分析家の語らいの最近のブログ記事


精神分析は言葉を重要視します。

より多くの言葉を覚えなさいと言われます。

広辞苑を引いて知らない言葉の意味を覚えていきます。

持ち歩くにはコンパクトな電子辞書が便利ですが、

辞書を引いたほうが良いということで、机上版の大きな分厚い

二巻に分かれた広辞苑を買って、まさに机の上に置いて

いつでも引けるようにしています。


「電子辞書があればいいのでは?」と思ったのですが、

我が師が言うように、ある言葉を引くとそれに関連した言葉が

後に続いて出てくるので、

電子辞書よりわかりやすく、関連して覚えるには良いと思いました。


広辞苑の紙の辞書を引いて、初めて電子辞書の見方、使い方、

言葉の覚え方を知りました。


また、言葉は知っていても、その意味を正しく理解していなかったことに

気づきました。

大体こういう感じの意味というくらいにしか理解しておらず、

これでは物事や文章、語りを正しく理解することは出来ないとわかりました。

精神分析では、人それぞれ自分の辞書が違うといいます。

その人の経験などにより、その人の言葉の意味がつけられています。

これは広辞苑などの辞書の意味とは全く違います。

分析では、そのクライアントの意味の付け方をみていきます。

意味は任意に選択された物事・言葉の差異から生まれます。(ラカン)


例えば子どもの頃行ったお祭りの屋台や出店で、

欲しいものを買ってもらったなど、何か嬉しい事があった人は、

お祭りは「楽しい」という意味がつけられます。

しかし、欲しかったものを買ってもらえなかったり、

何か怒られた事があったりすると、お祭りは嫌な思い出、「嫌い」となります。

そのように、プラスとマイナスの記号を付けて、

意識または無意識に登録されていきます。

当然プラスの記号の付いた事が多ければ、

その人の人生は楽しいものになるでしょう。


子どもに『オールOK』する事は、プラスの記号・意味を増やす事になります。


                ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


埼玉県鴻巣市富士見町7-10   ℡090-7357-4540


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私事ですが、精神分析の仕事の拠点として、

また日常の生活の場としての滋賀県大津市唐崎を離れ、

埼玉県鴻巣市に引っ越してもうすぐ3ヶ月になります。

クライアントや友人達も、関西から関東に引っ越すと言うと

大変驚かれました。

確かに私の中でも一大決心でした。


"人は生まれ変わるように住み替える"

六十歳を目前に生まれ変わりたかったのでしょう。

自分中で、「もっと自分知り理論を学ぼう」

「このままではいつか行き詰まる、動くなら今しかない」

そんな声が聴こえた気がします。

そして生まれ変わるなら、人を育む環境の大切さがあります。

孟母三遷の教えもあります。
(孟母三遷:賢母の代表とされる孟子の母は、孟子の教育のためによい環境を得ようとして、三度住まいを遷しかえた)


環境を変え鴻巣に住んで、教育分析(個人分析)の回数を増やし、

理論を学ぶため複数の『理論講座』で、より学ぶようになりました。


振り返れば「自分とは何者か」自分を知りたいと思いました。

人間には意識と無意識があり、

意識は自分で意識しているのですからわかりますが、

無意識は自分では意識できない意識で、

人は皆この無意識のまま言葉を発し、行動していると知りました。

自分でありながら自分では意識できない、知ることのできない自分がいる。

そんな事があるのか。

自分の中にある無意識を知ってこそ、自分というもの全体を知ることになる。

それほどまでに人は自分に対して無知なまま生きている。

そんな中で悩んだり、迷ったり、うつや神経症など心の病になったり、

不幸だと嘆いていると考えました。

自分を、無意識を知れば、マイナスをプラスに、

否定を肯定に変える事もできるはずです。

そうすれば、自分を活かし喜びや仕合わせを感じて生きていけるはずです。


更に自分を知り理解する事は、他者を知り理解することにもなります。

自分で知らずに自分を潰している事もあります。

自分にある破壊衝動「潰す」を知って否定し、「活かす」に書き換えます。

自分を活かせれば、他者を、クライアントを活かすこともできます。


                ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,97今月のメルマガのテーマは、「買い物の選ばれ方」です。 


...好きなもの、コレクションしているもの、

いつもそばに置いておくまたは持つ物

それらは母を置き換えたものです。

その物のどこがのように好きなのかを分析していくと

母に繋がる言葉に行きつきます。

私は観葉植物が好きで、部屋にいくつも置きました。

...緑を見るとホッとして癒やされる気がする、と自分では思っていました。

...緑から森林が思い起こされます。

植物は自然の一部です。

...森林・自然は静かで、人間のようにしゃべりません。

しゃべらない・静かという事は沈黙であり、

沈黙とは意味を作らないという事。

自分が良いとか悪いとか意味づけられない

この沈黙が癒しになり、沈黙を愛するようになります。

...それだけ口やかましい母だったという事です。

...私が望まない口やかましい母を否定して、沈黙の母を欲したけれど

沈黙の母は実際には存在しないので、

意味で繋いで置き換えて沈黙する自然、植物を好み愛着した。

こうして人が買い物するものが選ばれます...
 
