分析家の語らい 28(言葉と意味:オールOKで子どもに楽しい人生を)


精神分析は言葉を重要視します。

より多くの言葉を覚えなさいと言われます。

広辞苑を引いて知らない言葉の意味を覚えていきます。

持ち歩くにはコンパクトな電子辞書が便利ですが、

辞書を引いたほうが良いということで、机上版の大きな分厚い

二巻に分かれた広辞苑を買って、まさに机の上に置いて

いつでも引けるようにしています。


「電子辞書があればいいのでは?」と思ったのですが、

我が師が言うように、ある言葉を引くとそれに関連した言葉が

後に続いて出てくるので、

電子辞書よりわかりやすく、関連して覚えるには良いと思いました。


広辞苑の紙の辞書を引いて、初めて電子辞書の見方、使い方、

言葉の覚え方を知りました。


また、言葉は知っていても、その意味を正しく理解していなかったことに

気づきました。

大体こういう感じの意味というくらいにしか理解しておらず、

これでは物事や文章、語りを正しく理解することは出来ないとわかりました。

精神分析では、人それぞれ自分の辞書が違うといいます。

その人の経験などにより、その人の言葉の意味がつけられています。

これは広辞苑などの辞書の意味とは全く違います。

分析では、そのクライアントの意味の付け方をみていきます。

意味は任意に選択された物事・言葉の差異から生まれます。(ラカン)


例えば子どもの頃行ったお祭りの屋台や出店で、

欲しいものを買ってもらったなど、何か嬉しい事があった人は、

お祭りは「楽しい」という意味がつけられます。

しかし、欲しかったものを買ってもらえなかったり、

何か怒られた事があったりすると、お祭りは嫌な思い出、「嫌い」となります。

そのように、プラスとマイナスの記号を付けて、

意識または無意識に登録されていきます。

当然プラスの記号の付いた事が多ければ、

その人の人生は楽しいものになるでしょう。


子どもに『オールOK』する事は、プラスの記号・意味を増やす事になります。


                ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


埼玉県鴻巣市富士見町7-10   ℡090-7357-4540


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このページは、が2018年4月19日 15:37に書いたブログ記事です。

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