分析家の独り言 571(生意気は子どもの成長)

 
             ‐ インテグレーター養成講座1-2( 自我論4 母性とは )に寄せて -  

一貫した「オールOK」による養育行動(世話行動)をしていくと、

子どもは変化・成長していきます。

子どもは自分を認められ、自己肯定感を持ち、それは自信にもつながります。

自己主張することを学習し、言いたいことをストレートに言うようになります。


それは親からみると生意気になったとみえます。

親の間違いや矛盾、欠点を指摘することもあります。

こうなってくると親はたまったものではないので、多くは"躾"という名のもとに、

子どもを抑えつけようとします。

「親より偉くなるな」、「誰のおかげで大きくなったと持っているんだ」、

「養っている親のいうことを子どもはきくものだ」と言います。

こういう親にとって、子どもはいつまでも自分達親の言うことをきくものだと思っています。

親である自分達がそうされてきたので、それがいことであり、当たり前のことなのです。


しかし、子どもが自分達親を追い越していくことに喜びを感じられる親でありたいものです。

成長するということは変化することです。

子どもの成長と変化を喜べないということは、自分が成長・変化した体験がなく、

その喜びや楽しさを知らないといことです。

つまり、自由な発言が出来ず、親にいつも抑えつけられてきたということ。

親に成長の喜びの体験があれば、「我が子もこんな生意気なことをいうようになったか、

痛いところをつかれるが、成長の証だ」と喜べるはずです。


子どもの成長を認められず喜べない人にとって、子どもは変わってはいけない、

生意気になどなってはいけないのです。


親である私達がいくつになっても向上心を持って目標に向かい、

自分の成長・変化を味わえる生き方をしていくことだと思います。


人として成長することにもうここで終わりということはなく、

前に進み道を切り開いていけます。

精神分析によってそれを知りました。

  
                     インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

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このページは、が2014年8月 5日 08:56に書いたブログ記事です。

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