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1、フォンドル・セラピー(fondle therapy)とは

フォンドル・セラピー(fondle therapy)とは、英語のfondle :「やさしく撫でる」とい

う意味から命名しました。

文字通り、赤ちゃんにやさしく触れるお母さんのように身体をやさしく撫でる治療法です。

フォンドル・セラピーは、布団に横になって、まず主に腹部をやさしく撫で、クライアン

トが話したいことを語っていきます。

クライアントの治療目的に応じて、撫でる身体の場所は腹部だけに限りません。

こうして身体を撫でながらクライアントは頭に思い浮かんだことを語りますが,

その際クライアントは必ず語らなければいけないのではなく、黙っていても、眠っても構

わず自由です。

フロイトが編み出した自由連想法は、クライアントが寝椅子に横になって、分析者はその

背後に座ります。そしてクライアントは頭に浮かんだことを包み隠さず分析者に話してい

く治療法です。

精神分析は基本的には会話のみですが、これまでの臨床経験から、リラックス、安心、癒

しを重視した場合には、スキンシップは欠かせないものと考えました。

そこで、これまでは個別に必要と思われるクライアントに対して推奨し行ってきた質の良い

睡眠、安心、スキンシップ、リラックスするための治療法、フォンドル・セラピーを公開し

ます。

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2、適応する症状

・ 不眠症など睡眠障害

・ 睡眠時無呼吸症候群

・ アトピーなど皮膚疾患

・ 不安・心配・緊張

・ スキンシップ・リラクゼーション

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3、治療のすすめ方

初回は通常の1.5倍の時間を取っています。

初回の最初の約20分は、クライアントの症状や悩み・要望等をきき、話し合い

ます。

その後は2回目以降同様、不眠症など睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群、

不安・心配・緊張の方々には、横になって主にお腹を優しく撫でます。

お腹は体の中心であり、エネルギーをつくるところでもあります。

人はお腹を撫でられると安心します。

クライアントの要望や必要に応じて、お腹以外の手や足、背中などを撫でることも

あります。

アトピーなど皮膚疾患の方は、症状に応じて患部やその他身体を撫でたり、手を当

てたりします。

フォンドル・セラピーは、クライアントは頭に浮かんだ事、話したい事を語っても

いいし、黙っていてもかまいません。

このリラックスした状態で通常の分析を行う事も出来ます。

ぐっすりと眠るクラインともいます。

クライアントの要望をきき、話し合い、治療を進めていきます。

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4、時間・料金

時間・料金 初回は75分、15,000円 

基本2回目以降は1回50分、10,000円 

希望により1回50分以上の分析も可能です。

その際はプラス10分2,000円になります。

事前に予約してください。

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5、症例紹介

睡眠時無呼吸症候群のクライアントは、普段、短時間でも酸素マスク(CPAP)無しに

寝ると必ずいびきをかくそうですが、腹部を撫でるフォンドル・セラピーの場面で

は、マスクが無くてもいびきもほぼ無く眠ります。

起きた時に、「スッキリした」と言われます。


アトピーに悩むクライアントは、痒みが強く夜ぐっすりと眠れませんでした。

手・腕・足・首、背中など痒みの強いところをはじめ、ほぼ全身皮膚が乾燥するた

め、普段クライアントが使っている保湿クリームを持って来てもらい、それを分析

家が優しく撫でながら塗りました。

その際、思い浮かぶことを語り分析する事も、語りながら眠る事もありました。

これを根気強く続けていくうちに痒みが治まって、夜眠れるようになり、肌も次第

にきれいになっていきました。

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6、睡眠と食欲の関係

健康な身体のバロメーターとは、快眠、快食、快便です。

心配・不安などの精神的な負担、ストレスがあると、身体にも影響が及び、睡眠、

食事、便通が乱れます。

クライアントの訴えの中にも、程度の差はありますが不眠や中途覚醒、入眠困難な

