分析家の独り言549(『オールOK』するために大事なこと)


『オールOK』するために大事なことは、子どもに言われたことだけをすることです。

申告された以外のことはしないのが鉄則です。

そのためには対応するお母さんは体を動かしてバカになることです。

バカになるとは、自分自身の意味づけをしないこと、

つまり考えないことです。


自分の頭を使って考えるから、意味を付けてしまい、

子どもに何か言われたとき、次のようなフレーズが出てきてしまいます。

「さっきやったのに」、「一回で済むように言ってよ」

「またどうせ無駄にするんでしょ」、「ああ、もったいない」

「面倒くさい」、「すぐには出来ない」、「後にして」

「別のにしておいて」、「これでいいじゃない」等々。

自分の都合を言ってしまうということは、考えているということです。

また泣かれると、「嫌われている」、「不満をいわれている」
  
「母親としてダメなのか」と意味を付けます。

「こんなにしているのにまだ泣くのか」と思うのは、思考しているからです。

考えることを一切放棄しなければ、子どもに言われた通りに動けません。

このことが「バカになる」ということです。

母親にプライドや優等生意識があると、バカになれません。

子どもの欲求に応える時は考えないでバカになって動きますが、

子どものサインを読みとるなど、それ以外の時はよく考えます。

頭を使って考える時と、考えない時の区別をすることです。


迷いながらも実践していくと子どもの変化が見え結果がでてきます。

『オールOK』の正しさがわかってきます。

ただ簡単なことではなく、個人分析で『オールOK』を実践していくお母さんを

支え、励ましていきます。

信頼ということが大事だと改めて思います。


                   - SSC-1 より -

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実


ラカン精神科学研究所のホームページ

オールOK!子育て法

ラカン精神科学研究所メールマガジン

このブログ記事について

このページは、が2014年6月 9日 08:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「インポテンツ・早漏その他、性に関する悩みご相談ください」です。

次のブログ記事は「分析家の独り言 550(自立性)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。