもの心を育てることは難しい。
何らかの子どもの問題で分析に来られるクライアントは、「そういうことだったんですね」「知らなかった」と言われる。
知らないということは悲しいことである。悲劇を生む。 
母性を翻訳したものが子どもへの「オールOK」である。
学んで知って、実践していけば、子どもと共に親が成長できる。
  
信頼(平成21年10月03日)

クライアントは、分析やインテグレーター(分析家)のことを信頼して、信頼していない。
しかし、子どもの対応法を話し、その通りに実践すると良い結果が見えてくる。
そうすると少し信用してくれる。
信頼関係を壊すのは一瞬だが、築くには時間がかかる。
この分析家との信頼ができてくると、クライアントは自分の周りの人に広げていく。
分析場面は、実験室であり、学習の場である。

子どもへのオールOKにより母親は自分をみる(平成21年09月21日)

親の子どもへの想いは伝わる。
良い想いはいいが、どこか可愛く思えない、やりにくい、苦手という想いが後に何らかの問題として子どもにあわられる。
そこにこそ、親の無意識・コンプレックスがある。
オールOKしようとしていくときに、同時にそのことにも触れる。
そのことが母親をも変容させ成長させる。

子どもが大事にされたと感じること(平成21年09月11日)

オールOKすることで、子どもは自分が大事にされていると感じる。
そう子どもに感じさせることが大事である。
子どもに関心と配慮を向け、要求に応え続ける。
この環境の中で子どもは息を吹き返し、動き始め成長する。
多くは母親自身にその親からそういったことをされていないため、大変なことである。
それでも分析を通して自分を知りつつ、欠けながらもやり続ける。
この継続と一貫性が、必ず実を結ぶ。
そして親に大事にされたと感じた子どもは、人を大事に出来る。

母との一体感(平成21年09月01日)

子どもは常に母との一体感を求める。
しかし、母親の側にその母との一体化の経験がないと、子どものそれが受け入れられない。
身体的一体感は子どもにとって、抱っこでありスキンシップである。
精神的には同意。
「そうだね」という言葉。
これを言われるだけでも子どもは安心するだろう。


宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。



2009年10月19日

今週のメッセージ(平成21年9月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」9月の過去ログです。

子どもへのオールOKにより母親は自分をみる(平成21年09月21日)

親の子どもへの想いは伝わる。
良い想いはいいが、どこか可愛く思えない、やりにくい、苦手という想いが後に何らかの問題として子どもにあわられる。
そこにこそ、親の無意識・コンプレックスがある。
オールOKしようとしていくときに、同時にそのことにも触れる。
そのことが母親をも変容させ成長させる。

子どもが大事にされたと感じること(平成21年09月11日)

オールOKすることで、子どもは自分が大事にされていると感じる。
そう子どもに感じさせることが大事である。
子どもに関心と配慮を向け、要求に応え続ける。
この環境の中で子どもは息を吹き返し、動き始め成長する。
多くは母親自身にその親からそういったことをされていないため、大変なことである。
それでも分析を通して自分を知りつつ、欠けながらもやり続ける。
この継続と一貫性が、必ず実を結ぶ。
そして親に大事にされたと感じた子どもは、人を大事に出来る。

母との一体感(平成21年09月01日)

子どもは常に母との一体感を求める。
しかし、母親の側にその母との一体化の経験がないと、子どものそれが受け入れられない。
身体的一体感は子どもにとって、抱っこでありスキンシップである。
精神的には同意。
「そうだね」という言葉。
これを言われるだけでも子どもは安心するだろう。


宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

2009年9月 1日

今週のメッセージ(平成21年8月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」8月の過去ログです。

子どもと母の成長(平成21年08月26日)

クライアント達は、しんどいながらも子どもにオールOKをしていく。
子どもの様子を聞くと、クライアントがどれくらい子どもに対応しているかがわかる。
最初から完璧にできることはなく、失敗しながらも継続してオールOKをしてもらうと、必ず子どもの言動に変化が見られる。
母親に文句を言い出したり、甘えたり、要求が多くなったりと対応する親からすると困ったと感じることも、インテグレーター(分析家)からみると良いサインである。
できていることを認め、賞賛し、励まし、子どもの変化の意味を説明し、またクライアントが子どもに対応できるようににする。
そうするうちに、子どもと共に対応した母親が成長していく。

母なるもの(平成21年08月20日)