どの睡眠障害が見られます。

身体が健康な状態は、一日働けば当然疲れますが、その疲れが一晩寝れば解消され、

次の日に残らない事です。

そのためには、睡眠時間と睡眠の質が大切です。

睡眠は身体面だけでなく精神面にも影響が出ます。

睡眠不足になると、集中力や判断力・意欲が低下し、脳の神経が過敏になりやすく

不安や恐怖など感情のコントロールがしにくくなります。

人間には『体内時計』が備わっていて、意識しなくても日中は身体と心が活動し、

夜は休息状態に切り替わります。

この体内時計は毎朝光を浴びることでリセットされ、一定のリズムを刻みます。

体内時計の中心は脳の視交叉上核にありますが、身体のほぼ全ての臓器に体内時計

があり、脳の視交叉上核からの指令で様々な生体リズムを調整しています。

例えば、血圧の日内変動やホルモンの分泌、自律神経の調整等です。

体内時計を調節し、覚醒と睡眠を切り替え自然な眠りを誘う睡眠ホルモン、メラト

ニンがあります。

メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンです。

朝、光を浴びると体内時計から信号が出され、メラトニンの分泌が止まります。

目覚めて14~16時間くらいすると再び体内時計から指令が出て、メラトニンが分泌

され眠りを誘います。

メラトニンの分泌は主に光によって調節されます。

そのため夜中に強い照明の光を浴びると、体内時計が乱れてメラトニンの分泌が抑

えられます。

これが睡眠・隔世のリズムが乱れる原因になります。

交代勤務や夜間の仕事をされる方、夜遅くまでパソコンやゲーム・テレビ画面を見

ている方は、体内時計が乱れて睡眠など心身に影響を与える事になります。

また、睡眠は体内のホルモン、食欲を抑えるレプチンと、食欲を増進するグレリン

というホルモンの分泌や自律神経にも影響を及ぼすと考えられます。

私が経験したのは、物理的に睡眠時間が極端に少なくなる、更に小間切れになる事

によって、食欲が減退する事でした。

分析家の独り言 778(睡眠障害、皮膚疾患・アトピー、不安・心配性の方へ)で書き

ましたが、通常の仕事や家事をしながら約3ヶ月の間に3回の引っ越しをすること

になり、睡眠時間はほぼ毎日3~4時間。

ピーク時は昼間1時間寝て、夜2時間寝るという状態でした。

それが続くうちに、食欲が無くなって痩せていきました。

引っ越しが全て終わり日常の生活に戻り、通常の睡眠をとるようになると食欲も体

重も元に戻りました。

皮膚疾患(アトピー)で悩むクライアントも痒みで夜眠れず、それと共に食欲が減

退し、一日一食か二食になりました。

逆に睡眠不足によって、食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌が減少し、食

欲を高めるホルモンであるグレリン分泌が亢進するため、食欲が増大することもあ

ります。

すると当然太っていきます。

肥満の原因に一つに睡眠不足が考えられるという事です。

いずれにしても、睡眠と食欲は互いに影響し合うことをクライアントや私自身が体

験しました。

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7、睡眠障害、レム睡眠・ノンレム睡眠

年齢や体調にもよりますが、一日くらいの徹夜なら何とかなるのですが、徹夜が続くと、

身体だけでなく精神的疲労が回復しなくなります。

すると、うつ傾向になり、気持ちが落ち込むようなこともあります。

実際、仕事のために徹夜を余儀なくされて、うつ病のようになり自殺したという事例や、

幻聴、幻覚が出てくることもあります。

身体面では、徹夜が続くなど睡眠がとれないと、当然ノンレム睡眠もとれません。

ノンレム睡眠中は、大脳を全体的に休め、体の細胞を修復したり、免疫力を増強させたり

する大切な時間です。

もし眠らないと、細胞の修復が滞り、ガンになる確率が上昇し、また血圧の上昇、血糖値の

増加、LDLコレステロール値・中性脂肪値が上昇します。

レム睡眠中の脳は、起きている間に得た大量の情報から必要なものと不要なものを眠りな

がら整理し、必要な記憶の定着や記憶を引き出すための索引作りを行っています。

また、レム睡眠中は自律神経の統制が取れなくなるので、心拍数や脈拍がふつうの人でも

乱れます。

そのため極端な短時間睡眠になってしまうと、睡眠中に突然死が起こることも考えられま

す。

このような観点からも睡眠な大切さがわかります。

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8、睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)が

