分析家の語らい 7(心無い言葉、態度の世代連鎖を止める)


子どもを育てる中で、自分では気付かない

心無い言葉や態度をとってしまいます。

心無いとは、相手への思いやりや配慮が無い、無分別な事。


親と子どもは別人格であり、感じ方、考え方、好み、

欲望が異なる事の分別が付かない、正にこれが無分別という事です。

自分とは違う存在の子どもの立場や気持ちを理解しようという思いやりがない。

そういう心配り、心づかいもない。

親がいいと思う事は子どもにもいいと思い込み、

子どもの気持ちは考えずに押し付ける。


例えば、親は子どもに塾に行って勉強させたい。

子どもはどう考えているのか、どうしたいのかを聞くことも無く、

ただ行きなさい、勉強しなさいと言う親。

反対に、塾に行って勉強したかったが、女の子だからという理由で、

行かせてもらえなかったという人もいます。


子どもは母に甘えたくて、くっつきたくて、まとわりついていきますが、

邪魔だ、忙しい、と振り放されます。

そこに親のコンプレックス(無意識)が常に関連してきます。

母も子どもの頃、そのお母さんに甘えてくっつきに行ったが、邪険にされ

悲しい想い、寂しい想いをしました。

それなのに、母になった今、自分が子どもの時にされて悲しかった事を

子どもにしてしまいます。


こうして親自身もまた、自分を個として認められず、

その親のコンプレックスのままに育てられ、心無い言葉と態度で傷ついてきました。

これでは心無い言葉や態度が世代連鎖していきます。


精神分析によって自分がどうであったか、無意識を知り、

心ある言葉と態度に変えていきます。


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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このページは、が2017年10月11日 22:28に書いたブログ記事です。

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