分析家の独り言 614(オールOK No.2)


子どもは日々成長しています。

親が思うほどいつまでも子どもではありません。

特に『オールOK』していくと、人の気持ちがを考え、思いやることも出来るようになります。

それは親が子どもを想い、欲望を叶えてあげるからです。


兄弟がいて、例えば兄と弟では興味・関心のあるもの、欲しいものは違って当たり前です。

ですから、兄と弟に同じものを与えるのが平等ではありません。

それぞれが欲しいものに応えるのであって、値段も回数も関係ありません。

それは兄が5千円のものを買ったから、弟も5千円のものを買うのではなく、

また兄が一月に4回買い、弟は2回だったから同じ回数にするのではないといことです。

自分が欲しいものを与えられ満足していれば、

他の兄弟が何を買ってもおうと関係なく、気になりません。

それを自分が買ってもらってないのに、兄弟が買ってもらっていたら、

ひがんだり、羨ましく思ったりし、腹が立ち攻撃的にもなります。

当然、兄弟仲は悪くなります。


また、不登校や非行など何かの問題がある子どもにだけ『オールOK』するのではなく、

問題がある、無いに関わらず『オールOK』します。

問題のある子どもにだけ『オールOK』していたのでは、問題のない子どもは

真面目にやっていることがバカらしくなってしまったり、

自分も何か問題を表せば『オールOK』してもらえると思います。


口唇期(0~1.5歳)の時期なら、適切に世話をして、心地好くオッパイを飲んで、

快と満足を得、基本的信頼を学びましたが、

年齢が上がり思春期頃になると、お母さんのオッパイを飲むのではなく、

お金や物に置き換えられて、子どもは欲しいものを与えられて快と満足を得ます。


その子その子に合わせた対応をすることで、子どもは自分が大事にされている、

尊重されていると感じることが大事です。


                     インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

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このブログ記事について

このページは、が2014年12月16日 08:46に書いたブログ記事です。

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