分析家の独り言 440 (心・無意識は現象化する:関越自動車道高速バス居眠り運転事故)

2012年(平成24年)4月29日に群馬県藤岡市岡之郷の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近で都市間ツアーバスが防音壁に衝突した関越自動車道高速バス居眠り運転事故事故。

乗客7人が死亡、乗客乗員39人が重軽傷を負った。


事故はたまたま起こるのではない。

事故を起こした人間の心・無意識が起こすのである。

関越自動車道高速バス居眠り運転事故を精神分析の視点からみてみる。

この事故で犠牲となった人は、
・50歳男性
・17歳女性
・19歳女性
・23歳女性
・29歳女性
・44歳女性
・49歳女性

50歳の男性の他は全て女性。

あえて不謹慎と言われるのを覚悟で、無意識のレベルでの話としていうが、事故を起こしたバスの運転手が相手をしたい全ての年代の女性を揃えた。

しかも、犠牲者の7人は全て進行方向に向かって左側の席に座っていた乗客だった。

精神分析では、左は無意識を表すという。

バスの運転手は、全世代の女性を相手にしたい、それが彼(男性)の理想であり、願望であり、それを具現化してしまったということになる。

このバスは、道路左側のガードレールに接触し、そのまま高さ約3m、厚さ12cmの金属製の防音壁に、突き刺さるような形で約10.5メートルめりこんだ、という。

更には、事故を起こした場所である。

それは、関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近。

ジャンクションとは、結合、接合という意味である。

接触し、突き刺さるようにめり込んだ、そして結合、接合、これらのことは、その行為をそのまま表現している。

無意識はこうして現象化される。


これをこじつけだと思われても結構である。

しかし、精神分析というものに触れていくと、こういう事象、現象に出会う。

人の無意識や精神の構造を知っていくと、それを偶然だとか、こじつけだとは思えなくなる。

心のままに現象化する。

心は物質化する。

自分の心、無意識を知って、それがマイナスのことであれば、自分でプラスに書き換えることである。

抑圧している願望、欲望であれば、社会に適応する形でそれを満たす事である。

そうすれば、今回のような悲惨な事故は起きずにすんだはずである。

知らないことが悲劇を生み、不幸な人生へ向かう。

ならば、自分を知っていけば、災難を回避でき、幸せに迎える。

この自分を知る方法として精神分析がある。


最後になましたが、事故で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷された方々には、一日でも早い怪我の快復をお祈りしています。

     インテグレーター(精神分析家) 安朋一実


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