分析家の独り言 780(2017.6月 大阪子育て相談室より:子どもの話を聴く)


6月7日(水)、大阪で子育て相談室をしました。

子どもの不登校等の問題行動があり、

私どもの『ラカン精神科学研究所』のホームページやサイトを見て

子育て相談室にくるようなったクライアント達。

個人の分析を受け入ているクライアントもいます。


子どもへの対応法『オールOK』をする中で、わからない事などを質問されます。

以前あるクライアントに、「子どもの話をよく聴いてください」

「子どもはお母さんにいろいろな話をしてきますが、その解決法をききたいのではありません」

「子どもは自分のしんどかった気持ち、悲しかった気持ち、悔しかった気持ち等々、

それらを聴いて受け取って欲しいだけです」

「子どもがお母さんはどう思うとか、こんな時どうしたらいいかとか

お母さんの意見・考えを求めて来た時、はじめてお母さんは自分の意見を話してください」

「それを子どもが言わない限り、聴き続けて、

お母さんが子どもさんのカウンセラーになってください」と私は言いました。

その言葉通り、クライアントは子どもの話を聴き続けました。

その中で、わからない事を「それってどういう事か?」等、質問をして

子どもが応えてくれました。

会話が成立し、子どもは学校の事、友達の事等話してくれました。

一般に思春期の子ども達は、あまり親に自分が困っている事、友達との関係、悩みなど

話しません。

でも、良いとか悪いとか評価されたり、否定や非難されたりしないなら、聴いて欲しいのです。

クライアントは『オールOK』を知らなければ、子どもの話を聞くよりも、

自分の考えや意見を言っていた、

それどころか、イライラしてヒステリックに怒ってばかりいた。

あのままやっていたら、と思うと恐ろしくなると言います。


クライアントが言うこの感覚は、『オールOK』をした人にしかわからない事です。

よく切り替えてくれました。

お母さんが子どもに思いやりをかけたら、子どもはお母さんのそれを学び、

今度は子どもが思いやりを返してきてくれます。

そんな子どもの言動が見られました。

それを更に親子で繰り返していくと、今度は友達など他者にも

思いやりをかけられる人になっていきます。

聴いていた他のクライアントも

「いい話でした、聴けて良かった」、「心が温まる」と言いました。


生きていく上で必要な事、また大事な事の学習をまず家庭で、親との関係で

子ども達は学んでいきます。

その親達が忙しくて子どもに関心が向かなかったり、

ガミガミ怒ってばかりしていたのでは、

子どもが学ぶのは無関心とイライラです。


子育てに頑張るお母さん達を応援したい。

そして親子仲良く、家庭が安らかな安心と安全の場となるようにと、

そんな想いで『子育て相談室』を開いています。


7月は大阪で12日(水)に開く予定です。


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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このページは、が2017年6月 9日 06:37に書いたブログ記事です。

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