分析家の独り言 781(プラス思考と足し算で仕合せに生きる)


身に沁みついたマイナス思考とケチ。

すぐに何事においても引き算をしてしまいます。

これをプラス思考、足し算に書き換える事。

随分書き換えたつもりでも、気付かぬうちにまた引き算をしている時があります。


例えば、今月は物入りで家計が苦しいなと思います。

そうするとまず頭に浮かぶのは、何を削り何を節約できるか、です。

一般的にいえば当たり前の事ですがそうではなく、

欲望を叶えるためには何が出来るか、どうすれば収入を増やせるか、

この前向きな気持ちがプラス思考、足し算になります。


私は欲望を叶えるためにはどうしたらいいかを考えるのではなく、

いつも何を削り何を諦め我慢するかを考えて来た、と気付きました。

これがケチに拍車をかけます。

ケチとはお金を使う事を惜しむ事。

そこにはもったいない、贅沢は敵等という言葉が付いてきます。


親や先祖たちは不安や心配が多く、前向きにはなない、

だから当然マイナスの現象が起きて、

今あるものをいかに守るかしか考えられなかったのでしょう。

親はこういう考えの基に生きて来て、

私はその親の言動を見て同じように引き算とケチを身につけました。

何かの時のためにお金は貯めるもので、

お金を使う事がまるでいけない事かのように教えられた人間は、

欲しいものが出て来ると諦めなければいけないので、出て来られては困ります。

自分の欲望に目を向けないように、欲しがらないように生きなければいけません。

それでも生きていれば欲しいものはいくらでもあります。

その中で許されるのは、いかに安いものを買うかです。

バーゲンが大好きでした。

手の届かないものがディスカウントされて手に入る事は、最上の喜びになりました。


これら子どもの自分にはどうしようもなった事ですが、

大人になった自分は気が付けば替えていけます。


精神分析の中で、「お金を喜びと感謝で使え」と教えられました。

喜びで使えばまた喜びで入ってくる。

お金はお足というくらいだから自分のところで止めず、

使って社会に還元し循環させる事が大事だと。


人は気付きと意味の書き換えで、いくらでも前向きに仕合せに生きられると知りました。


              ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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このブログ記事について

このページは、が2017年6月12日 06:34に書いたブログ記事です。

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