母なるものの定義とは
積極的、献身的で思慮深く、かつ連綿とした優しさとでもいうべき風土の中で相手に向けられた配慮全体と称すべきもの」(シュヴィング)
子どもへの配慮、関心を向けることは難しい。
適切な関心を配慮して子どもに向けなければ、過剰になったり、逆に希薄になったりする。
子どもを育てる母親自身に"母なるもの"の経験がなければ、具体的にどう対応していいかわからない。
だからオールOKして子どもを育てることである。
オールOKを話すことで"母なるもの"を翻訳したシナリオをお母さん方に渡している。

辛さの先にあるもの(平成21年08月12日)

これまでを振り返って、子どもを育てる中で自分が育てられた。
「オールOK」の奥の深さを、自分の体験やクラアントの臨床から思う。
子どもにオールOKする親の側の辛さ・しんどさも知っている。
しかしそれを乗り越えて、対応していく先にある親の変化・成長、喜びも知った。
もちろんそれに伴う、子どもの変化・成長もみせてもらっている。
親のしんどさが伴うためか、「オールOK!子育て法」が世に広まらない。
得られるものより、そこに至る過程で頓挫してしまうこともある。
しかし、努力や痛みを伴わないで、結果だけを求めることはできない。
信じて実践し、味わった者だけがわかる世界とでもいうしかないのか。

余計なことを言って反省(平成21年08月05日)

娘と自転車を連ねて買い物に出かけた。
娘はお店に入る度、自転車の鍵と、盗難防止用U字ロックをかける。
思わず私は「すぐだから、U字ロックまでかけなくていいよ」と言った。
娘に、「前にかけなくて自転車取られたからかけるの」
「自分で考えるから、黙ってて」と言われた。
おっしゃる通り、余計なことを言ってしまったと反省。

宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

2009年8月14日

今週のメッセージ(平成21年7月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」7月の過去ログです。

人(子ども)を活かす(平成21年07月31日)

人(子ども)は無限の可能性を持っている。
その可能性を活かし、引き出せるのは親である。
子どもを不幸にしようとか、つぶしてやろうと思う親はまずいない。
にもかかわらず、結果として不登校やひきこもり、非行という現象が多く起きている。
人の能力を殺すことのほうが簡単なのか・・・と言いたくなる。
かつて私もつぶされた側で、その私がまた子どもをつぶしてしまうところだった。
まずこの無意識の連鎖に気付くことである。

世間体を気にする(平成21年07月21日)

親や大人は、社会や世間にあわせ、よい評価を得られるであろう方向を子どもに強いていく。
つまり、親が世間体を気にして生き、それを子どもにも強いるのである。
そこに主体性が欠如する。
世間にあわせ、世間からよく見れたい。
その裏には、嫌われることの恐れや、仲間外れにされる恐怖が隠れている。
人に嫌われたくなくて人に合わせるうちに、自分をなくしていく。
自分とはどういう人間で、何が好きで、何をしたいのか、それらがわからなくなる。
そして動けなくなったのがひきこもりといわれる人たちではないか。

自分を知る(平成21年07月11日)

人を理解するには、まず自分を理解すること。
自分を理解した分だけ、他人を理解できる。
子どもを理解するには、自分を振り返り知ること。
そうでなければ、本当の意味で子どもの言うことがわからないだろう。
例えば、子どもが何でも母親と一緒にと望む。
母親はなんでそれくらい独りでしないのと思う、突き放す。
その無意識下には、母親自身がその母と一緒にいたかったのに、それが叶えられなかった悲しく、辛い子ども時代が抑圧されている。

宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

2009年7月31日

今週のメッセージ(平成21年6月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」6月の過去ログです。

健康な自己愛(平成21年06月27日)

健康な自己愛を育てるには、承認と称賛により自己価値・自己肯定感・自信をもつことである。
クライアント達は、育つ過程で親に褒められたことがないとよく言う。
すると、自分の価値がわからず、人からの評価を気にする、求める。
自己否定感を持っているため、自分は駄目だと思っている。
自信がなく、失敗を恐れて新しいことにチャレンジすることができない。
または、卑小な自己愛を過大補償するために、肥大した自己愛を持っている。
これには現実の裏付けがないため、何かあれば簡単にしぼんでしまう。
これら子ども時代からの親の対応によって決まる。

家庭にある虐待(平成21年06月19日)

