分析家の独り言 774(不登校から高校合格、おめでとうございます)


この度、約1年間不登校だった中学3年生の二人の子どもさんが、

それぞれ自分の行きたい高校を受験し合格しました。

不登校の子ども達に多いのですが、朝が起きられません。

そんな中、お母さん達はまず受験の朝起きられるだろうかと心配しました。

でも子ども達はそれぞれ、自分で決めた自分が希望する高校ですから、

お母さん達の心配をよそに、しっかりと起きて受験に挑みました。

更には二人とも合格してきました。

私もこの報告は大変嬉しかったです。


子どもさんの不登校でご相談を受け、

精神分析の立場から子どもさんへの対応の仕方

『オールOK』をアドバイスしましたが、

私は子どもさん達の高校合格を目的とはしませんでした。

お母さん達が子どもに、これまでとは違い『オールOK』をすれば

子どもの主体性や自我は育ちます。

それが高校受験の時までに間に合うかどうかは、お母さん達次第でした。

例え受験の時までに間に合わなくても、

『オールOK』をやり続けてもらうしかありません。


今回は二人とも高校合格という結果に至りました。

それはお母さん達が私のアドバイスする『オールOK』のやり方を

理解し実践したからです。


しかし高校合格がゴールではありません。

これからも『オールOK』で子どもに対応して、子ども達の主体性や自我を

どんどん育てていく必要があります。

万が一、お母さん達が高校合格に安心して、

『オールOK』の手を抜くようなことがあれば、

また不登校になる可能性はあります。


でもよく子ども達もお母さん達も頑張ってくれました。

笑顔を見る事が出来て良かったです。


もう一人、40歳代の女性、臨床心理士を目指して通信制の大学で学び卒業し、

そのための大学院の受験に合格されました。

「一度精神分析を受けて見たかった」と言って、去年から分析を受けられました。

個人の分析で、子どもさんへの対応の仕方や、

クライアント自身のことに触れたり、

精神分析について質問等がありました。

「自信はない」と言っておられましたが、こちらも見事合格されました。


嬉しい報告がきけて、素晴らしい春となりました。

合格、おめでとうございます。


              ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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このブログ記事について

このページは、が2017年3月11日 20:20に書いたブログ記事です。

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