            
                    (メルマガより一部抜粋)


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No,96今月のメルマガのテーマは、「理解:咳は母への叫び」です。 


母に自分を理解されたいと、人は何歳になっても望み願います。

どんなにあの時悲しい想いをしたか、悔しかったか、

「ダメ」と言われガッカリし傷ついたか。

また、一緒に喜んで欲しかったかなどなど。

不満が数々あります。

それを言葉で母に伝えたいが言葉にできず言えません。

それでも外に出したい、母に言いたい。

それが咳となって症状化します。

ですから、"咳は母への叫びである"といいます。

実際に長年喘息の症状に悩んだクライアントが、

母に言いたかったが言えなかった事を言葉にして言ったところ、

咳が出なくなった例はいくつもあります。...
 
            
(メルマガより一部抜粋)


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2018年2月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン95号発行しました。

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No,95今月のメルマガのテーマは、「子どもが子どもらしくいられるための『オールOK』」です。 


子どもは...自分の欲求を親に言います。

...それを親の価値観や考えでいいとか悪いとか判断され、

叶う事と叶わない事があります。

また、同じ事でも時によってOKだったり、NOだったりします。

更には、いきなり怒られる事もあります。

...一貫しないのは、その時の親の気分によるためです。

...その都度変わる気まぐれな親の気分に法則はありません。

...気まぐれで予測がつかない母(父)はいつ怒り出すかわかりません。

...母の顔色を伺ってきた子どもは、社会に出て他者の顔色を伺って生きます。

...そして自分が傷つかないように自分を守るために、

いい子、いい人という仮面をつけてそれを演じます。

...親が自分に何を望んでいるかを読み取り、親にとって都合のいい子になります。


...親に関心を持たれ気に入られるための自我をつくっていくだけです。

これでは自分はどういう人間で、何をしたいのか何を欲するのかわからなくなります。

...家族・両親の危うさを察知した子どもは、

自分がどう振る舞えばこの家族を保つことができるかと心を砕きます。

自分を押し殺して家族の緩衝剤になろうとする子どももいます。

...無理をしてフリをし、心を痛め病んでいく事の無いように

『 オールOK 』する事が肝要です。

...お母さんがその方法と理由を、精神分析を通して学んで実践していくと、

子どもは癒されて本来の自分を取り戻していきます。  
            
(メルマガより一部抜粋)


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うつ状態で分析に来た男性クライアント。

その話を聴いていくと、クライアントの感じ方・考えは正しかった。

ところが、家族をはじめ周りの人達はクライアントを責めました。

「意気地がない」、「堪え性がない」、「我慢が足りない」、「そんなことでどうする」

などと言われ、クライアント自身もそうなのかと自信を失っていました。

こうして他者に語られた自分が否定的であると、よほどしっかりとした自分

(自我)を持っていないと、周りに潰されてしまいます。

分析で丁寧に話を聴いて、「あなたは間違っていない」、「その考えは正しい」と

クライアントを肯定しました。

それとともにクライアントは、元気を取り戻し社会復帰していきました。


こういった例はいくつもあります。

こういうクライアントがよく言われるのは、「精神科に行かず薬も飲まずに

よく回復しましたね」という言葉です。

精神分析からいえば、「うつが薬で治るのか」と言いたい。

薬で脳内ホルモンを調整しても、根本的な心の問題を解決しなければ

またぶり返します。


家族や周りは何とか社会適応させようと励ましたりしますが、

うつの人を励ましていけません。

まして否定したら、ますます落ち込みます。


また、こじらせないうちに早めの対応が大事です。

できればまだ動ける余力があるうちに分析に来てもらえば、回復も早いです。


いずれにしても、否定されて良くなることはありません。

肯定する事の大切さがよくわかります。

子育ても、人を元気にするのも肯定的言葉をかける事です。


           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


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2018年1月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン94号発行しました。

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No,94今月のメルマガのテーマは、「人からいい人と思われたい、嫌われたくない」です。 


人は他者からの評価を気にして生きています。

...つまらない人間と思われたくないと沈黙が怖くなります。

...嫌われたくないと、他者からの要求・要望を断れなくなります。

...過度に人に配慮して気を遣い、心的エネルギーはここに浪費され疲れます。

...「人に好かれたい」とは、自分の価値を他者に委ねています。

...いい人と思われたくて、相手の気に入る自分になろうとします。

...人から褒められたい気持ちがあると、

どうしたら褒められるかをいつも考えて、

相手から褒められる言葉を引き出すように話します。


...子ども時代は、母に好かれたい。

...母との関係が、その子の後の人間関係に影響します。

大人になって人に嫌われたくない、好かれたいにこだわるのは、

もとを辿れば、母に嫌われたくない、好かれたいに

行き着くと考えられます。

人からどう見られるかを気にするのではなく、

自分はどうしたいかで生きる。

...私の価値は私が決めます。  
            
(メルマガより一部抜粋)