家庭の中で虐待が起きる。
それはあからさまな暴力だけではなく、言葉の暴力もある。
適切な世話をせず放っておくいわゆるネグレクトもそうである。
広い意味でとらえるなら、程度の差はあれ、オールOKしない限り子どもは多かれ少なかれ虐待されたと同じといえる。
~をしたい、~が欲しい。
それら自然な子どもの欲求に応えないこともである。
否定され、拒否され、無視され人は病んでいくのではないか。

親も傷ついている(平成21年06月11日)

子どもに日々接っし、子育てする親自身が多かれ少なかれ傷ついている。
その傷や、欠けたものを修復し、癒すことなく、子どもを育てるのは至難の業である。
親の親からコピーされたものを、また子どもにコピーしていく。
下の代に行くほど欠けたものが何乗にもなって、欠損がますます大きくなる。
そうして遂に、子どもは悲鳴をあげる。
そこでやっと世代連鎖されたマイナスの足らないものに気付く。
それに取り組むか、それでもそのまま突っ走るか。
ピンチをチャンスに変えるか、ピンチを大ピンチにするか、分かれ道に立つ。

程よいバランス(平成21年06月05日)

子どものことを思わない親はまずいない。
しかし、子どもを育てる中で、親の価値観やコンプレックスが如実に現れる。
勉強できることが大事、躾けることが大事、元気でさえいてくれればいいという親もいる。
それぞれほどほどにあるのはいいが、極端に偏り他の事が欠け落ちてしまうことが多い。
人間としてのバランスをほどよくもつことである。
程よい母親が育てない限り、ほどよいバランスをもった子どもは育たない。

宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

2009年7月11日

今週のメッセージ(平成21年6月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」6月の過去ログです。

健康な自己愛(平成21年06月27日)

健康な自己愛を育てるには、承認と称賛により自己価値・自己肯定感・自信をもつことである。
クライアント達は、育つ過程で親に褒められたことがないとよく言う。
すると、自分の価値がわからず、人からの評価を気にする、求める。
自己否定感を持っているため、自分は駄目だと思っている。
自信がなく、失敗を恐れて新しいことにチャレンジすることができない。
または、卑小な自己愛を過大補償するために、肥大した自己愛を持っている。
これには現実の裏付けがないため、何かあれば簡単にしぼんでしまう。
これら子ども時代からの親の対応によって決まる。

家庭にある虐待(平成21年06月19日)

家庭の中で虐待が起きる。
それはあからさまな暴力だけではなく、言葉の暴力もある。
適切な世話をせず放っておくいわゆるネグレクトもそうである。
広い意味でとらえるなら、程度の差はあれ、オールOKしない限り子どもは多かれ少なかれ虐待されたと同じといえる。
~をしたい、~が欲しい。
それら自然な子どもの欲求に応えないこともである。
否定され、拒否され、無視され人は病んでいくのではないか。

親も傷ついている(平成21年06月11日)

子どもに日々接っし、子育てする親自身が多かれ少なかれ傷ついている。
その傷や、欠けたものを修復し、癒すことなく、子どもを育てるのは至難の業である。
親の親からコピーされたものを、また子どもにコピーしていく。
下の代に行くほど欠けたものが何乗にもなって、欠損がますます大きくなる。
そうして遂に、子どもは悲鳴をあげる。
そこでやっと世代連鎖されたマイナスの足らないものに気付く。
それに取り組むか、それでもそのまま突っ走るか。
ピンチをチャンスに変えるか、ピンチを大ピンチにするか、分かれ道に立つ。

程よいバランス(平成21年06月05日)

子どものことを思わない親はまずいない。
しかし、子どもを育てる中で、親の価値観やコンプレックスが如実に現れる。
勉強できることが大事、躾けることが大事、元気でさえいてくれればいいという親もいる。
それぞれほどほどにあるのはいいが、極端に偏り他の事が欠け落ちてしまうことが多い。
人間としてのバランスをほどよくもつことである。
程よい母親が育てない限り、ほどよいバランスをもった子どもは育たない。

宣照真理(天海有輝)


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2009年6月 5日

今週のメッセージ(平成21年5月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」5月の過去ログです。

自分を変える(平成21年05月26日)

自分は正しい、自分は真面目に頑張って生きてきた。
ところが、子どもが非行なり、不登校・ひきこもりになった。
子どもや学校、先生・友達が悪いと責める。
いくら周りが悪いといったところで、子どもは良くならない。
そうしたら問題は自分か?と、ようやく自分を見つめだす。
自分を振り返る、自己反省がないかぎり、現象は変わっていかない。
変わるとは=(正しいと思っている自分を)壊すこと、否定すること。
つまり自分は正しいと思っているこのことを本当に正しいのか検証しなおし、間違いに気付き、修正する。
親が自分を変えれば、子どもも変わる。