一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上起こる症状をいい

ます。

睡眠中に呼吸が止まったりするので、脳と心臓への酸素供給量が極端に減少します。

そのため睡眠関連呼吸障害が続くと、脳と心臓がかなりダメージをうけます。

当の本人は、睡眠中のことですから無呼吸の状態に気付く事が無く、普通に睡眠時間をと

っていると思っています。

ところが実際には脳と心臓への酸素供給量が少ないために、日中は耐え難い眠気を感じます。

睡眠時無呼吸症候群の新幹線の運転士が居眠りをしてしまい、あやうく大事故になるとこ

ろだったという事例もあります。


治療法として軽度の症状には歯科装具(マウスピース)を使います。

スリープスプリントといわれ、下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで

上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。

重症の場合には、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」といわれる、

寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておく装置を用

います。

睡眠時にこのCPAPを装着しているクライアントが居ます。 

フォンドル・セラピーでは、CPAP無しに静かに眠られます。

クライアントは不思議だと言います。

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9、皮膚疾患

かゆみのある湿疹を伴うアトピー性皮膚炎などの皮膚の病気があります。

皮膚は、表面の皮脂膜やその下の角質細胞、角質細胞間脂質などがバリアの役割を担って

おり、外からの物質の侵入や水分の蒸発による皮膚の乾燥を防いでいます。

アトピー性皮膚炎では、これらの「皮膚のバリア機能」が弱まっているため、外からの異物

が容易に皮膚の中まで入りこみやすい状態になっています。

「皮膚のバリア機能」はもともとの体質もありますが、皮膚を引っかいたりこすったりと

いった物理的な刺激や、汗、石鹸、化粧品、紫外線などによっても低下します。


精神分析では、皮膚=自我といいます。

皮膚より外側は非自己、皮膚を含んで内側は自己です。

皮膚は、外からの物質の侵入や水分の蒸発による皮膚の乾燥を防ぐ働きがあるように、自我

は他者と自己を分ける境界線です。

この自他の境界線である自我自我境界が脆弱で曖昧でれば、簡単に外、他者からの侵入を

許してしまいます。

自他の区別が曖昧にもなります。

これが極端に行われると、自己は完全に他者に乗っ取られてしまいます。

こうした自我の傷つきは皮膚の傷つき・病気として表れます。

赤ちゃんの頃からアトピーであったり、途中から出てきたりしますが、それらは何らかの

自我の傷つきを本人も意識出来ず言語で語れないために、身体化され症状として表れたも

の(アトピー性皮膚炎・湿疹・蕁麻疹など)です。

この自我の傷つきを実際に皮膚(肌)をやさしく撫でることで癒し、更にどのように傷つ

いたかなどを語ることによって自覚・意識化し自分への知を得て自我と自我境界をつくっ

ていきます。

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10、不安・心配・緊張

そもそも0~1.5歳の口唇期に母に適切に世話されることで学び得る "基本的信頼" が無く、

"基底不安" を学ぶしかなければ、何をするにも不安で心配になったり、緊張が高くな

ったりします。

数ある事柄の中からマイナスの可能性や結果を選び、悪いことが起きたらどうしようと腐心

し疲れます。

自分でお腹を触る行為は、不安から逃れたい、自分を守りたいとの防衛本能などの心理が

働き、自分で自分を癒す行為を無意識にしているといわれます。

お腹の中には臓器があり、この臓器を損傷すると生命の危機に繋がるためお腹を触り守る

ことで安心を得ようとする行為と考えられます。

これらのことから、不安・心配・緊張の高い場合は、お腹を撫でると安心します。

フォンドル・セラピーは、治療者がクラインとのお腹をやさしく撫でることでクライアン

トの不安・心配・緊張を和らげていきます。

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11、赤ちゃん時代に刻まれるべき" 音・圧・温 "、"スキンシップ"

赤ちゃん時代に母にしっかりと適切に抱っこされる事で、最初に" 音・圧・温 "の三つの

文字が刻まれます。

母の胸に抱かれた時に赤ちゃんに聞こえる母の心臓の鼓動である"音"

母に抱っこされることにより皮膚に感じる適度で心地好い圧迫感、" 圧 "

母に抱っこされて皮膚が接触して伝わる母の温もり、" 温 "

この3つのイニシャルが脳と心に登録されることが必要です。

これらを更に言い換えると "スキンシップ" ということになります。

赤ちゃん時代の言語以前の欠損は言語では補うことが難しいため、スキンシップと併用す

ることが必要と考えました。

やさしく撫でるという行為は "圧"と"温" を満たします。

撫でられる時の心地よい圧迫巻と治療者の手の温もりです。

そこに会話があればその声は"音"になります。

音楽を聴きながら行うというのも効果的です。

思い浮かんだこと、言いたいことを言い、それを否定されたり非難されたりすることなく聴

き続けられ癒されます。

「言える」ことは「癒える」ことです。

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12、終わりに

フォンドル・セラピーをしているとよくわかるのですが、季節に関係なく人の体温は身体の箇

によってばらつきがあります。

例えばお腹の中でも、お臍の辺りが冷たかったり、下腹が冷たかったり、温度差があります。

身体の末端、手や足の血行が悪く冷えていたりします。

いずれにしても、お腹はエネルギーをつくるところなので、そこが冷えている状態は良いこと

はありません。

季節を問わずお腹が冷えるのは、内臓の冷えが考えられます。

内臓が冷えると、代謝が低下し血行が悪くなりお腹全体が冷えます。

そこでお腹や身体を撫でていくと、治療者の手の温もりが伝わって温かくなります。

この温もりはホッとし緊張をほぐすリラックス効果があります。

この中で睡眠に入る人、語る人、様々です。

「ホッとする」、「子どものがお母さんに撫でられているようだ」と言われます。

実際にお母さんに撫でられてことはないそうですが。

癒されてください。

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13、所在地、連絡先

‐ 所在地 ‐
 ラカン精神科学研究所 唐崎セラピールーム
 〒520-0106
 滋賀県大津市唐崎2丁目2-1-202
 *駐車場有り
 最寄り駅から、唐崎セラピールームへは地図Google mapをご覧ください。
 (地図の蓮池町13‐6コーポ唐崎の奥隣4階建てマンションの2階)

‐ 連絡先 ‐
 携帯 090-7357-4540
 電話 077-558-8766
 * 面談中で電話に出られないことがあります。留守電に連絡先の伝言を残してもらえば  
  後ほど連絡します。
 * 番号非通知の着信には出られません。
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