分析家の独り言 417 (言いたいいことが言える、断る)

人に何かを頼まれた時、OKするのは容易い。

しかしNOというのは言い難い。

人に何かを頼まれたり、すすめられると断れない。

本当はしたくないのに、「いいよ」とOKしてしまう。

断ることに大きな抵抗がある。

良い人と思われたい、断って「なんだ」と思われたくない。

そして、自分自身が断られてガッカリし、傷つくのが嫌で断られることを恐れる。

そもそも言いたいことがはっきり言えない。

そのもとは、子ども時代に親に言いたいことが言えたかどうかである。

一番身近な親に言いたいことが言えないのに、他人に言える訳がない。

子どもが親に言いたいことが言えるには、親が子どもの言う事を否定せず受け取るからだ。

それを事あるごとに否定されたり拒否されたなら、「またどうせ言ってもダメだろう」と思い、子どもは言いたいことが言えなくなる。

また、子どもの話をまともに聞かなかったり、親が自分の事で一杯で子どもへの関心を向けず自分の事を話してしまう。

子どもに親の愚痴を聞かせたり、相談相手にしてしまう。

これでは親子逆転である。

甘えと依存を受け入れられ、子どもらしい子ども時代を送れなかった人が親になると子どもに甘えてしまう。

真の大人・親とは何かを考え、親の自覚を持ちたいものである。


ラカン精神科学研究所のホームページ

オールOK!子育て法 のページ

不登校・ひきこもりに悩む方々へ のページ

非行・家庭内暴力に悩む方々へ のページ

このブログ記事について

このページは、が2011年12月15日 19:32に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「滋賀分析理論講座日程のお知らせ(平成23年12月)」です。

次のブログ記事は「分析家の独り言 418 (ラカン精神科学研究所サイト10万件アクセス)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。