信頼(平成21年05月22日)

お母さん方は、なんとか子どものためにとオールOKをしていく。
しかし、自分自身の育ち、養育状況が影響し、本当にオールOKしてわがままなだけの子にならないかとか、オールOK出来ない自分に落ち込んだりする。
理論からオールOKの意味や意義を学ぶ方、自分を知っていくために分析を受ける方など、様々である。
自分を知り、理解できると、子どもへの対応も変わってくる。
母親自身が自分の辛さやしんどさを受け取っもらうことが大事なことと思う。
そうしながら理解・共感そして信頼を分析等を通して体験し学んでもらう。
本来『信頼』は、フロイトのいう0~1.5歳の口唇期に獲得する発達課題である。

自分と向き合う(平成21年05月13日)

分析を知ると、それまで何も知らなかった自分を知る。
人間として、親として、母として、父として、男として、女として。
本来知らなければいけなかったことがどれだけあるのか?
無知であった自分と向き合えるのか?
起こるべくして起こった子どもの問題であり、自分のなかに想像もしなかったことがあった。
それでも、何でこんな人生を生きなければいけなかったのかがわかって良かったと言うクライアント。
オールOKをして子どもが落ち着くと、今度は親が自分自身と向き合っていく。

無条件に受け入れられる(平成21年05月05日)

無条件に受け入れられ、愛された経験があるかないかは大きい。
何かが出来たからとか、お手伝いをしたから等で愛されるかどうかがわかれたとする。
すると、人に気に入られる自我をつくっていく。
自分がしたいから~をするのではなく、人に嫌われないように、気に入られ、評価されるために~をする。
そうするうちに、自分の行動が、私がしたくてしたことなのか、人からの評価を得ようとしてしたことなのかわからなくなる。

甘えと依存(平成21年05月01日)

子どもを早くしっかりさせようと厳しくする。
子どもの甘えを許さず、突き放す。
それは全く逆である。
子どもが自我を確立し、自分の意思で行動していくには、まず甘えと依存を満足いくまで体験すること。
そんなことも知らず、自分がされたようにしか人は我が子を育てられない。
そんな無知であった自分を後悔する。

宣照真理(天海有輝)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

2009年5月 5日

今週のメッセージ(平成21年4月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」4月の過去ログです。

嘘をつく(平成21年04月25日)

親や大人は、子どもが嘘をつくと怒る。
しかし子どもは、嘘をつくことで自分を守るしかない。
どんな自分も受け入れられるなら、子どもは嘘をつく必要はない。
なかには、「本当のことを言えば怒らないから」と言って、子どもが本当のことを言うと「ほら、やっぱり嘘をついた」と怒る親がいる。
子どもを責め立てるのではなく、子どもの嘘にだまされてやることも必要なときがある。

子どものペースにあわせる(平成21年04月15日)

親は日常のなかで、忙しく過ごす。
まして母親は仕事をもっていればなおさらである。
その中で、親のペースに子どもをあわさせていく。
しかし本来は子どものペースに母親があわせることである。
それによって、子どもは自分を出し、言いたいことを言い、受け入れられていくことで自信や自己肯定、母との信頼を築き、自我を育てていける。
そういうことが今の時代では難しくなってきている。

安心を与える(平成21年04月08日)

あるクライアントが言う。
以前は善悪で物事を進めていた。
親は自分の物差しにあわないと不安だったり、否定したくなるのはわかる。
しかしオールOKするうち、それをしなくなった。
子どもは何を思って、このことを言っているのかを聞き取るようにした。
どんな自分も受け入れてくれる人(母)がいる。
これで子どもは安心して生きられる。
人(子ども)の想いを受け取り、理解する事が生きていく中で一番難しいことかもしれない。

成長(平成21年04月03日)

子どもにオールOKしていくと、子どもは変化し成長していく。
人間はいくつになっても、精神は成長し続けられる。
親が成長し続ければ、子どももその親をみて、関わっていくうち成長できる。
反対に、分析などで自分を知ることなしに、子どもが親を越えることはできない。
一般的には、親の自我を越える自我を子どもが持つことはできない。
本当の親孝行とは、親を越えて成長することである。


天海有輝(宣照真理)