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2017年12月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン93号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,93今月のメルマガのテーマは、「約束」です。 


日常的に、何日何時にどこどこへ行くなどの『約束』をします。

...ところが、親の都合で突然キャンセルされる事があります。

その理由が、親の機嫌によります。

...その親の気分や機嫌は子どもにはどうすることも出来ず、予測がつきません。

予測性の無さが不安をつくります。

予測出来ない事態がいつ起こるかわからず、常に当てにならない現実は

心の負担になります。

...またある芸人さんの話。

...いつも「父が遊園地に行こう」と言って出かける時は、遊園地が閉まっている。

さすがに子どもである自分もわかった。

遊園地が休園の日に、父が「遊園地に行こう」と言う事を。

...約束は言葉でするものです。

予定した約束が実行される、約束が守られる事は、

言葉と現実が一致する事です。

...親が現行一致し約束を守る事で、

子どもは言葉の信憑性、言葉に従う事を学びます。

そして言葉を大切にし、自分の言った事に責任を持ちます。

                             (メルマガより一部抜粋)


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クライアントは分析と分析の間に、自分と向き合い、自分を振り返り考えます。

あの時の自分はどうだったのだろう。

良かったのか、悪かったのか。

他者に言われた言葉によって傷ついていたり、

他にどうにかしようがあったのか、

あんなに怒られなければいけなかったのか、など。

?(はてな)がついている事、自分にマイナスをつけた事、

納得がいかない事がたくさんあります。

それら他者に規定され、自分を持てなかった事を、もう一度問い直す時が来る。

その時要請されるのが精神分析です。


親や周りは自分を悪い、間違っていると言うけれど、

本当にそうなのか。

この感覚を持って生きて来た人は、問わずにはいられません。

全く親に呑み込まれて、自分の感覚を持たずに来た人には。

この感覚さえ無いか、感じないようにしているかです。


自分をしっかり持っていなければ、他者の言う事に左右され、振り回され

結果、疲れ果てます。

10人いれば10人がバラバラに自分の考えや価値を主張してきて、

そのどれを採用していいのかもわかりません。

自分にたくさんマイナス(-)とバツ(×)がついていると、

自信が無く自己否定的で、自分の感覚を信じる事も、

自分を大切にする事も出来ません。

自分がしっかりしていれば、この人のこの意見は自分も同感だとか、

この考えは、自分は違うと言えるので、迷ったり葛藤したりする事がありません。

すると自分で物事を決めていくことが出来る、これを『自己決定能力』といいます。

クライアントは快復する過程で、この自己決定能力をつけていきます。

これによって人生が開けていきます。


        ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


12月7日(火)は大阪で出張セラピーと子育て相談室をします。
大阪出張セラピーのお知らせ(平成29年12月7日)をご覧ください。

12月12日(火)東京・埼玉に出張します。
東京、埼玉出張セラピーのお知らせ(平成29年12月12日)をご覧ください。


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母との関係・対応によって、外の世界を肯定的に安心と見るか、

否定的に危険と見るかに分かれます。


母に受け入れられる事が多かった人は、

自分の存在や自己主張が母に受け入れられたように、

外の世界にも受け入れられるだろうと安心・安全で向かいます。


反対に母に受け入れられた事が少なく否定や拒否的態度、虐待を受けた人は、

そのイメージで外の世界を危険なものとみなします。

そして外の世界から撤退して、自分の心の内に向かいます。

危険で自分を受け入れないと思われる外界への関心は低くなり、

当然、社会適応もしにくくなります。

ひきこもりになることもあります。


母の子どもへの対応によって、外の世界を安全と見るか、危険と見るかが

これほど違うとは一般には知られていません。

母との関係で抱いたイメージが、そのまま人全般、世界に向けられる。

そういう精神の構造が人間にあるという事です。

現実を見ないで、ただ恐い・危険だと自分の中のイメージを通して

外の世界や他者をみていては、世界の何も知らない事になります。


大人になってから、自分への違和感や悩みに気付いて

精神分析で書き換えていく事は出来ますが、

赤ちゃんの時からお母さんが人間の精神の構造を知って育児・子育てすれば、

その子の人生は好転していき仕合せになります。

子どもの仕合せな姿に親も仕合せを感じられます。

そのための理論を学ぶ講座を開いています。

遠方の方にはスカイプでしています。


興味関心のある方は問い合わせください。

携帯電話 090-7357-4540  

lacan.msl☆gmail.com ☆を@に変えたアドレスでメール送信してください。(スパムメール
対策)       


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11月23日(木)は『対人の悩み』について話し合います。
"対人の悩み"無料談話室開催のご案内をご覧ください。

12月12日(火)東京・埼玉に出張します。
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