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2009年4月 8日

今週のメッセージ(平成21年3月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」3月の過去ログです。

WBC優勝おめでとう(平成21年03月26日)

不況・不正・汚職・様々な事件と暗いニュースが多い中、日本の選手達が感動を与えてくれた。
日本各地で、多くの人々が決勝戦のテレビに見入り、点が入った、取られたと一喜一憂した。
知らない人同士が、家電店やお店で選手の活躍に応援を送り、優勝の瞬間飛び上がって、またある者は手を取り合って、抱き合って喜んだ。
日本人としての一体感がそこに見えた。
その一体感のもとも、母との一体感に遡る。

母に何でも言える(平成21年03月18日)

自分をしっかりもたないと、簡単に他者に侵入される。
そしてNOと言えない、断れない。
私はいつもクライアントに言う、「NOとか、異議を唱えなければ、相手はYes、いいんだと思います」と。
子ども時代から、まず「Yes]「No]がはっきり言えること。
これが言えないと、いじめられることにもなるだろう。
子どもは、最初の対象である母親に何でも言えることである。
それには、子どもを全面的に受け入れる母のあり様がそれを決める。

反抗期 :大人の世界へ(平成21年03月10日)

子どもが自律していく過程で、親に反抗し、親を馬鹿にするようになる。
これまで比較的従順だった子どもが、思春期になって第二反抗期を迎える頃に起きる。
この反抗期がないことが問題である。
反抗するとは、子どもの自我と親の自我がぶつかることである。
いくつになっても子どもが従順に親の言うことを聞いてくれると喜んでいてはいけない。
親に反抗し、馬鹿にして、親を踏み台にして大人の世界に入っていくのだから。

ある親子の風景(平成21年03月02日)

電車の中で、3歳くらいの女の子がお母さんに「だっこ」と言った。
お母さんは「抱っこはだめ。ほら、手をつないで」と言って、子どもの手をとった。
今度は、席が空いて親子が座った。
女の子は靴をぬいで、窓の外を見ていた。
そして「くつしたをぬぐ」と言ったが、またお母さんは「だめ」と言った。
こうして子どもに「だめ」を重ねて行く。
親にすれば大したことのない日常かもしれないが、子どもにとってそれが大きなマイナスとなっていく。
一見些細なことと思うことが、大きな結果を生む。

天海有輝(宣照真理)

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2009年3月18日

今週のメッセージ(平成21年2月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」2月の過去ログです。

子どもは母と共に、一緒に(平成21年02月26日)

子どもはいつも母と一緒に居たいと願う。
年齢が低いほどに。
母親自身が、その母親とどれだけ一緒に居たいと望み、それが叶えられたかで、子どもが母である自分と一緒に、共にという願いに応えられるかが決まると言ってもいい。
多くは、今忙しいからと、くっついて来る子どもを排除してしまう。
子どもに応えたとしても、嫌だな、めんどくさいと思いながらしぶしぶであったりする。
そこには母自身の養育史が問題となる。

親が子どもに書き込むもの(平成21年02月23日)

親は自分の考え、価値感を子どもに言う事によって、知らず知らず子どもに書き込んでいく。
子どもは自分の意思で、他者(親)の言葉を取捨選択できない。
そして、親は自分のコピー=子どもをつくる。
当然親に歪みがあったり、病んだ部分があれば、それはそのまま子どもに添付される。
そのことを重々知って、親は子どもに語りかけなければいけない。
分析を、理論を知っていくと、「下手なことは言えませんね」とクライアントは言う。
その通り、いらないことを言うくらいなら、まず子どもの言葉をよく聴くことである。

本当の意味でいい子とは(平成21年02月10日)

世間一般には、我慢することはいいことである。
親は子どもが欲望を断念し、我慢すると「いい子だね」という。
親の顔色を見て、気を使い、親の意向にあわせて、自分のしたいこと・欲しいものをあきらめることがいい子だろうか。
本来、我慢(超自我)は、子どもが自分の理想や目標を達成するために、自らの意思でするもの。
他者(親)主動でするものではないはずである。

まず親が子どもを理解することから(平成21年02月03日)

不登校・ひきこもり・非行の子どもさんの親御さんから子育て相談室への参加や分析の依頼を受ける。
親の悩み・苦しみもわかるが、子どもの叫びやその行動の意味もわかる。
これを親御さんに理解してもらうには時間がかかる。
それでも、親自身が自分を振り返りつつ、子どもをわかろうとし、子どもへの対応を変えて行くと子どもは確実に変って行く。
その親自身がされていない、そしてしなくてすむならしたくないオールOKをはじめていくからである。

天海有輝(宣照真理)

過去の今週のメッセージは、宣照真理のセラピー日記天海有輝のセラピー日記 分析家の独り言に掲載しています。

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2009年2月 9日

今週のメッセージ(平成21年1月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」1月の過去ログです。

まなざしと声とスキンシップ(平成21年01月29日)

肉体の年齢と、心の年齢は必ずしも一致しない。
そういう意味で、我々人間は二つの時を生きる。
手をかけないで、放っておいて育つものは一つもない。
触れられなければ、体さえ育たず、乳児が突然死することもある。
心はなおさらである。
まなざしと声とスキンシップが大切となる。

母そして子育ての重要性(平成21年01月24日)

分析に触れていくと、母親という存在の大きさを思い知らされる。
人一人を、社会に送り出すのは大変な一大事業である。
発達論から言えば、0歳児から保育園にあずけて、仕事をしながら片手間に出来ることではない。
子育ての重みと意味を社会も、親たち自身にも自覚が無いことが多い。
今一度、人が人を育てることの重要性を考えて欲しい。
この社会を立て直すのは、社会の構成員である個人一人一人からであろう。

子どもの望むこと(平成21年01月14日)

子どもは親に愛されたい。
自分に関心を向け、配慮し、声をかけて欲しい。
自分だけを見て、優しく世話して欲しいと願う。
それらがないと、子どもは親に嫌われていると思う。
しかし、そのような子どもが望んでいる対応をする能力を持たない、わからない親である場合が多い。
親は親なりに、子どもを可愛がり、愛してるつもりなのだが、ここに互いの意味の付け方、想いの違いがある。

親自身が問われる(平成21年01月06日)

子どもはいろんな形で、親に問いかけてくる。
それがときに不登校や、ひきこもり、非行という形で。
それにどう対応・対処するか、親は試される。
自分の殻を破れるか、自分の価値観を見直し、書き換えられるかを。
オールOKができるか、それに取り組むか、遠ざかるか。
勇気を持って取り組めば、必ず道は開ける。

2009年1月 8日

今週のメッセージ(平成20年12月分)

オールOK!子育て法に掲載した、「今週のメッセージ」12月の過去ログです。

来年に向けて(平成20年12月31日)

今年4月にオールOK!子育て法のサイトをつくり、HPやブログ(天海有輝のセラピー日記)でも、子どもへの対応法オールOKを提唱してきた。
しかしまだまだ世間一般的には知られておらす、理解されることも難しいが、オールOK!子育て法をひろめ、子育ての常識となることを願い、語り続けていく所存です。

主体はどこに(平成20年12月24日)

親に本当のことが言えない、家族に心を開けない。
大事なことは親から直接聞かず、何かをするにも説明も、納得もない。
例えば、気が付けばピアノを習わされていた、習うことになっていた、というように。
嫌もおもなく、選択の余地がない。
これで人は自分の人生を歩いたといえるだろうか。
子どもの主体は誰にあるのか、と聞きたくなる。

不幸から幸せに(平成20年12月16日)

あるクライアントが言った。
「子ども時代が不幸であることは、その人の人生が不幸になる」
「自分の力でどうにもできない子ども時代が不幸であることが問題」
「幸せになりたかったら、自分の不幸と向き合い、自分を知ること」だと。

子どもを主に考える(平成20年12月11日)

オールOKを実践しているクライアントが言った。
「親の言うことは正しいが、それが子どもにとって必要なことかどうかはわからない」と。
正当性を主張することより、子どものために今何が必要か、何を言わんとしているのか、まずよく聴く事からはじめましょう。
(12月京都子育て相談室より)

母の恒常性(平成20年12月03日)

子どもにけなされても、文句を言われても、無視されても、母は子どもを思い、関心を向け続けること。
こちら側には訳がわからなくても、一時的に子どもの言動が悪くなったとみえても、ひたすら世話し続け、子どもに言われる通り動く。
母親は、自分が女中か、奴隷にでもなったかのような屈辱的な思いになることもある。
それでもまなざしを向け、声をかけ続けるこの母の恒常性が子どもとの間に基本的信頼を築く。
優しい良い母のイメージを、子どもの心の中に焼き付ける(内在化という)ことができる。
そうして、子どもは安定し、人と関わっていくことができる。

天海有輝(宣照真理)


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